生活の乾電池がみなeneloopになってしまった。意図的にしたのだから「なってしまった」はおかしいか。eneloopにした。経済的なことよりも乾電池を捨てる手間がかからなくなって助かる。あれは面倒だし、毎度もったいないなと思っていた。
いつもEvoltaを最低でも8本は買い置きしていたのだが、これからはもう無縁になる。
あらたにeneloopの単3を8本、単4を4本追加注文した。青森にあるインターネット通販。ヤマトメール便で届く。
青森の田舎の通販が秋葉原より安いという愉快な時代になった。おそらく店舗を持たず倉庫だけで、それこそ若者が友人数人とやっているような会社なのだろう。Amazonや楽天じゃなくて、こういうところを応援したい。
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届く日に届かない。急ぐものではないからどうでもいいのだが一応調べてみた。すると「投函済み」になっている。届いていないのにあちらは届けたと言っている。これが朝の10時。
まあカリカリする必要もないとほっておいた。届けていないうちに処理部門がもう届けたとしてしまうこともあるのだろう。夕方まで待ってみた。
夕方5時。もういちど調べた。やはり「投函済み」となっていて、もうこの仕事は終りましたと、これ以上の問い掛けは出来ないようになっている。配送中だと、いまどこの営業所にあるとか、明日の何時に届ける予定だとか調べられるが、すでに配送済みでは、なにも調べられない。でも届いていないのだ。
となるとこちらもカチンと来る。信頼しているヤマトなのに、それはないではないか。メールでそれを指摘した。どういうことなのかと。
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1時間後の19時に電話が来た。営業所。
「メールが届いてからあれこれ調べたが、担当の運転手といま連絡が取れないので詳しい事情はまだわからない。誤って投函した可能性もあるので引きつづき調査する。今夜は無理なので明日の朝になってしまうが、それでもいいか」とのこと。
腰の低い応対で不満はない。「担当の運転手といま連絡が取れない」がちょっと謎だが(笑)。
「私はヤマトのファンなんですよ。Amazonが佐川からヤマトになってよろこんでるんです。頼みますよ」と伝えた。
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次の日の朝の9時、短髪で白髪頭の小柄な運転手が届けに来た。私の部屋は302号なのだが303号室に投函してしまったとのこと。すみませんすみませんと何度も謝るので、そんなに気にしないでくださいと言う。
そのあと営業所から連絡。「届いたでしょうか?」という確認。また謝っているので、「いえいえ、届いたんですからもういいですよ。私はヤマトの会員にもなってるんです。応援してるんで、がんばってください」と伝える。
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あちらのミスだったのだが、営業所の叮嚀な応対と、運転手の平身低頭で、まったく不愉快ではなかった。
そういうことなんだよね。それだけのこと。
佐川に缺けているのが何かをあらためて思った一件だった。
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- 2012/06/18(月) 12:14:52|
- 世相
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