ディスプレイ故障──ディスプレイご臨終

00pc5.gif
今朝、突然ディスプレイが壊れた。
右側のサブにしているほう。
電源が入らなくなった。
ちょっと焦げくさい臭いがしたからコンデンサが壊れたか。
昨夜までなにひとつ問題はなかった。



デュアルディスプレイにしたのは5年前だった。
17インチ三菱が壊れて19インチのAcerを買った。台湾製。三菱と比べると格下の格安品だったが不満はなかった。
秋葉原で安いのを見つけて衝動買いする。Cruceという見知らぬメーカー。19インチで29800円。当時としてはとんでもなく安かった。

私にとって液晶ディスプレイとは10万円以上する高級品だった。Acerも三菱が壊れて買った安売り品だが、それでも6万円した。三菱は液晶がまだ出始めたころで17インチで15万円している。このころはまだメーカーがすくなかった。
どうもこのころの感覚が強い。安くなってから買ったひとは液晶ディスプレイを高級品と考える私を笑うだろう。Cruceの29800円はもちろん目玉商品で「10台限り」とあったので急いで買った。19インチ液晶ディスプレイが3万円以下で買えるなんてとんでもない話だった。

デュアルディスプレイに憧れていたわけではない。あれは株とかをやるひとのもので、ごくふつうのユーザーである自分には無用と思っていた。いわば「あれこれ比較するひと」のものであり、なにも比較するもののない私には関係ない。

安いディスプレイを見つけて衝動買いしたことから始まった。きっかけとしては本末転倒である。しかしやってみると便利だった。嵌った。



元々私は自作のデスクトップ派で、ノートは旅先とか図書館に持参したときぐらいしか使わない。それがより極端になった。19インチを二台並べて使う味になれたら、狭い画面ひとつのノートはもう使う気になれなかった。

ノートはいわばバイクである。その簡便さと小回りが魅力だ。
対してデスクトップは乗用車だ。自作歴も10年を超えた。私はデスクトップを自分用にカスタマイズしている。
デュアルディスプレイの高性能デスクトップはトイレやシャワーまで完備したキャンピングカーのようだった。



目の前のAcerで文章を書きつつ、右側のCruceにiTunesやFittle等の音楽ソフト、広辞苑等の辞書を表示している。
ここのところずっとネットで入手した「たかじん」を右側のディスプレイで流しつつ「ながら族」をやっていた。50本ぐらい入手した。旧いものが多いが中身が充実しているので飽きない。それが今日から出来なくなった。



いまFittleからBeethvenのViolin Sonata「春」を流しながら書いているのだが、ディスプレイひとつなのでそれは表示されていない。音楽を流しっぱなしにしていて、「ん? これなんだっけ?」と確認するのが愉しい。

いや、あまり楽しいことばかりでもない。正直に言うと自分のバカさ加減に腹が立つ。確認すると「ああ、そうそう、××作曲の、歌劇××の中の××ね」と思うのだが、どう考えてもそれはしばらく前にもやっていたのである。つまり覚えない。同じ事を何度も繰り返している。これがもしも「試験」であり「課題」だったなら、真剣に取り組み一気に覚えるだろう。ところがおっさんになって何もかも「漫然」とやっているから、いつまで経っても覚えないのである。それでもまだそうして答がすぐにわかるからいい。これ、確認できなかったらつらいだろうなあ。「あの曲なんだっけ。誰のなんていう曲だっけ」と悩みつづけるのはつらい。

そう思っても、いままでは右のディスプレイを見れば即座に答がわかった。いまはあらためて音楽ソフトをクリックして表示させねばならない。これはデュアルに慣れた身には面倒だ。5年前まではそうだったのにもうすっかりそれを忘れている。便利に慣れると不便に戻れない。トイレ付きキャンピングカーに慣れてしまうと、トイレのためにどこかに寄ることが面倒になるのと同じだ。



価格comで調べたら、いまは23インチが2万円程度で買えるんだねえ。いやはや安い。信じがたい。

押し入れに電源が入らなくなった17インチの三菱のディスプレイがある。なぜ捨てないかというと15万円という買ったときの値段にある。15万円の品は壊れてもなんか捨てるのはもったいないのだ(笑)。液晶ディスプレイとはそういう高価なものだった。高額だったテレビが観音開きで豪華だったように15万円の17インチ液晶ディスプレイは、フレームのあたりがやたらがっちりして高級感を出している。そういう時代だったのだろう。押し入れを狭くしているので処分せねばならないのだが。
その点このCruceは安物なので未練なく捨てられる。安物だけに発色も気に入らずあまり好きではなかったが、一台だけになってしまうとまともに動いていた時期が懐かしい。

ヒューズ?が飛んだ程度だから故障としてはちいさい。だがこれを修理するとなると確実に1万円以上取られる。なにより梱包して送るのが面倒だ。それぐらい自分で直したいものだが……。
やはり修理よりも新品購入ということになるのだろう。新品の23インチが2万円で買えることを考えたら、5年前の品を同じ金額で修理する気にはなれない。
モノを大事にする物保ちのいい私としては不本意だが、あれこれ考えたらそれがいちばんとなる。それが資本主義であり消費生活なのだ。つい先日プリンタで経験した苦い体験をディスプレイでも繰り返すことになった。



金欠なので当面は一台で行くしかない。しかし、ふつうのひとは一面なのだ。一面で十分なのだ。本来一面のものなのだ。でも二面に慣れてしまうと不満が募る。

一面でも端っこに音楽ソフトや映像ソフトを表示させることは出来る。それはしたくない。画面が狭くなって不愉快だ。
一面が文章用作業スペース。その他のものはもう一面に、に慣れてしまうと元にはもどれない。これってトイレと風呂が別にこだわるのと同じだろう。ユニットバス嫌いだ。

さて、5年ぶりのシングルディスプレイ生活。どれぐらいで慣れるものか。
関連記事
  1. 2011/06/11(土) 10:50:05|
  2. パソコン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<内閣不信任案否決の裏側──『週刊新潮』より | ホーム | ロンブー淳の政界進出に賛成>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://moneslife.blog.fc2.com/tb.php/496-7f7feb6a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

fc2moneslife

Author:fc2moneslife
2001年に始めたサイトMone's World--http://monetimes.web.fc2.com/の出張版ブログ【木屑鈔】Boku-setsu-shouです。
2005年からやっているライブドアブログから引っ越してきました。FC2のサイトは2007年から利用させてもらっていました。これでやっとサイトもブログもFC2で統一です。
メールは、moneslife2000@kpe.biglobe.ne.jpまで。

最新記事

カテゴリ

未分類 (0)
大相撲 (32)
落語 (6)
生活 (85)
パソコン (78)
ことば (41)
読書 (29)
音楽 (50)
政治 (200)
テレビ (27)
インターネット (91)
漢字 (6)
オリンピック (11)
マスコミ (46)
NHK (2)
プロレス (6)
世相 (91)
総理大臣 (7)
映画 (21)
スポーツ (8)
園芸 (3)
将棋 (69)
Jazz (7)
競馬 (20)
芸能 (32)
旅行 (10)
格闘技 (4)
漫画 (14)
橋下徹 (16)
タバコ (4)
Rock (2)
中共 (11)
宗教 (9)
週刊誌 (7)
皇室 (9)
地震 (39)
台湾 (5)
石原慎太郎 (10)
CM (2)
きっこ (23)
地デジ (7)
朝鮮 (23)
国民栄誉賞 (2)
ツイッター (8)
女子サッカー (1)
野田聖子 (9)
訃報 (10)
ブログ (11)
飲食 (11)
電王戦 (2)
竹島 (9)
靖國神社 (6)
デヴィ夫人 (6)
酒 (4)
節電 (1)
ホッピー (5)
小沢一郎 (9)
Windows8 (2)
たかじん (5)
島耕作 (1)
物品 (3)
テレサ・テン (2)
選挙 (8)
佐川急便 (8)
猫 (1)
白川道 (1)
サヨク (14)
麻雀 (1)
郵便 (1)
通販 (1)
Asus Memopad (1)
文章 (2)
携帯電話 (1)

月別アーカイブ

カテゴリ別記事一覧

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する