Windows8体験記⑤──けっきょく7と同じ環境──なんも変らん

たいぶ8に慣れてきた。今これも8で書いている。私はPCを自分好みにしないと何もできないので、ここまでくるのはたいへんだった。
市販のパソコンそのまま、MS-IMEの入ったので何かしろと言われてもなにも出来ない。まずはCapsLockと左Ctrlキーを入れ替えないとまともに文字すら打てない。MS-IMEの使いかたなど忘れている。というか使ったことがないので知らない。自分好みの環境に特化しないと木偶の坊なのである。だから外国のインターネットカフェでは苦労する。英語キーボードで「ろ」や「@」が見つからず焦ったなんてこともあった(笑)。



desktop7ver20121101







これが私のいつもの7のデスクトップ機画面。左ディスプレイをメインにしている。『VerticalEditor』の縦書き画面あたりが顔の正面になる。その左に広辞苑辞書という仕事環境。

右サブディスプレイにブラウザ。リアルタイムで将棋観戦中。その隣の緑はmp3再生ソフトのFittle。右端にガジェットの時計とカレンダーが見える。

左メインディスプレイの下部のタスクバーに主に使用するソフトをピン留めしている。ランチャーとしてOrchisを挿れているが、7になってこのタスクバーが充実してからはほとんど使うことがない。



ということで8。8独自の画面などもうみんな消してしまい、いつもと同じ環境。背景はSolid Colorで抹茶色(笑)。

desktop8image8711どこが8なんだと言われると困る。いつもこんなふうに自分流で使ってきた。こんなふうにしてしまったので、やっと8も私のものになったのである。

正面のテキストエディターは『QXエディター』。横書きで「旅日記」かなんかを書いている。テキストエディターもあれこれ使って、いまも有料のWZやMifesも入っているが、使うのはこのふたつばかり。私は「秀丸」はあわなかった。『一太郎』は今も最新をもっているがもう何年も使ったことがない。

右ディスプレイでBGVに洋画を流している。これは「フェイクシティ ある男のルール」だったか。その隣の青は7と同じくFittle。背景色、文字色を替えている。こういうことが好きなんで(笑)。上の緑背景がClassic。青背景はJazz。
iTunesは使わない。ああいう病的に我の強いソフトとは縁を切った。整理するときに使う音楽ソフトはMedia Monkeyのシェア版。



ekitokei上の7とのちがいは、まず7のガジェットが使えなくなったので、時計ソフトとカレンダーソフトを探してきて挿れた。しかしなぜガジェットをやめたんだ。わからん。そうか、あのあたらしいスタートアップ画面があるから要らないということか。でもあれを使わないのでこちらは必要。

時計ソフトは「駅時計」というもの。初めて使った。鉄道駅にある時計を模している。とてもいい。こんな感じ。

同じようなコンセプトで「NHK時計」というのもある。テレビの「7時の時報」なんかのときのNHKの時計とそっくりのデザイン。「平清盛」なんぞを見ているNHK好き(笑)にはいいだろうけどNHK嫌いの私はイヤ。

先日「アラフォー女嫌い」という独身四十前後の女がいかに根性が悪いかを書いたら、嫌いなアラフォー女がみな「平清盛」が好きなので嗤った。あのバカドラマはそのへんに受けるらしい。一桁の視聴率を支えているのは経済界の重鎮と淋しい日曜日のアラフォー女らしい。



kabecale左端にあるカレンダーソフトは「壁カレ」。これはなつかしい。発表されたのはいつだったか。90年代初期か。私が愛用していたのはWindows98のころだ。古手のフリーソフト。それがまだ活躍していて、8でも動くようなのでひさしぶりに挿れてみた。なんともなつかしい。制作者のかたに心から感謝。



8のよくないのは、いくつかの、いや、いくつものソフトが使えなくなったこと。広辞苑ソフトも使えなくなってしまった。辞書ソフトは「あらゆるもの」と言っていいぐらいもっているので、別のもので代用しているが、使い慣れた広辞苑が使えないのは痛い。なんとか解決策を探したい。
せっかく持っているのに使わない「会社四季報」「医学用語辞典」とか、もったいない。電子語学辞書は20ヵ国ぐらいもっている。

その他では、使い慣れている「アンインストールソフト」が使えないのも痛かった。BaiduやYahooを始めかってに入ってこようとするソフトが増えた。ブラウザの拡張機能やツールバーなど、気づくと入っていたりする。それらを削除しまくるために高性能のアンインストールソフトは必須だ。

私のこのブログではずっとBaiduに関する文にアクセスが多いらしい。それだけ迷惑を受けているひとが多いのだろう。ほんとにあの「いつのまにか勝手に入ってきているソフト」というのはたちがわるい。



8の数少ない良い点として、ディスプレイ全部にタスクバーを表示することが可能になった。これは細かい点だが使いやすくなって、良い。今まではメインディスプレイだけだった。サブには表示されなかった。これからは4面を使おうと4面全部にタスクバーが表示されるのだ。これはタスクバーをランチャーとして使うひとには便利である。もちろんオフにも出来る。上の画像を見くらべて欲しい。下部だ。7は左のメインディスプレイ下部にしかタスクバーが見えないが、8は2台とも入っている。

「8は7より軽くなった。メモリも喰わない。起動も速い」と言われるが、そうなのだろうか。実感はない。7がVistaより軽くなったのはすぐにわかったが。
メモリはたしかに、7だとすぐに使用中8GBぐらいになるけど、8だと5GBぐらいで止まっているようではある。
起動は速いかなあ、そうも思わないけど。まあFontを400種類も挿れているから、そうそう速くもなれまい。
そういや98の頃は「起動が重くなるので使わないフォントは削除しましょう」なんてやってたんだ。今は昔。私の使うフォントは20種類ぐらいだから無駄なんだけど、今のハードはこれぐらいは負担にならない。



Corei7に替える前のデスクトップ機は末期だったのか、たまにブルー画面が出るようになっていた。あれはキツい。さいわいCPUとマザーを替えてからその現象は起きていない。

8になってその「伝統のブルー画面デザイン」が変更になったのだとか。これだけはOSがVersion Upしても変らず、うなされるぐらいイヤな画像だった。あれがアッサリ風味になったらしい。参考画像を見た。アッサリになろうと、それでも見たくないが。

アッサリ風味と言えば、起動や終了画面が濃紺の地味なものになったのは、とてもよい。今までのWindowsの起動画面には、どんなVersionでも必ず色鮮やかなキラキラ画面の瞬間があり、それがなんか「おれはこんなにもいろんな色が表示できるんだもんね」という成金の押しつけみたいでかっこわるかった。もうそれからは卒業したのだろう、ごく地味に濃紺画面だけで立ち上がる。よいことだ。



今回のOSインストール、環境構築でとにかく助かったのは──正確に言えばそれは7の再インストールなんかでももう使えていたけど──Chrome系ブラウザの「同期」というやつだった。これはありがたかった。Gmailアドレスで同期すると、OS再インストールしたあたらしいOSのパソコンなのに、ブラウザがいつも使っている環境にすぐなってくれる。以前のユーザーフォルダからIEのお気に入りをUSBメモリにコピーしておき、なんて作業と比べると雲泥の差だ。
Chrome系は本家はもとよりCool NovoにIron、Comdo Dragonとぜんぶ挿れている
7のときのメインブラウザはIronだったので、8は気分を変えてComodoにしている。Ramdiskからの起動にしたので速い速い。

もっとも、同期するのはブックマークや履歴などで、ブラウザのフォントやdownloadフォルダなんかは手動で設定せねばならない。Cのユーザーフォルダを極力使わないようにしている私には煩わしい作業が連続する。とはいえとんでもなく便利であることに変りはない。



さて、もう8のことをこんなふうに書くこともないだろうから、まとめる。結論として、「タッチパネル対応が売りで、それ以外に効果的な変化はない」になる。UIが大胆に変わり、かなり使いづらかったが、本質的なことのようで、じつはたいしたことはない。私がこんなふうにいじってしまったように、中に潜れば(中に潜れる知識があれば)毎度のMSのOSだった。それだけである。
液晶にタッチするスマートフォンの延長としてPCに触るひとには待望の画期的OSとなろうが、それに興味のないひとには、何の価値もないOSである。

XPからVistaはガラリと変った。しかしVistaは細かな問題だらけのOSだった。それが7で直った。いいOSだと思った。では8はどうなのか。

ずいぶんと変ったけど、いまのところ「改良」とは思えない。どう考えても7のほうが使いやすい。慣れなのだろうか。半年後の自分の感想が楽しみだ。

7の時は、「うわあ、ここも直ってる!」と、Vistaの缺点が修正されていて、発見するたびにうれしくなった。今回それはない。7でさらさらと出来たことが出来なくなっていて、「どこをどうするんだ。ああ、こうやればいいのか。なんでこんな不便な方法にしたんだ」と苛立つことばかり。それは私が「7大好きだから」ではなく、なんか8のコンセプトってくるってるように思う。すくなくとも〝タッチ〟に興味のないパソコン好きにはアホなOSである。まあ評価は世間が出すだろう。9はどうなるのかな? あと数年でタッチ系の端末がノートPCよりも増えるのだとか。どんな時代になるのだろう。わからん。

---------------

【追記】──UIの美しさは7が上

いまふたつのOSを頻繁に切り替えて比べながら使っているので、しみじみ感じるが、グラフィックは断然7のほうが上である。8は2000に戻ったのかと思うぐらい貧相でビンボ臭い。いやほんと、大好きだった2000を思い出してなつかしかったほど。ブラウザのフォントもあれこれ変えたり「スクリーンエッジの線をなめらかにする」はもちろんオンしているのだが、なんだか2000時代のようだ。

なんなのだろう、これは。タッチパネルに対応するとそうなるのか? まさかね。Vistaや7でやった丸い感じを拝してエッジをきつくしたのだろうか。

●追記の追記──そうだと知る。あれこれ調べて、このみょうに角ばったデザインは、指で拡げたりするそれに対応するためのようだ。きっちり角がないとまずいのだろう。やはりこれはキーボードやマウスを使うひとのためのOSではなくタッチ派のものなのである。(11/3)



Windowsが用意した8の壁紙がめずらしく、いい。私は7のコアラだとか海亀、クラゲのアップ写真を見て、なんという悪趣味だと思った。気味が悪く一切使わなかった。 8は花や葉なので、それよりはずっときれい。よって7で8の壁紙を使っている(笑)。



8の唯一認める点、再起動への画面交換が速い。これは一瞬で行く。もたつく7よりも断然速い。
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