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Windows8はつまらん、わしゃ買わんと宣言しておきながら買ってしまいました。発売日から一ヵ月ほど我慢しましたが、ぐらいであればまだ許されようが、昨日26日に発売されたばかりのものをもう持っているのだからこりゃ噴飯物です。二枚舌です。発売日の昨日ECカレントから発送され、今日27日の午前10時半に佐川急便で届きました。これからインストールするところです。
ほんとに8には興味がなく、そこに書いたように「8はVistaのように失敗に終る。Vistaのあと、すぐに7が出たように、8もすぐに改良型の9がでる。それになったら買おう」と思っていたのですが、ついつい「期間限定Upgrade版5300円」を見て注文してしまいました。私はいつもOSは最上位版を買うので最低でも25000円はします。Win2000なんて38000円もしました。そんな私にはUpgrade版とはいえ、この値段は驚異的でした。がめついMSにしてはずいぶんと安いです。Googleの無料のAndroidとかに追われてMSも焦っているのでしょう。
まあこれだって無料OSが出まわっている今、十分に高いのですが、そういうとき「むかしの後遺症」が出るのですね。これから先、無料OSで育った世代は、この値段を安いとは思わないでしょう。MS-IMEから始めたひとが「IMEとはタダ」と思っているように。IMEって有料だったんですよ。
フロッピーディスク2枚のMS-Dosを25000円で買わされた過去を引きずっていると、こんなのに飛びついてしまいます。貧乏性ですね。メモリ1MB1万円の過去を引きずり意味もなく安いメモリがあると買ってしまうのと同じです。いやさすがに1MB1万円は遠いものになりましたが、「64MBのUSBメモリ、特価で9800円」なんて感覚はいまも引きずっていて、意味なく安売りUSBメモリを買ったりしています。
いま私のデスクトップ機のメモリは24GBなのですが、なぜ8×4で32GBでないかというと、DDR2使用時代に購入したDDR3の4GB2枚があったからでした。「こ、こんなに安い!」と自分の使っているPCのメモリはDDR2なのにDDR3を買ってしまいました。焦らなくても今はもっと安くなっています。8×4に出来なかったのはすこし口惜しいし、どうせなら32GBメモリにしたかったです。でもさすがに4GB2枚をむだにすることは出来ませんでした。
※
ほんとに嫌いでねえ、このユーザーインターフェースが。8から従来の「スタートボタン」「スタートメニュー」「ガジェット」などがなくなりました。7でとても使いやすくなった「タスクバー」も変更になったようです。
トップ画面はこれです。
これがイヤでイヤで。
すでに前記の6月に書いた文で結論を出していますが、8とはタブレット端末の「タッチパネル」と、スマートフォンでアプリを買う感覚の「ストア」が売りなのです。時代がそちらに流れているのですからしょうがありません。それらが好きなひとには待望の新OSでしょうが、まったく興味のない私のようなのには縁遠いものです。
私はパソコンはデフォルトでは使わず、自分用にいじくりまくるので、果たしてこういう押しつけからどこまで逃げられるのか、どこまでカスタマイズ出来るのかが勝負?です。逃げられなかったら潔く白旗を揚げて7に戻ります。
と書いていて、今ごろになってあらためてまた「なんでおれ、こんなもの買ったんだろ」という疑問が湧いてきました。今までのようにいちばん安いのでも15000円ぐらいしたならぜったい買わなかったのに……。
※
でもまあ新OSだからあたらしい「いいところ」もあるのでしょう。そう思わないと衝動発作買いをした自分が惨めになります。
7の「XPモード」が改良されて、今まではXPだけでしたが、今度はLinuxなども挿れられるとか。新機能です。ひさしぶりにUbuntuを挿れてみようかな。デュアルブートにすると面倒だけど8から入れるなら便利だし。
起動が7より速いとか、いくらか楽しみもありますが……。
私はいまの7の「スタート」と「タスクバー」が好きなので、どうにもこのトップ画面にすることにためらいます。

いまここまで来ています。プロダクトキーを挿れたらUpgradeが始まります。するともう大好きな7には戻れません。しっかり別のSSDに今の環境は保存してあるんで戻れないことはないんだけど。
さてどうするか。いつでもUpgradeは出来るのだから、しばらくは気に入っているいまの7で行くのか、せっかく買ったのだからすぐUpgradeすべきなのか……。(以上12:00)
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【追記】──32bitのノートに挿れてみた メインのデスクトップ機に挿れるのはためらいがあったので、7の32bitOSが入っているThinkPadに挿れてみた。これもメインノートのThinkPadには64bitが入っているので、そちらには入れないという、なんか不都合になっても我慢できる古い型を人身御供にしたみたいで申し訳ない気もした。
シングルコアのCPUとメモリ2GBという低スペックなのだが、さほど時間もかからずすいすいと進んだ。その辺は改良されているようだ。
OSの容量がすくなくDVDではなくまだCDだった2kなんて、なぜかずいぶんと時間が掛かった。インストール態勢が整うまででもチャカチャカと長いあいだやっていた。とこれを書くと条件反射で「私のWindows3.1はフロッピー版で、FD23枚だった。トランプでもやるように、23枚のFDを並べてOSを挿れた」と書いてしまう(笑)。
※
とりあえずUpgradeインストールをやってみた感想として。
初期設定がかなりうるさい。メールアドレスや生年月日、郵便番号、携帯電話の番号まで入れねばならない。なぜたかがパソコンのOSインストールで、そこまで個人情報を記入せねばならないのか。
それらを「簡単設定(推奨)」にすると、「MSに状況を報告する」のようなのがぜんぶオンになっている。私は「自力設定」にしてすべて断ったが、断っているとき、「簡単設定」にしたらこんなにもたくさんのことにYesと答えていたのかとこわくなった。なんだかMSの看視が厳しくなったようで気分が悪い。いや厳しくなったんだよな。以前のOSではこんなことはなかったもの。
肝腎なのはこれからの使い勝手なのだが、それ以前に、「こちらのことを細かく聞いてくる失礼なヤツ」というのが第一印象だ。(以上、18:00)
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- 2012/10/27(土) 11:59:57|
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