名札をぶら下げたおとな──後日談

 昨日、梶山さんのブログのコメント欄は、私のせいですこしばかり荒れてしまった。今は削除も済み落ちついた。続きを書いておく。すべて削除された(私もした)のでもう跡形すらないからだ。これはこれで「ことば問題」としておもしろかった。
 経緯は前記した通り、私の書きこみを誤解した医者が抗議してきたことによる。それに続いて彼を支持する以下のようなものもいくつか書きこまれた。

お医者さまごっこ
お医者さんごっこ
書いた本人は違うつもりでも 同じに聞こえるよ
私も バカにしているのかと思いました
更に このような反応をするとは だなんて失礼にもほどがある
何を考えているんだ
貴方は自分のブログがあるなら そこで自由に好きな事を書いて下さい




 私の方の言い分は前記した。


 あらためて自分の書いたことを分析すると、私の文は見事に起承転結になっている(笑)。しかしこの種の頭の悪い連中は【起】・【承】という平坦な道から【転】という急カーブに入ったことが理解できずつんのめってしまったようだ。
【起】・「名札をぶら下げた」連中に対する梶山さんの指摘に同感した。
【承】・昼休みに名札を首からさげているのはバカとしか思えない。
【転】・名札と言えば医者である。
【結】・彼らは「お医者さまごっこ」をしているつもりなのだろう。


 この流れを理解できないひとが、【起】バカ、【承】バカと来て、【転】医者、だったので、医者=バカと解釈して立腹したらしい。その立腹したのが本物の医者であるから、医者=バカは成立するのかも知れない。上記赤字の書きこみも医者(インターン?)らしい。


 バカ文の代表としてこの赤字の例を挙げたのは、信じがたいことだがこれは私が抗議してきた医者に懇切丁寧にふたつの文章で説明してやったそのあとに書きこまれたからである。


 私がその読解力のない医者に丁寧に説明してやったのは、《あれは彼らなりの「お医者さまごっこ」なのでしょう。》の「あれ」が何を指しているかである。その後この医者は「了解しました」と書きこんできた。「了解しました」ではなく「勘違いしました。読解力不足でした」となぜ言えない。こちらは中学生レヴェルの國語力もない相手に腰を低くして説明してやったのに。さらにはなぜか私を同業の歯医者と思い込んでいて、「がんばってください」と書いてきた。この辺の観察力闕如にも呆れる。


 なんの自慢にもならないが、私は梶山さんの今のYahooブログ以前のブログから固定ネームで長文の書きこみをしてきた唯一の読者である。さんざん梶山さんと同業だとか、一緒にパドックに並んで、とか書きこんできた。読者のほとんどがあたらしく梶山さんを知らないので、梶山さんが上岡龍太郎のテレビ番組に「馬券生活者」として登場し、百万勝負をしたなんて十数年前の話を紹介したりしてきた。それは梶山さんにとってもうれしいことらしく、「物書きの結城氏が」「yk氏の文章にもあるように」と何度も引用されている。それらに気づくことなくいきなり「歯医者」である。なんとも。

 いやしかし彼らこそが梶山ブログの典型的な「新しい読者」で、ほんの数ヵ月前から関わり始めた競馬とは無縁の医療関係者なのだ。そんなことを知れという方が無理である。この件は不問にする。しょうがない。でもなんで歯医者なんだ?



 上記赤字文章は、私と医者とのあいだでそれらのやり取りがあった後に書きこまれたものなのである。私は「あれ」は医者のことではなく名札をぶら下げた連中のことですよとこどもに諭すように教えてあげた。医者はとりあえずそれでわかったらしい。なのにこのインターンは、それでもまた理解できず、私の書いたことを「あれは尊敬する〃お医者さま〃のことを書いたのであって、〃お医者さんごっこ〃とは関係ありません」と言い訳したかのように解釈し、「本人は違うつもりでも同じに聞こえる」と書きこんできた。ここまで来ると対処のしようがない。どこまでバカなんだ。医者も匙を投げたではなく、私は「医者に匙を投げた」。


 医者ってほんとにこんなにバカなのだろうか。なにより怖ろしいのは、自分の解釈が正しいかどうか考えることなく即座に反応していることだ。これじゃ胃が悪くて医者に行ったら、症状を説明する前に「わかったわかったなんにもいうな」といきなり肝臓を切られたようなものである。こんな短絡的な連中に命を任せてだいじょうぶなのか。こりゃ医療ミスも出るはずだ。それは「人間だから失敗もある」というレヴェルではなく、単にその医者が粗忽だからである。


 なぜか多くの医療関係者が出入りするようになった梶山さんのブログでは以前も医者によるかなり世間知らずな書きこみがあり、それに対する指摘に、「私達は専門バカなのであしからず」と返答し物議を醸したことがある。他の医者からも「私達は専門書を読まねばならず、最新の医療技術の習得もたいへんで」とフォローの書きこみがあった。


 それはその通りだと思う。お医者さまはたいへんだ。激務だと思う。だが、私の文を読むやいなや即座に反応し見当違いの抗議をしてきた医者や、説明してやってもまだわからず明後日の方向を論じているこのインターンは、いくらなんでもひどすぎないか。


 このインターンはバカ大学所属らしいのでどうでもいいとして、医者の方はやたら「信濃町」を売りにしているから慶應病院の医者である可能性が高い。慶應病院もたいしたことないなと思った。これは義塾卒でも紹介者がいなくて慶應病院にかかることのできないビンボー人のひがみだが。いやそんなことを言ったら、私のかかれる医者はこのバカインターンクラスなのだからよけいにおそろしい。


 いま、ひとつだけ悔いているのは、「あのままほっておいたらどうなったか!?」である。梶山さんのブログだから荒れてはいけないとすぐにフォローしてしまった。昨日は一日中家にいたのでそれができる態勢にもあった。これがなんやかや忙しく二日間ぐらいほっておいたら、どうなっていただろう。もっともっと荒れたろうが、そうなればなったで「あの書きこみはお医者さまを批判しているのではないと思います」という真っ当な読者も登場したような気がする。それを確認できなかったことだけが悔やまれる。
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  1. 2010/01/29(金) 10:45:43|
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