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マンガ大賞考──2013年は「海街diary」──世間との数少ない接点

manga-gaku 今年のマンガ大賞が決まったらしい。

マンガ大賞とはなにかとWikipediaから引くと。

マンガ大賞(まんがたいしょう、英題: Cartoon grand prize)は、マンガ大賞実行委員会によって主催される漫画賞である。友達に勧めたくなる漫画を選ぶことをコンセプトにしている。発起人はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記。2008年3月末に第1回マンガ大賞が発表された。

 ということらしい。



 脱線するが、タイ語にマンガやアニメのことを呼ぶ独自の言葉はない。なんというかと言うと英語のカトゥーンである。それは英語のそれに匹敵するマンガ文化がなかったからだろう。りんごは「アップル(発音はエップン)」。これまた当然だ。あの国でりんごは成らなかったから。高級輸入品なので水商売のねーちゃんによくねだられたものだ。いまは違うようだけど。

 世界で「manga」という日本語、「anime」(本来は英語だが、それとはまた別の意味で使われている)という日本語?が普及しているのとは対象的な話になる。Tsunamiという世界標準語には胸が痛むが。



 マンガ大賞の対象になる作品は限定されているとか。再度Wikipediaから。

選考年の前年の1月1日 - 12月31日に出版された単行本の最大巻数が8巻までに限定された漫画作品(過去にマンガ大賞受賞作は除外)を対象としている。これは「8巻まで出ていれば、人に勧めたいマンガの面白さは発揮されているだろう」「それ以上の長さのものは、面白さは世間に知れ渡っているだろう」「これ以上長いと、気軽に手に取るにはちょっと量がありすぎる」ためだという。

 なるほどね。「8巻」までという限定はおもしろい。



 2008年の第1回が「岳」。これはビッグコミックオリジナルだから知ってはいた。でも読んでなかった。それからまとめ読みした。このブログにも感想を書いた。

kanren1
「岳──みんなの山──石塚真一を読む」


 いまこの文を読み返してみたら、マンガの話なのに麻生さんの漢字誤読に触れていて苦笑した。

 私にとってマンガ大賞とは、ビッグコミックやモーニングすら買わなくなった身に、この作品のことを教えてくれた恩義になる。またそれは「インターネットの価値」にも繋がる。インターネットの流し見する情報で「今年のマンガ大賞に『岳』が撰ばれた」と知らなければ、私は今もこの作品のことを知らなかった。感謝、である。



manga-chihayafuru 2009年は「ちはやふる」。テーマは競技カルタである。タイトルは小倉百人一首の撰歌「ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは」から来ている。テレビアニメにもなったというから万人の知る作品なのだろう。

 私はかるたに疎く、毎年正月のニュースでやる競技かるたの映像も、奇妙なものだと思って見ていただけだが(挌闘技なのはよくわかった)、唯一「ちはやふる」は落語のネタで小学生のときから知っていた。諳んじられる数少ない一首である。落語演目「千早振る」はよくできたネタだ。落語らしくて罪がない。

 私はこどものころから人後に落ちないマンガ好きだったが、少女漫画のタッチだけは受けつけなかったので、この作品も、とてもよく出来たストーリィだと感心したが、購入とまでは行かなかった。マンガについて、それなりに語れる知識を積み重ねていると自負しているが、こと少女漫画だけは「ベルサイユのバラ」とかも読んでいないし(読もうとしたがつらくてダメだった)何も知らない。



manga-teruma
 2010年はヤマザキマリの「テルマエ・ロマエ」。これは西原理恵子のエッセイで知り、受賞以前に購入していた。嫉妬心の強いサイバラは「あんなもんで稼ぎやがって」と相変わらずの口の悪さでこの作品を誉めていた。
これは画期的な作品だ。「こんな世界でマンガを描ける」というのに驚嘆した。発想がぶっとんでいる。

 阿部寛主演で映画にもなったらしい。DVDにはもうなっているのかな。今度借りてみよう。
 気楽なのは、原作と映画は異なっているだろうが、この作品に関しては、それに苛立たないことだ。作者の感覚を監督がどう受けとめたのかというセンス勝負になり、それが自分の願うものとは異なっていたとしても、それはそれで割りきれる。阿部寛でいうと業田良家のマンガを原作とした映画「自虐の詩」があった。すっきり割りきれて楽しめた。小説が原作の作品で感じる違和感がないので助かる。これもきっとアベちゃんのいい味が出た作品になっていることだろう。


kanren1  DVDで映画「テルマエ・ロマエ」を観る



manga-3gatsu
 2011年は「3月のライオン」。これは将棋好きとして当然受賞以前から「話題の将棋マンガ」として知っていたが、絵柄が私好みではないので読まずにいた。なぜそういう情報を知っていたかというと、将棋雑誌である。日本将棋連盟の機関誌『将棋世界』は、将棋の普及に熱心だ。だから将棋をテーマにした小説やマンガが話題になるとすぐに紹介する。それで知ってはいた。でも将棋マンガには落胆することばかりなので近寄らなかった。

 受賞と知って読んでみた。全巻持っている。監修は先崎。「月下の棋士」のようなアホな将棋マンガよりも遥かによく出来ている。ただこれも女流漫画家のタッチなので私にはむずかしい。これはあらためて「将棋」の項目で書こう。将棋はマンガの素材としては適していないと思っている。とはいえ「月下の棋士」や「ハチワンダイバー」のような世界とはまたちがった将棋マンガの切り口として、この作品は高く評価されるだろう。ってもう評価されてるのか(笑)。



manga-gin
 2012年は「銀の匙」。北海道の農業高校が舞台。さすがにこの種の青春マンガを楽しむのはきつくなってきたので、この「銀の匙」と「ちはやふる」は漫画喫茶でお茶を濁した。初めて読んだとき、「荒川弘」って男の漫画家なのにタッチが女っぽく、最近はもう男女の区別なく、みなこんな感じの絵なのかと思ったら、女だった。「弘」は「ひろむ」と読むらしい。「ひろむ」って名前は部落出身の売国奴野中広務しか知らない。

 ここまで「岳」以外はみんな女漫画家だ。そういう時代なのか。それともこのマンガ大賞というものの視点がそっちなのか。かといって「これを撰べ!」と推す作品があるわけでもないが。



manga-umimachi
 発表になったばかりの2013年度マンガ大賞(2012年に発刊された作品から撰ぶ)は、この「海街diary」に決まったそうだ。これは知らない作品。そのうち漫画喫茶で読んでこよう。
 吉田秋生という作者も女性らしい。女の時代なんだな。

 まったく知らなかったので、どこで連載されているのだろうと調べてみた。
《『月刊flowers』(小学館)に不定期に連載》とあり、じゃあ「月刊flowers」ってなにと調べると、《小学館から発売されている日本の女性向け月刊漫画雑誌》だとか。そりゃ知らん。でも毎週「女性自身」や「女性セブン」まで立ち読みし、芸能人のゴシップまで完全掌握(笑)していた雑誌マニアのむかしなら、きっと知っていたろう。

 そういや「3月のライオン」も単行本で買ったから掲載誌を知らなかった。「ヤングアニマル」白泉社と知って、さらに首を傾げた。今までにいろんなヤングなんとかが出たけど「アニマル」は知らない。なんちゅう命名センスだろう。それと出版社の名前だ。「白泉社って、フランス語の教科書出してなかったか!?」と思ったら、それは白水社だった。



 芥川賞や直木賞の受賞作だけを熱心に読むひとがいる。私はそういう読書はしないけど、買うほどでもないが無視できないというような作品は図書館で借りて読もうと思うことがある。すると受賞したばかりの作品には、なんと何十人もの予約が入っていて一年先まで読めなかったりする。それを知ると読む気が失せて、すんなり諦められた。そしてまた2年後ぐらいにふいにそれを思い出して探すと、今度は誰にも借りられることなくひっそりと眠っているのだった。

 そういう読書法を嫌っている、というかあなどっているのに、マンガ大賞受賞作品を知って、それを読む、というのは、まったく同じ感覚になる。嗤えない。

 でもまあアンテナを張ることをやめてしまい、ますます世間とは遠ざかり仙人ぽくなってきた今だから、こういうのの世話になるのもいいかもしれない。
「おとなのマンガ大賞」とか、そんなのはないのかな。それがあると助かるんだけど。
 漫画評論もする呉智英さんは、いまもこの種の漫画をきちんと読破しているのだろうか。

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【追記】──「孤独のグルメ」再読

kodoku
 年明けだったか、いや年末か、もう忘れたけど、ネットで「『孤独のグルメ』が話題になっている」と見かけた。なぜ話題になっているのかも忘れたが、とにかくそれで、再読した。懐かしかった。1990年代中期の作品である。
そういう刺激を与えてくれるから、やはりネットってのはありがたいと思う。だってそれがなかったら、私がこの作品を読み返すことはなかったから。

「忘れた」ばかりじゃまずいので調べてみた。そうか、テレ東でテレビドラマになったのか。テレビドラマになって話題になり、いま、むかしの原作本が売れているという話だった。テレビを見ないのでこのへんもズレている。
それにしても近年のテレ東、なかなかやるな。

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【追記.2】──青春モノ嫌い

 学校を舞台にしたような青春モノが嫌いだ。それは齢のせいかと思ったが、思えばこどものころから、むかしから大嫌いだった。

 学園ドラマとして日本一有名なのは「金八先生」だろうが、あれ以前にも、私の時代にもその種のものはあった。千葉県知事森田健作はそのころのスターだ。
 生徒が主役だと、スポーツが得意な明朗快活な主人公がいて、マドンナ(笑)がいて、勉強だけが得意な青白いイヤミなインテリがいて、落ちこぼれがいて、ワルがいて、教師は敵になる。教頭は腹黒く、校長先生はいいひとだった。「熱血教師」が主役のものも、基本配役は同じである。シリーズによって変るのはスポーツの種類ぐらいだ。

 クラスには、それが大好きな連中がいた。
 私は当時から嫌いで一切見なかった。
 その理由を考えてみると、教師一族(当時田舎の没落地主は教育をつけて、そうなるぐらいしかなかった)であり、校長だった父が毎晩のように泥酔し、部下を連れて我が家で二次会の乱痴気騒ぎをやっていたことから、当時は聖職(笑)であった教師の実態をふつうよりはすこし知っていたということもあろうが、それ以上に、学園ものの勧善懲悪というウソっぽさが嫌いだったからのように思う。いわゆる「オケツがこそばゆくなる」であり、夕日に向かって海辺を走る感覚になじめなかった。

 金曜八時の「金八先生」を見ない、知らないのは、金曜八時はプロレスを見ていたからと思っていたが、もしもそうでなかったとしても私は見なかったと気づく。ああいう世界が嫌いなのだ。番組表だけの問題なら、あとからビデオでもなんでも見ることができる。それをしなかった。いまもしていない。

 そのころから一貫して嫌いなのだから、さすがにいま「学園マンガ」はきつい。

「ビー・バップ・ハイスクール」のようなのも嫌いで読まなかった。嫌うというより読んでいてつまらないのだ。作品世界に興味がない。
 学校が嫌いな落ちこぼれで、ああいう作品世界が大好きなのがいる。ほんとうは学校が好きで、自分なりの理想の学園生活を夢見ているのだろう。
 ああいう作品を一切合切大嫌いなことからも、私の学校嫌いのほうが本物?だと思う。

 マンガ大賞に選ばれるような話題の作品を「読んでみよう」と思いつつ手がでないのは、齢をとったからとか、絵のタッチが、とかではなく、「学園モノは嫌いなのだ」という基本を確認した。

---------------

【追記.3】──「海街diary」を読んでみた

 夕方、すこし時間が出来たのでまんが喫茶で「海街diary」を読んでみた。 
なるほど、こういう作品なのか。粗雑な頭なので、複雑な人間関係を理解するまで時間が掛かった(笑)。わたしゃ複雑な家庭環境モノも苦手なんだよなあ。

 世の中には、平凡だけどしあわせな家庭に育ったのに(育ったからこそ)波瀾万丈の家庭モノを好む人もいるのだろう。私が絶対に見ることのない「大家族モノ」なんてテレビ番組が受けているのも、その流れなのだろう。
まだ一巻とニ巻しか読んでいない。感想は、通読してから書こう。 
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