民主党の、あの部落利権大臣・松本龍の応援演説をする菅原文太──愛川欣也二世(笑)──ヤクザ映画嫌いだった自分を誇りに思う夜

 衆院選投開票を16日に控え、福岡1区の民主、自民両党の対決は熾烈さを増し、「仁義なき戦い」の様相を帯びている。8選目を目指す元環境相で民主前職の松本龍氏に、元県議で自民新人の井上貴博氏が挑む構図だが、民主党への逆風もあり、井上氏が頭一つリードする。両陣営とも「面子にかけて負けられない」と意気込んでおり、残り2日間の“死闘”に挑む。

「わが家の家訓は『困難に立ち向かうことを喜びに思え』。民主党政権の3年間で日本はガタガタになってしまった。今立ち上がらずしていつ立ち上がるのか。福岡県の象徴であるこの1区に必ず自民党の旗を立ててみせます!」

 13日午後、福岡・博多駅近くでこう訴える井上氏の後ろで満足そうにうなずく男がいた。麻生太郎元首相。
この後も井上氏とともに選挙区内計6カ所で「1区から真の保守の候補が出てきた。ぜひ井上貴博に力を与えてもらいたい」と訴えて回り、主婦らの握手攻めにも気さくに応じた。

 麻生氏がここまで入れ込むのは、「渡世の義理」だけではない。自民党福岡県連は別の人物の公認を決めていたのに「勝てる候補を立てないと意味がない」と異議を唱え、代々にわたり福岡・中洲の「顔役」を務めてきた井上氏にすげ替えた経緯があるからだ。ここで井上氏が1区で敗れると面子丸つぶれとなり、責任問題に発展しかねない。自らの選挙区(福岡8区)にも帰らず、井上氏を支援する理由はもう一つある。先の総裁選で安倍晋三総裁を逆転勝利に導いた麻生氏は次期政権で重要ポストに就くのはほぼ確実な情勢。公認問題でへそを曲げ、動こうとしない県議らへ「これ以上俺に逆らうと後で困るぞ」と脅しをかける意味合いもあるようだ。

 一方、松本陣営は焦りを募らせる。平成8年の現行の小選挙区比例代表並立制導入後、一度も自民党に議席を渡したことがない民主党の「金城湯池」を簡単に渡せないという意地もあるが、それだけではない。

 松本氏は「部落解放運動の父」と言われる故松本治一郎元参院副議長(故人)の孫で、部落解放同盟の象徴的存在だからだ。実弟が経営する建設会社「松本組」は九州土建業界のリーダーでもあり、やはり面子にかかっているのだ。

 陣営幹部は「うちは民主党というより松本党」と胸を張るが、今回の逆風は民主党の混迷・失政だけが招いたわけではない。昨年7月に復興相就任直後、「知恵を出さない奴は助けない」などと失言を繰り返し、辞任に追い込まれた傷はなお癒えていない。

 陣営幹部は「これまで松本家が国会、井上家が県会と棲み分けし、良好な関係を保ってきたのだが…。
非常に厳しいが、これまで通りやるだけだ」と言葉少な。「決起大会」や「桃太郎」など選挙パフォーマンスを嫌い、極力避けてきた松本氏も今回はそんなことも言っていられない。13日も博多区の美野島商店街などを一軒ずつ訪ね、「よろしくお願いします」と頭を下げて回った。

 13日夜、東区の公民館で開いた個人演説会には、かねて親交のある菅原文太氏が“友情出演”した。言わずと知れた映画「仁義なき戦い」の主演男優。
「憲法を変えるとか国防軍を作るなんて言ってる敵の自民党に投票したらダメだよ。松本龍を男にしなきゃいかん」とドスを利かせた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000502-san-pol

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 このひとが役者を引退し、政治に命を懸けると宣言したとき、首を傾げた。その心意気はいいが、方向がぜんぜん見えなかったからだ。
 今回の発言でやっと、見えた。それがこれか(笑)。部落利権の松本龍応援か。バカ丸だし(笑)。なんぼのものかよくわかる。

 これで彼の主演したヤクザ映画のファンだったら失望ともなるのだろうが、私はヤクザ映画大嫌いでまったく見なかったし、そのあとのアイカワキンヤというバカサヨクと組んだ「トラック野郎」なんてのも嫌ったので(テレビの放送で何作か見ているが)このひとのこの思想は、ごく納得できる流れ。この程度のニンゲンだろうと思っていたら、あちらから、この程度のニンゲンですと名乗り出てくれた。

 ヤクザ映画が好きだった同世代の連中と飲むと、「ヤクザ映画を観たあとって、なんか、こう、映画館を出た後、高倉健や菅原文太になった気分で、肩を張って歩いたりするんだよね」と言ったりするのが多い。そこには暗黙の「おまえも、そうだろ」という同意強要があるのだが、ヤクザ映画など大嫌いで一切観なかった私は、同意することもなく、困るだけだった。
 とにかくサヨクが、学生運動家が、なぜかあの時代のヤクザ映画が好きだった。高倉健や菅原文太に自分を重ねていたのだろう。あれは彼らからすると自分が夢見る理想的なテロリストだったのか(笑)。

 菅原文太などというカスが主演したヤクザ映画なんてものを一切見てこなかった自分を、これほど誇らしく思った夜もない。菅原のこの応援演説の価値はある。カスだと確認できた、その点でのみ、彼の意思表明は尊い。
 ありがとう、さようなら。最初から好きじゃありませんでした、それを確認できて感謝しています。

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 【追記】──吉永みち子さんの「唐獅子牡丹」

 別ブログで「吉永みち子さんの歌う『唐獅子牡丹』が絶品だった」と書きました。その持ち歌は、団塊の世代であり、東京外語大で学生運動をしていたサヨクのみち子さんが、ヤクザ映画を支持していた証左になります。それは今現在、テレビコメンテータとして、サヨク的な発言をしているみち子さんの姿に繋がります。一貫性は大事です。私はみち子さんのサヨク的意見には同意しませんが、学生時代から一貫してサヨクであるブレない姿勢は認めます。当時のサヨクにとって、ヤクザ映画は理想的なテロリストのありかただったのですね。

 ま、それはともかく、女の歌う「唐獅子牡丹」で、みち子さんほどの、あんなドスの効いたいいものを知りません。十八番のそれは、その後もテレビ局関係者との飲み会で披露され、いまも絶品と噂されていると思います。それが絶品であることには今も同意します。
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