テレビのない生活──脳内に動画は必要か!?

Twitterにこんなことを書いた。

tvnoda


地デジ化をきっかけにテレビのない生活をしている。
なんの不満もなく、むしろよいことだらけなのだが、今回このことで、問題なのかなとちょっと考えてしまった。

新聞は複数読んでいるし、ネットでのニュースもよく読むから、情報そのものは知っている。しかし文字と写真だから動いていない。
日本の首相はいま民主党の野田佳彦というひとであり、そのひとに関する基本的なことを私は知っている。
しかし私の頭と心に、日本の首相として行動するこのひとの「映像」はない。

それは成人日本人として、おおきな缺陥か。
それとも、なんも気にすることのないどうでもいいことか。
そのことで悩んでしまった。



テレビのあった頃。
そのころから私は必ず見るドラマのようなものはなかった。
「渡る世間は鬼ばかり」とやらが終了して残念だとか、毎週あれを楽しみにしていたとか、ブログに書いてるひとがいる。その種の話には入れない。ただのいちども見たことがない。
NHKの朝の連ドラや大河ドラマとかも見たことがないとは何度も書いてきた。「大河ドラマとか」という書き方は知らないからだ。知っているひとには「大河ドラマ」だ。見たことのない私には「大河ドラマとか呼ばれている番組」でしかない。なにが大河なのか。大河ドラマとは長年続いてのものだろう。そう、20年以上続いた上記の「ワタオニ」とかのほうが一年で終る番組よりはまだしも大河ドラマだ。

そういう流れから自分をテレビ嫌いと思っていたのだが、ニュース類はよく見ていたことに気づく。
自分の興味のある政治問題や、相撲の朝青龍問題とか、朝昼夕のワイドショーでそれを追いかけた。チャンネルを替えつつ番組内容を探しながら見た。報ステなんて普段は見ないものまで見たりした。その点に限れば、私はテレビ好きだったのかもしれない。すくなくとも日中拘束されるサラリーマンよりは遙かに多くテレビに接していたことになる。朝青龍問題の時などたいがいのワイドショーを見ていたほどだ。



たとえば今なら、TPP問題をやっているとわかれば、きっと朝昼夕とそのテーマを追ってワイドショーを見たろう。
いま話題の「フジテレビとくダネ!の中野剛志」もリアルタイムで見ていたはずだ。

この文章を書くきっかけに「中野剛志を知らなかった」がある。
彼の経歴を調べていたら、私は彼の文章をけっこう読んでいることに気づいた。西部邁さんと関わっていたひとだから。名前も文章も知っている。顔写真も見ていたろう。でも「動いている中野剛志」を知らなかった。

そのことが「ちょっと問題な時代遅れ」なのか、どうでもいいことなのか、という話。
私の中で結論は出ている。
どうでもいいことなのだ。でも以前はそういうふうにテレビに接していて、なんでも知っていたから、いま知らない自分に馴染めないのである。



ワイドショーで自分の興味のあるテーマだけを見ることはむずかしい。いつ流れるかわからない。3番目に取り上げられるテーマでも順番がわからないから、1番目2番目の話題も見なければならない。もちろん見る気はないからチャンネルを替えたり、本や新聞を読んだり、雑多なことをしてテレビに集中することはない。それでもそういう話題は入り込んでくる。結果、芸能人の離婚とか熱愛発覚とか、くだらんことまで知ってしまうことになる。テレビのおそろしさだ。そんなくだらんことを知っている自分を嫌悪する。でも見たいテーマを見るためにはそれに備えねばならないから知りたくなくても入ってきてしまうのだ。

いまそれを完全に断ったので、そういうことがなくなり、快適至極だ。今回数少ないマイナスとして「反TTP論客の雄・中野剛志の顔を知らなかった」ということが起きた。知らなくても恥ではないのだが、以前の私なら確実に知っていたから、その落差に戸惑っている。



11月から地デジチューナー附きのディスプレイを使うことにした。競馬と将棋と大相撲が見たくてテレビ復帰である。
どうなるのだろう。
また芸能人のくっついた離れたにも詳しいバカオヤジに戻るのか。
それともこの間のテレビのない生活が良い方向に作用して、必要最小限しか見ない「いい形」になれるのか。

ひとつ確実なのはパソコンディスプレイということだ。
こたつに寝転がって見るテレビではない。そのことで「だらだら視聴」はなくなると思う。でもちいさな表示でつけっぱなしにも出来るわけだから、一日中机の前にすわっている私には、より「だらだら視聴」は可能とも言える。
まあでも、いわゆる「だらだら視聴」はテレビのあったときでも私はほとんどしなかった。興味あるテーマのとき、執着して追いかけただけである。
今回のTPP問題のような興味大のテーマもそうあるものでもない。

以前はテレビの国会中継をよく見た。これはいまでもパソコンで見られる。いやパソコンのほうがテレビよりも遙かに多く見られるのだが、いまはすっかり興味を失ってしまった。民主党の大臣に適さない人物が大臣に扮している醜態を見るのはつらすぎる。

だからほんと、テレビのない暮らしはいいことづくめで、なあんも問題はなかったのだ。なのにこんなことをぐだぐだ書いているのだから、「動いている中野剛志を知らなかった」は、私の中で相当悔しいことらしい(笑)。
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  1. 2011/10/29(土) 05:36:19|
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