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祇園の事故てんかんの症状で通院──「てんかんでも正常な運転は出来ます」という、てんかん協会の主張

12日午後、京都市祇園の繁華街で、軽自動車が歩行者などをつぎつぎにはねながら走り続け、19人が病院で手当てを受けてこのうち歩行者7人が死亡したほか軽自動車を運転していた30歳の男も死亡しました。
 
男は、てんかんの症状で通院し病院からは運転を止められていたということで、警察は事故との関係を調べることにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120413/t10014410741000.html
 

---------------

 現在15:32。図書館に行って複数の新聞を読んできた。多くの勘違いを知ったので修正する。


 私がこの事件に興味を持ったのは、「軽自動車で19人を殺傷、内7人が死亡」という内容だった。軽自動車でどうしてそんなひどいことが出来るのだと不思議だった。

 そこで「てんかん」ということを知り、かつて自分が見たことのあるてんかん患者の様子から、「運転中に発作を起こし、痙攣した躰でアクセルを踏んだまま失神、そのまま19人を撥ねた」と解釈した。

 ところが今、図書館で読んできたいくつもの新聞により、まったく事情が違うと知る。

 最初は「タクシーの後部に追突」から始まる。いわゆるオカマを掘ったのだ。タクシー運転手に「こらあ! なにすんねん!」と怒鳴られる。運転手が降りてくる。その横を通りぬけて、逃げだす。(ギアをバックに入れて、一度後進してから、逃げだしたと書いてあった新聞もある)。当て逃げである。

 一方通行の道に突っこむ。信号無視。時速60キロで、次々と人を撥ね飛ばす。

 そのときの様子を目撃者は、「ハンドルを持つ手がブルブルと顫え、目は真っ赤に血走っていた」と語っている。クラクションを鳴らしていた、とも。

 これが事実のようだ。
 となると、「てんかん」はどうなるのだろう。「てんかん」に詳しいひとは、「そういうてんかんもある」となるのだろうか。加害者の「姉」は、バイク事故の後遺症でしばしば発作を起こしていたことを泣きながら告白していた。てんかんの発作とは関係ないだろう。クラクションを鳴らしたり、意識を持って暴走している。



 これって、「気の弱い男がタクシーに追突してしまった。その現場から逃げようと、一方通行の道に猛スピードで入りこみ、のんびり買い物をしていた年輩の男女を、次々と撥ねてしまった」という事件であり、「てんかん」は関係ないのではないか。

 今朝7時にアップした以下の文章において、私の意見は「てんかん患者に免許を与えてはならない」ということ、「そういうひとに免許を与える法律」批判、「免許を与えよという運動をした、てんかん協会」に対する批判だった。テレビで見た加害者の姉のコメントがあったこともあり、加害者に関する批難はなかった。主眼は、「そういう患者に免許を与える行政批判」にあった。

 でもこうなると様子が違ってくる。彼が血走った目で、意識を持ってハンドルを握っていたのなら、これだけのひとを撥ね飛ばし殺傷した彼は、とんでもない残虐な男ということになる。
 つまり「てんかん」以前に、「異常な男のクルマによる殺人事件」になってくる。

 以下の文は、そういう実情を知らずに書いたものだが、自分への罰としてそのまま置いておく。
 この事件に関しては的外れだが、私の意見としては変らないから。

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 朝7時にアップした文。

 昨日の午後、2ちゃんねるの「ニュース速報」で、これを見かけた。私はこの「ニュース速報」と「芸スポ速報」を毎日「見る」が「読む」ことはない。スレ一覧を見て「世の中の流れ」を感じるだけだ。

 でもこのニュースだけは中身を開いて投稿を読んだ。ふだん読まないそれを読んだのは「軽トラックで十数人も死傷させることは出来るのだろうか!?」と不思議だったからだ。

 北海道の牧場に住みこんで取材しているとき、よく軽トラを借りて運転した。自分も軽自動車に乗っていたし、それがどの程度のものであるかは知っている。あれでどうやってそんなに大勢の人を殺傷できるのか。ひとりふたりは撥ねてしまっても、ブレーキを踏めばそれで終る。そもそも軽トラでひとりを撥ね殺すだけでも相当のスピードが必要だ。「軽トラで十数人」は、私にはわからない数字だった。

 スレを開けると真っ先に「テンカンだろ」とあった。そうかと納得した。鋭いなと思った。私には浮かばなかったからだ。そしてそれから十時間後の報道で、上記のように初めて「てんかん」ということばが流れた。

 いま朝の7時前。NHK7時のニュースは「てんかん」というコトバを流すだろうか。Key Hole TVをつけてみた。



nhktenkan

 軽トラじゃなくて「軽自動車ワゴンタイプ」か。電柱に衝突した加害者のクルマが映っていたが、このクルマで19人を撥ね、7人を殺すというのは尋常ではない。

 私はこどものころ、近所のひとの「てんかんの発作」を見たことがある。ひどいものだった。
 脳の障害と解明されない時代には「狐憑き」と言われた病気である。突如失神して泡を吹く原因不明の状態を、むかしはそういう憑依的な解釈をしたのだろう。

 痙攣して躰が突っ張るから、今回の事故も、おそらく失神状態になったとき、アクセルを最強に踏んだまま硬直したのだろう。そうでなければ、よほどの殺人の意思がない限り、こんなことは出来るはずがない。70キロから80キロのスピードでの暴走だったと目撃者が語っていた。



 以前はこの種の事故に「人権」とやらを過剰に意識して及び腰だったマスコミも、さすがにこのごろはまともに報道するようになった。

 NHKは、「小学生の列にクレーン車が突っこむ」という事故を「てんかん事故の例」として取りあげていた。
 昨年の4月18日。栃木県鹿沼市。小学生6人が殺された。ちょうど1年前。
 てんかん患者にクルマの免許という〝兇器〟を与えたために起こった事故である。

 こんなもので殺されたくない。栃木の小学生が、京都の被害者が、あまりに気の毒だ。
 しかしこれは、今後も確実に起きる〝事故〟である。
 それは〝人為的〟なものだ。
 てんかん持ちに自動車の運転をさせなければ起きない事故なのだから。



「てんかん」と聞くと「筒井康隆の断筆宣言」を思い出す。
 あのとき先頭に立って筒井を差別だと弾劾したのが「日本てんかん協会」というものだった。そんな組織があると初めて知った。
 その抗議に従って教科書出版社側が「てんかん」に関する部分を削除するとし、それを不満として筒井は断筆宣言をした。

 今回も「てんかん協会」は、この事故に対して、「てんかんは運転に不適切ではない」と主張しているとNHKは報じていた。「てんかんでも、発作が起きず、正常に運転しているひとは大勢いる」と。よけいにこわくなる。「大勢いる」のか。

 もしかして「飛行機の運転手」にもいるのか。パイロット起用には、その種の調査は徹底しているのだろうか。なにしろ、そういうことを調べるのが「差別」と騒がれる御時世だ。
 いやきっと、てんかんを隠してパイロットになり、操縦中に発作を起こし、副操縦士が代わって事なきを得、そのあとクビになったなんて例は確実にあるのだろう。私が載っていた便でも。航空会社が秘しているだけで。

 まあ飛行機に乗るときは死ぬことを覚悟して乗るからしょうがない。しかし町中を、運転手がてんかんを起こして暴走車になることを覚悟しては歩けない。



 私は癲癇患者には、クルマを始めこのような「大量殺人」に繋がる総ゆる免許を付与してはならないと考える。
 それは癲癇を発症した現場を一度でも見れば誰でもそう思うだろう。泡を吹き、目を剥いて、痙攣して、それはもうたいへんなものだ。あれをダンプカーなんかを運転しているときにやられたら殺戮兵器である。現実に「クレーン車」で起きている。

 しかし現実には癲癇患者でも免許取得は可能であり、しかも「隠して」ではなく、「癲癇持ち」とわかっていても、取れる。もっともてんかん持ちでありながらクルマの免許を取ろうとするひとが自己申告するはずもない。

「5年間発作なし」と医者が証明してくれると更新も出来るのだとか。
 今回の加害者は発作を起こしていたが、それを隠して更新していた。つまりはザル法で、なんの効果も現していない。その気になればフリーパスだ。こういう悲劇が起きたときに話題になるだけで、今後もまた起き続けるだろう。そもそも黙ってればわかることではないし。



 取れないようにすべきだ。
 自動車免許がなくても働いて生きて行くことは出来る。
 なのに「てんかん持ちであることを隠した大型トラックの運転手」が現実にいる。いつ爆発するかわからない不発弾がそこいら中にある。

 どっちが悪いと言えば、免許を与えるほうが悪い。「免許は取れない。てんかん持ちは運転手にはなれない」とわかっていれば、なるはずもない。なれないのだから。そうわかっていれば、幼いときから別の生きかたを考える。「だまっていれば取れる」から、取るのだ。

 現に、自分にはそういう病気があるからと自覚して、自動車運転をせず、他人様に迷惑を掛けず穏やかに暮らしているてんかん持ちも大勢いるはずだ。そういうひとにとっても、こういう事故のニュースはつらいだろう。てんかん持ちそのものの罪にされるから。

 問題なのは、てんかん持ちであることではなく、それを隠して免許を取り運転事故を起こすひとだ。そしてそれに免許を与える法制度だ。

「てんかん協会」がすべきは、「てんかんでも運転は出来る。差別するな」ではなく、「てんかんのひとは運転をやめましょう」と伝道することである。 
 でも、てんかん患者には免許を与えないという決まりを、法改正させたのがこの「日本てんかん協会」だから、そんなことがあるはずもない。今回も「てんかんは関係ない」の視点でいる。

---------------

 インブリード、アウトブリード

 私の知る限り「癲癇」は、 遺伝的なモノだ。そして私の知るふたつの例は「近親結婚」から起きている。田舎の金持ちはよそ者を入れることを嫌い近親結婚を繰り返す。安心できる近親同士の結婚で財産の安定を願う。それはそれなりに効果があるが、するとそういう弊害が出る。

 前記した「私の近所のひと」も典型的なそれだった。何代も「いとこ結婚」を繰り返していた。4代も5代もそれをやりゃ、そりゃ弊害も出るだろう。
 その父親がそうだった。私も親から聞いていた。よく集会で泡を吹いて倒れたと。
 齢を取ったので引退し、代わりに出るようになった二十代の息子が、村の集会で泡を吹き失神する。やはりそうだったか、となる。あっというまに噂が拡がる。
 母から聞いて笑ってしまったのだが、彼が失神したとき、老婆が額に草履を載せたそうだ。「てんかんを起こしたら額に草履を載せる」は、江戸時代あたりの話にも出て来る。

「親がそうだったけど息子もそうだ」と、村中の話題になっているので、さすがにまずいと思ったのか、父親は、その癲癇持ちの息子に代代の親戚からではなく、離れた地域から血縁のない嫁をもらった。果たしてそれが「濃すぎる血」を意識しての智慧だったのかは、わからないが、漠然とそれがよくないのではないかという意識はあったのだろう。てんかんの家系を、「あそこの家はもう4代も5代もいとこあわせだから」と口にするひとはいた。私の母など毎度のように言っていた。

 しかし、癲癇持ちであることが知られているのだから良縁はない。家柄としては破格に落ちるひどい家からの嫁だった。器量も悪かった。そして、この嫁が結婚してから、夫の癲癇に直面し、びっくりして実家に逃げ帰ってしまった、というのも話題になった。

 だが血の不思議、明らかな効果、以後その家に癲癇持ちは現れなくなった。前記の「二十代の息子」はもう70代になり、息子も娘も孫もいるが、一切現れていない。煮つまった血を薄くすることで宿痾から脱出したのである。この血縁でない嫁の効果は大きかった。

(【後記】──ここで後述するように「医学の発達した現在では、抗てんかん薬を飲んでいるからだ」という意見があるかも知れない。いまもこの家系はかわらずに病をもっているのか。しかし額に草履を載せるようなひどい田舎の話なのである。頻繁にてんかんが起きてからやっと医者にかけこみ、相談して、そうなる可能性はあるが、狭い田舎のことゆえ、学校で一度でも発作を起こしたらもう話題になってしまう。ここの家系はみな小学生の時からそれを起こしていた。それが息子、娘、孫に一切ないのだから、私は薬よりも、血の浄化で、それを断ちきったのだと解釈したい。)



 競馬の配合理論では血を濃くする近親結婚をインブリード、血を離した配合をアウトブリードと呼ぶ。インブリードが主体だ。
 血を濃くすることで「天才」を産みだす。クロスと言う方法で、優れた競走能力の馬を、父方の祖祖父、母方の祖祖父においたりする。近親結婚だから不具も気狂いも生まれる。でもそんなのは処分すればいい。千にひとつ、万にひとつの「狂気の天才」を待ち、残りは処分すればいいというのが競馬の基本だ。
 そうして創りだされた脚の速い優れたサラブレッドはみな狂気を秘めている。気狂いでいいのだ。走るのさえ速ければ。賢くて人懐っこい馬ほど脚が遅く、使い物にならないので仔馬の時に肉にするしかない。人間なら駆けっこで遅くても勉強でがんばればいいが、サラブレッドは屠殺されて肉になるしかない。牧場経営の一番苦しいのはこの時と生産者はみな口を揃える。

 競馬は、動物の血をいじくる、思いあがった人間の残酷な遊びである。といってそれは競馬だけではない。「アナグマ猟のために、足の短い犬同士を何代もかけあわせて作ったダックスフント」なんてのも同じだ。人間そのものが業の深い生き物なのである。

---------------

朝7時に書いた文は以上。以下は昼に書いた附記。

【附記】──てんかん持ちのひとのブログを読んでみた 12;30

 てんかん持ちのひとが書いているブログを読んだ。
 そのひとは外傷性のてんかん持ちらしい。ジャーナリストのようで、本格的な問題提起の文だ。

 そこでは、てんかん持ちは「100人にひとり」、生涯にてんかんを起こす人は「100人に10人」とし、てんかんを「ごくありふれた病気」としている。
 なのになぜ見かけないかは、「差別をおそれてみな黙っているから」であり、多くのひとが「抗てんかん薬」を飲み、日常生活でも運転でも、問題なく暮らしているのだと主張している。

 「まさかあなたの持っているイメージは、泡を噴いて失神するという、するそのレベルではあるまいな」と、こちらの不勉強を問い掛けてくる。

 いや、そのとおり、私は「泡を吹くイメージ」だ。自分の見聞したものを信じるしかない。むかしは「抗てんかん薬 」なんてものはなかったし、もしもあったとしても田舎の百姓には無縁だったろう。今まで生きてきて私は「てんかん持ち」をふたりしか知らない。私の親戚縁者から、小中高大学の友人、その後の社会生活、ひとりもいなかった。見たことがない。

 どう考えても、「てんかんは身近な病気で100人にひとりいる。生涯一度の発作なら100人に10人いる。みな薬で抑えているのだ」とは信じがたい。もしもそうなら私は今までに千人以上の発作を見ていなければならない。
 もっともこの人によると、「ふっと記憶を失う」とか、そういうのも「てんかん」らしい。

 こうなるともう「てんかんとは何か!?」という問題になる。



 そこから展開される「鹿沼クレーン車事件」、京都での今回の事故を、「社会がてんかん患者を正しく理解していないから」という流れにもってゆくにのも賛成しかねる。

 そもそもこのひとは「外傷性のてんかん」とかで、自分の症状を「欝病のようなモノ」としている。いわゆる失神などはぜんぜんないらしい。そういう「てんかん」も「てんかん」なのであり、「まさかあなたのもっているイメージは」と問い掛けてくるのだが、なら逆に問いたい。あなたは「口から泡を吹き、白目を剥いて、痙攣するてんかんを見たことがあるのか?」と。

 むかしのひとが「狐憑き」にした気持ちがよく解る。ダンプカーやクレーン車を運転している人間が、運転席であの状態になるのかと思えば、「てんかん持ちには免許を与えるな」としか言えない。
 鹿沼のクレーン車も、京都の今回のも、間違いなく私のもっているイメージ(イメージというか実際に見聞したモノなのだが)そのものだろう。

 それを「欝病程度のてんかん持ち」が、「てんかんを正しく認識してくれ」と言っても説得力はない。

 このひとの言いたいのは、「てんかんには色々な殊類があり、発作を起こして失神するようなのは1%ぐらいで、あとの99%はそうではない。だがその1%によって99%が差別されている」という問題提起のようだ。
 私の言いたいのは、「何パーセントかどうか知らないけど、そういう可能性のあるのに免許を取らせるな」だから噛みあうはずもない。



 私は34歳まで自動車運転免許を持たなかった。誰もが18歳になるのを待ちかねて取っていた。私自身も二輪免許は16になるやいなや取得していた。自動車免許も二十歳ぐらいには取るつもりだった。
 大学に出て酒を覚えた。泥酔するまで飲む酒だった。

 私がいっこうに免許に興味を持たないので、父母が、大学卒業間際、金を出してやるから取っておけと言ってくれた。それが常識だった。
 兄は大学一年の時、これはまだ早いと渋い顔をする親に、「社会に出てから役立つものだから頼む」と言って金を出してもらって取っていた。クルマが大好きだった。

 私は親に免許取得を勧められたとき、「おれは酒飲みだから、いいよ」と言って断った。
 大のクルマ好きの兄はまったくの下戸だった。このへん、よく出来ている。私は父方、兄は母方の血である。

 いまも正解だったと思っている。粋がって大量に酒を飲んでいた二十代、私は免許を持っていたら飲酒運転の事故で死んでいたと思う。自分が死ぬのはかまわないが、もしも前途有望な若者や、こどもを殺してしまったらと思うと、あらためて取らなくてよかったと安堵する。

 30を過ぎて、取材の仕事のためにどうしても必要になり、取った。その時にはもう30半ばでもあり、節度のある酒になっていた。深酒もしなかったし、飲酒運転の危険もなかった。私には珍しく賢い選択だったと思っている。



 上記の「てんかん持ちのひとのブログ」は、てんかん持ちを正しく理解してくれ、多くのてんかん持ちが薬を飲んで発作を抑え、みな安全運転をしているのだと言っている。

 てんかんを差別する気はない。
 二十代の私の飲酒と同じように考えている。
 私が、粋がって酒を飲んでいる時代、調子にのって飲酒運転をして、人身事故を起こす可能性があると感じて免許を取らなかったように、発作を起こす可能性がある人は、「薬を飲んでいるから大丈夫だ」と取得するのではなく、万が一のことを考えて自粛するのが正しいのではないかというのが私の意見になる。

 みな薬で抑えていると「ブログのひと」は言うが、たまたま薬が切れていて、明日病院に行って薬をもらうし、今日まで3年間一度も発作は起きていないのだから、今日一日ぐらい大丈夫だろう、と思って事故を起こす場合だってあるだろう。
 ここで大事なのは、「他者を殺す危険性」だ。

 クレーン車事故や今回の京都が、発作を起こした本人が死んだだけなら話は違う。いやそれでも走る兇器だから免許をやるなとは言うが、無関係な他人を複数殺しておいて、それでも「てんかん持ちの人権」を語る感覚は何なのだろう。「光市の殺人者」の居なおりとどこがちがうのだ。



 私は乙武さんのような手足の缺損が胎児のときに見つかったなら、中絶するのが正しいと思っている。
 早い時期からたいへんな障碍児であることがわかっているのに、自分の「出産体験」を優先して、母親不明の障碍児を産んだ野田聖子を鬼だと思っている。

 その考えで私を「差別者」とするなら、私は差別者でかまわない。
 てんかん持ちは運転しないでくれ。国は、てんかん持ちに免許を与えないでくれ。
 てんかんを起こした運転手のクルマに撥ね殺されたくはない。



 「てんかん協会」は、「糖尿病患者との格差」とも闘っているらしい。つまり、インスリンが切れた糖尿病患者もてんかん患者と同じように「失神」する。なのに会社における待遇でも免許でも、糖尿病患者はてんかん患者と比して、差別がない。だから「てんかん協会」は糖尿病患者と同じようにてんかん患者も扱われるよう闘っているらしい。

 しかしこれもそうじゃない。てんかん患者と同じく、「失神する可能性のある糖尿病患者には免許を与えるな」。こっちが正しい。

---------------

【附記.2】 ──京都の加害者は「外傷性てんかん」 13:18

 取材に応じた藤崎容疑者の姉によりますと、藤崎容疑者は、10年ほど前に起こしたバイクの事故で頭に大けがをして後遺症が残ったため、その頃から薬を飲み続けていました。
 疲れがたまったときなどに5分間ほど意識を失って体がけいれんすることがあり、こうした発作は夜に多く、昼間に起きることはなかったということです。

 ことしに入ってから、発作が3回ほど起きたのを目撃した両親と姉が、車を運転しないよう説得していました。
 3日前には家族会議を開いて、車を運転する仕事をしないよう話し合い、藤崎容疑者は、「運転しなくても働き続けることができるか、会社に聞いてみる」と話していたということです。
 おとといには、仕事を辞めて治療に専念しても収入面で困らないよう、母親が付き添って地元の区役所に相談に行ったということです。 

 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120412/t10014409531000.html

 昨夜のニュースで、私もこの「姉」を見かけていた。お詫びして泣いていた。こういう場合、加害者の関係者はしばらく表に出ないから、その早さにおどろいた。
 やはり癲癇の家系ではなく事故による突発的なモノだった。家系であり、この「姉」にも同じ病があったら顔出しは避けたろう。

 家族会議を開いて、加害者もそれに納得し、仕事を辞め、本格的治療を始める寸前だった。運命とは残酷なものだ。せめて発作が起きて、本人が自損事故を起こすぐらいだったら、これからの人生もちがったろうに……。



「鹿沼クレーン車事故」の場合はこれとはちがって悪質だった。
 上記の「てんかん持ちのひとのブログ」でも、彼を批難している。この運転手は、自分がてんかん持ちであり、発作が起き、薬を飲まねばならないとわかっているのに飲まず、クレーン運転という職種にこだわっていた。
 そのことをブログ主は「盲目の人がグラフィックデザイナーになりたがるのと同じ」と手厳しい表現で批判している。

「そういう可能性がある人は、運転してはならない」という結論に変りはないが……。

============================================

【後記】──16:17。

以上、勘違いした文も残して修正した。
鹿沼のクレーン車てんかん男は、こども6人を殺すという大罪を犯しながら7年で出て来るのだとか。態度がよければもっと早いのか。

上記、【附記.2】で、私は、会社を辞めて治療に専念しようとしていたという加害者を、姉のことばから、病に苦しんだ彼も被害者、のような視点で書いている。しかし充血させた目で撥ねまくったなら、事実はまったく異なってくる。この「姉」も、弟の起こした事故を、「失神」によるものと思ったのだろう。

真実はどうなのだろう。すくなくとも目撃者の証言から、「失神」は無関係と思われる。
「そういう状態のてんかん」もあるのだろうか。

---------------

17:11

 警察によると、藤崎容疑者の持病と事件との関連はわかっていない。
 藤崎容疑者は四条通で多くの人をはねる前、南側の通りで、タクシーへの当て逃げ事故を起こしていた。
 藤崎容疑者が死亡したため、事情を聴くことはできないが、警察はタクシーへの追突事故を起こした藤崎容疑者が、気が動転して、そのまま逃げ、四条通での事故につながったのではないかとみている。
 今後は、自動車運転過失致傷の疑いで捜査するという。(NKH)

やっぱり、これなんだろうなあ。追突の当て逃げでの動顛。「てんかん」は無関係とみるのが正解か。

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  1. 2012/04/13(金) 08:10:56|
  2. 世相
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