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将棋話──BS日テレ「加藤浩次の本気対談」の渡辺竜王を見る──朝日杯の日

Shogi.gif 昨年暮れに自力でアンテナを取りつけBSCS放送が見られるようになった。もちろん無料放送のみ。今後も有料放送を契約するつもりはない。だって見ないもの。いくらなんでももったいない。

 いまのところ見たのは競馬をすこしだけ。もともと目的はそれだった。早いときは12時からやってくれる。それと16時からの放送がありがたい。最終レースが見られる。

 私のテレビ視聴は、地上波の番組欄を見て、 おもしろそうなものをひとつふたつ録画しておき、時間の出来たときに見る、というもの。リアルタイムではまったく見ない。いわゆる「起きたら、まずはテレビを点けて」という習慣は完全になくなった。もっとも起きるのは午前3時だが(笑)。
 録画しておいた番組も、ほとんどがつまらなく、すぐに消してしまう。半分も見ずに消してしまうことも多い。そうそう録画保存に価する番組があるものでもない。



 とはいえ時間があるとネット検索しておもしろそうなバラエティ番組を探し、サブディスプレイに流して片手間に見たりするから、私がテレビから足を洗ったかどうかはあやしい。鼻カルボがテレビは見ないと言いつつやたらテレビ番組に詳しい(ネットで見ているという設定。ウソだろうけど)。あれでは「テレビ受像機で見なくなった」にすぎない。私もそれにちかいか。

 昨日は「有吉オリラジの結婚相談所」というのを見た。こちらの番組表で見た記憶がないので、どこでやっているのだろうと調べたら関西テレビだった。なら見たことがあるはずもない。しかし便利だ。関西の番組はおもしろい。

 ひとつ確かなのは「CMを見なくなったこと」だ。録画しておいた番組でもCMはスキップするし、ネットのファイルでは最初から省かれている。だからこれからもそこそこテレビの話題にはついてゆけそうだが、「話題のCM」はわからなくなる。しかしそれを知っているメリットよりも、不快なCMを見ずにすむほうがはるかに快適だ。
 特にこのごろの「清潔関連商品CM」は異常だ。「ひとは寝ているときにもこんなに汗をかく。わあ臭い、消臭しなきゃ、除菌しなきゃ」のようなのは精神を病んでいる。電車の吊り革を握れないというような病人を生産しようとしているのか。



kato というような前振りを長々と書いているのは、なぜ今日、BS日テレの午後10時からの渡辺明竜王出演番組を見つけられたかが自分でもよくわからないからだ。ふだんBSCSの番組表なんて見ない。BS日テレというのを見たのも初めてになる。

「加藤浩次の本気対談」なんてもちろん知らないし、彼の朝の番組も見ない。テリー伊藤の出ているあれはハッキリ言って嫌いだ。政治的な事件があり、テレビを見なければならないときでもあれは見ない。

 どうして見つけられたのだろう、将棋の神様が見ろと言ったのか。と考えたので、録画もしつつ、リアルタイムで見た。



 しかし内容はひどいものだった。
 まず、加藤浩次がまったく将棋を知らない。この番組のコンセプトは、タイトル通り「加藤浩次がいま興味を持っているひとと、熱烈に本気の対談」のようでいて、じつのところは、「番組スタッフがいま話題のひとを見つけてきて、加藤と対談させる。加藤はなにも知らない」であることがよくわかった。

 そしてまた加藤も、「つけ焼刃で勉強したってかえって失礼だから、おれは生(き)のままで行きますよ」という姿勢なのかどうか、将棋智識は台本に構成作家が書きこんだ数行程度でしかない。もしも加藤のほうに「何も知らないでは相手に失礼だから、相手が決まってから一週間、必死に智識を身に着けた」のような姿勢があったら中身はちがっていた。形として「おれは生のままで行きますよ」と「将棋を知らない加藤」を演じたとしても、そこにそういう真摯な姿勢があったら、勉強していたら、ちがっていた。隠しようがない。出てしまう。そしてまたそれは見抜ける。それがこちらの趣味の力だ。

 将棋を知らず、その場の雰囲気だけで適当にしゃべる加藤に惘れた。いやでもそれがテレビなんだけど。
 一応「羽生さんとやったときはどうだったんですか」などと問うのだが、台本通りに問うているだけで、羽生のことなんかなにも知らないのが透けて見える。つまり、同じ「羽生さん」でも、将棋を知っていて心から羽生をすごいと思っているひとの「羽生さん」と、台本にあるから口にする何も知らない「羽生さん」はちがうのだ。それは見えるのである。
 私は「竜王に失礼だ」と立腹した。あまりに無内容だ。これ、他のジャンルのかたを迎えたときも同じなのだろうか。見る気はないが。



 と書いて思った。もしもここに加藤と親しいひとから、「加藤さんは竜王に失礼のないように、この一週間、ハードスケジュールのあいまに、必死に将棋の勉強をしたんですよ。なにも知らないくせにかってなことを書かないでください!」なんて抗議が来たらどうしよう(笑)。
 そのときは、「そうだったんですか。失礼しました。そんなに必死に勉強したのに、あの出来栄えなんですから、加藤さんてほんとに無能なんですね」と応えるしかない。

 いやでもほんと、わかるんだ、芸人のどうでもいいトークでも、中学高校とサッカー一筋だったなんてのがサッカーを語ると熱さが迸る。それは見える。今回加藤が、自分の知らない世界のことを、単に小器用にそつなくこなしているだけなのが見えていた。わるい言いかたをするならやっつけ仕事だ。



watanabe 見直したのは渡辺の姿勢だった。番組趣旨を説明され、プロ棋士の内実を、将棋を知らない加藤や視聴者にもわかるように話して欲しいとでも言われたのだろう、非礼で無智な加藤に腹立つこともなく、丁寧に応対していた。「これが将棋の普及に役立つのなら」と割り切ったのだろう。その意味でのみ、とてもよかったと思う。

 相変わらず渡辺のもの言いはぶっきらぼうで冷や冷やするが(笑)、その意味ではおとなだった。渡辺は今日の番組出演に関する感想を日記に書かないだろうか。この番組の趣旨をどう思ったか。聞いてみたい。
 渡辺と親しい周囲は、まずまちがいなく、「あの加藤さんてひと、将棋のことぜんぜん知らなかったですね」「竜王、腹立たなかった?」なんて訊いたろう。なんと応えたのか。

 私が将棋に詳しいから物足りなかったのではない。そこのところは強調しておきたい。《番組コンセプトが、加藤の姿勢が、安易であるのが「見えたことが不快」》だったのだ。

 同じ将棋を知らないでも、前記したように加藤やスタッフ、構成作家が、渡辺に失礼のないように懸命に勉強して作ったなら、同じ「将棋を知らないひとにもわかるように作った番組」であれ、中身はちがってくる。それこそ将棋が好きなひとにはそれが見える。極めて安易で雑な作りの番組だった。それが予算も少ないBSという世界の現状なのだろう。



 渡辺のテレビ出演と言えば、竜王戦を追った「情熱大陸」(TBS)と、将棋ソフト「ボナンザ」との対決を追ったドキュメント「運命の一手」(NHK-BS)が有名だ。ともによく出来ていた。あれとは比ぶべくもない。でもまあ渡辺竜王の気さくな一面を見られたからいいか。と思うことにしよう。でないと腹が立つ。

(【後記】──自分のサイトの将棋に関する古い文を読み返していたら、「情熱大陸」を見て、「期待していたのに最悪だった」と書いているのを発見。「ともによく出来ていた」と書いたのはまちがい。失礼しました。)

---------------

 17日は朝日杯があり、羽生対行方、佐藤対伊藤、その勝者のふたり羽生対佐藤、谷川対三浦、藤井対広瀬、その勝者である谷川対藤井の6局が見られるという豪華な日だった。羽生と、勝率1位でA級復帰を決めた行方との対決なんて黄金カードだ。そして私にとって最高のカード「羽生対佐藤」である。それが一日に見られる。たまらない。そのあとのこの番組だから、17日は一日中将棋漬けだったことになる。
 谷川将棋連盟会長の二連勝も見られた。しかも相手は三浦と藤井である。光速流、健在だ。

asahihai

















 今日18日も、残りの6局が見られる。渡辺は親友の村山に勝てば、久保か郷田と当たる。郷田と当たれば棋王戦の前哨戦になるし、久保の振り飛車との対決も楽しみだ。村山にはわるいが、ここは渡辺に勝ちあがって欲しい。久保対郷田もわくわくする。現棋王と前棋王の対戦だ。
 森内と木村は矢倉だろうか。菅井は振り飛車だ。二十歳の最若手。勝ちあがってベスト4まで行け。今日も棋譜中継を一日中見ることになりそうだ。毎度の結び。ありがたい時代である。むかしはNHK杯戦をラジオで聞いたもんじゃった。

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【追記】──18日の将棋

 今日は郷田久保戦。郷田勝ち。渡辺村山戦。渡辺勝ち。よって郷田と渡辺の棋王戦前哨戦が実現。
 渡辺、完勝。このままだと渡辺奪取の可能性が高い。郷田ピンチ。がんばれ。

 菅井丸山戦は菅井勝ち。森内木村戦は森内勝ち。菅井森内は菅井勝ち。現名人の森内、元名人の丸山を破って菅井、昨年に続いてベスト4進出。見事。

 準決勝で羽生渡辺戦がまた実現する。もうひとつは谷川対菅井の関西対決。
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メールは、moneslife2000@kpe.biglobe.ne.jpまで。

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