野田聖子特番が放送されるらしい──薄気味悪い話は忘れよう

更新もしないのに朝からアクセスが殺到しているので何事かと調べたら昨年夏に書いた「子は親を選べない──野田聖子議員の子作りに思う」のファイルだった。

(いまリンクするのにこのファイルのありかをさがした。ブログ内部から昨年8月のファイルをさがすのはとても面倒なのだが、「野田 子作り」でGoogle検索すると真っ先に出てくるので、その方法で見つけてリンクした。)



テレビは見ないしラジオも聞かないが、常時接続のパソコンでiGoogleやライブドアニュースを目にする(目にさせられる)ので、それなりに世間のことは知っている。知りたくなくても知ってしまう。昨日は録画して楽しみに見ようと思っていた大相撲の波乱を見る前に知らされてしまった。インターネットは便利だが不粋だ。今度からそういうことをするときは接続を切っておこう。

野田聖子は同棲している男の種と、金を払って見つけた見知らぬアメリカ白人女の卵子の受精卵を体内に宿して出産体験をした。自分の体験したいことのために命を弄んだ鬼である。
しかしそんな自覚はまったくなく、全身病気だらけのこどもを演説のネタにしたりして晒し者にしてきた。それがいよいよテレビの特番にそのこどもを出演させるという。その話は目にしていた。ネットで。これまた目にしたくなくても飛び込んできてしまう。

私のブログに今朝かなりのアクセスがあるということは、昨夜それが放送されたのかと思う。私はまちがってもそんな気味の悪いものは見ない。
調べてみると放送は今夜のようだ。ならなぜ今アクセスがあるのだろう。すでに前煽りでそんなに盛り上がっているのか。



野田聖子のような人間にだけはなりたくない、と思う。
野田聖子の息子のような形での生は受けたくない、と思う。
百万歩譲って、野田聖子の「出産体験」を容認したとしても、缺陥だらけのその子を政治的思惑に利用し、晒し者にする感覚は、なにをどう考えても理解出来ない。なぜひっそりとしていないのだ。なぜこどもを晒し者にするのだ。こどもの将来を考えていないのか。

このような形で「製造」された「生命体」が、多感な思春期を平穏に過ごせるとは思えない。自分を製造した血のつながっていない戸籍上の母親へは憎悪しか感じないだろう。なにより納得できないのは、「そのことを売り物にしていること」だ。それも得意気にだ。厚顔きわまれりである。今夜の特番を将来その「生命体」は感激して見るとでも思っているのか。これからのいくつもの大手術を耐え忍び、もしも成人するまでその「生命体」が生き長らえたとしても、そこから生まれるのは屈辱と憎悪だけだろう。



高視聴率をとって世間では売れ入れられるのだろうか。涙涙の感動の番組になるのか。
こんなものを企劃するフジテレビにもあきれるが、嬉々として受け入れ出演する野田はもう人間ではない。それとも野田がテレビ局に持ち込んだ企劃なのか!? だとしたら鬼畜ぶりに拍車がかかっている。
でも怖いもの見たさで高視聴率になるのか。



私の見聞してきた庶民の実態に「他人の不幸を見て自分の幸福を確認する」というのがある。いわゆる「他人の不幸は蜜の味」に通ずる。
何十年ぶりかで初めて実の親に会う、のような番組を見て、かわいそうにかわいそうにと泣きつつ、「こういうひとと比べたら、自分はなんてしあわせなのだろう」と確認する。「私の見聞してきた」などと他人事風に書いたのは、私には若い時から今に至るまでその感覚はぜんぜんないからだ。自分のしあわせの確認は自分の中ですべきもの、いわば絶対的なものであって相対的なものではない、と思っているので、その種の番組を見たことすらない。あんなもの誰が観るのだろうと思っていたら、二十代後半のとき、後輩の家を訪問したら、じじばばから高校生の弟妹まで、一家揃ってそれを見て泣き、自分たちのしあわせを確認していた。ああ、こういう人たちが、こういう視点で観るものなのだと学んだ。
そういや暴力団とのつきあいが露呈して芸能界を引退したチンピラは、この種の番組の司会でハンカチで涙を拭い、いいひとを演じてのしあがってきたのだった。後輩一家が見ていたのはその種のものだった。



野田聖子の息子(というか、野田聖子が腹の中で育てた他人のこども)ほど気の毒な存在はない。今夜は日本中の多くのひとが、かわいそうにかわいそうにと涙を流し、これと比べたら自分はしあわせだと胸をなでおろすのだろう。

今夜、気持よく晩酌をしているとき、あの女が自慢顔で涙の感動秘話を語っているのかと思いだすと気分が悪くなる。もうこの話は忘れよう。野田聖子という鬼の存在自体を忘れよう。
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  1. 2012/01/20(金) 10:40:15|
  2. 野田聖子
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