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エディソン・チャンの流出写真──を見る

00-geino
2月21日 AFP】(2月23日 写真追加)香港の人気女優らのヌード写真がインターネットに流出した事件で、流出元となった人気俳優、エディソン・チャン(陳冠希、27)さんが21日、記者会見を開き、一連の映像は自分が撮影したものと認め香港映画界から引退すると宣言した。

 香港を中心に過去数週間、チャンさんが女優や歌手など複数の有名女性と映っているわいせつな写真やビデオ映像がインターネット上にはんらんし、大騒動に発展していた。


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 この男も相手の女優や歌手もまったく知らない。するとこれ、ただの見知らぬ男女のエロ写真でしかない。エロ写真としてクールに見た場合、実にもうレヴェルの低いどうでもいいものだ。


 だけどまたこれが自分の好みの女優や歌手であり、着衣姿を「いい女だなあ」と常々思っていたとしたら、これがいかにとんでもないお宝画像であるかはよくわかる。さぞや香港の若者は熱狂したことだろう。


 ただの見知らぬ男女の三流エロ写真でしかないこれを私が超貴重なお宝画像にするのにはどうすべきか。簡単だ、今から香港のこれらの男優女優歌手に詳しくなればいいのである。
 しかしそれは本末転倒。もう何年も香港映画を見ていない。そのために勉強するというのも(笑)。
 そのうち親しんだら、「あれ? この女優、もしかして」なんて思うことがあるのだろうか。その日までこの画像はとっておくべきか。
 でもほんと、ファンだったらこれは興奮したろう。それだけはわかる。(投稿予約原稿)

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  1. 2008/02/29(金) 18:02:31|
  2. 世相
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エイミーの「Rehab」を日本語カヴァー──前向きな歌詞……

ongakupiano.gif

ナゾの日本人が「グラミー5冠」エイミーをカバー



 米ロサンゼルスで10日に行われたグラミー賞で5冠を獲得した英歌手、エイミー・ワインハウス(24)の代表曲「リハブ(Rehab)」を、日本人歌手がカバーし、20日に緊急発売することになった。オリジナルのメロディーに、別の意味の日本語詞をつけた「Rehab―女神たちの休息―」のタイトルで「Yuki―K」という経歴不詳の歌手が歌う。


 エイミーの所属するユニバーサルの邦楽スタッフが、昨年「リハブ」を気に入りカバーを決断。歌手を探していたところ、Yuki―Kが米人気歌手・ビヨンセの「リッスン」を歌う音源を聴きほれ込んだという。昨年末にレコーディングを行い、エイミーの快挙を機に緊急発売が決まった。


 「Yuki―K」の正体については、音楽関係者によると「大ヒット曲を持つ女性歌手で、企画性の楽曲を歌う場合の名称」。アーティスト名や歌声、写真の面影から「愛情」、「あなたのキスを数えましょう」などで知られる小柳ゆき(26)では?との声が多いが、所属のユニバーサルは経歴を明かしていない。


 オリジナルの「リハブ」はアルコール依存症で知られるエイミーが、リハビリ施設への入所を拒む歌詞だが、日本語詞はあえて前向きなメッセージにした。(スポーツ報知 2/20)


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 あの印象的なリフ「ノー・ノー・ノー」でリハビリ施設への入所を拒む頽廃的なR&B、その名も「Rehab」を、いったいどうやったら「前向きなメッセージの日本語歌詞」に出来るのか。まずそれ以前に、どこをどうするとこんな珍妙な発想が生まれるのだろう。


 抜群の歌唱力を誇る小柳ゆきだが、けっきょく迷走してこんなことをするしかなくなっている。今回の企劃もなんとも惨めである。すでに失敗が見えている。

「あなたの」がヒットしてしばらく後、すっかり彼女を見かけなくなったころ、中古品のCDやVideoも扱っているレンタルヴィデオ屋で彼女のCDを手にした。茨城時代だから2004年か。
 150円だった。アルバムである。すでにその時点で彼女が曲に恵まれず迷走しているのは知っていた。プラケースに入った美麗なアルバムなのに何枚もが中古品の棚に並び、150円というのが彼女の立場を物語っている。クルマのCDプレイヤで一聴して、すぐに捨てた。なるほど、そんな値になるのがよくわかるシロモノだった。


 どんな「前向きの日本語歌詞」になるのだろう。怖いモノ見たさで知りたくもある。(投稿予約原稿)

  1. 2008/02/28(木) 10:29:46|
  2. Rock
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ぎっくり腰ご挨拶──お見舞いメール感謝の辞

00-seikatsu 腰痛に関して、たくさんのお見舞いと、治療法のメール、ありがとうございました。個々に返事を書けない状況なので、まことに失礼ながら、ここでまとめてご挨拶させていただきます。


 下記の「橋下知事の記事──アクセス数異常UP」に関して、すこし「ウソ」がありました。それは「30」には戻らなかったということです。30が3000になり、翌日から700,300と順当に減ったのは事実なのですが、元の30にはならず、100ぐらいありました。今でもあります。これでも元々の3倍ですから、隠れ人の私にはたいへんな数です。しみじみ2ちゃんねるの凄みを感じました。

 そのあらたな70人は私のブログを気に入ってくれたのでしょう、腰痛に関して案じるメールをくださいました。様々な治療法を教えてくださいました。心から感謝しています。
 快癒したら全員に返事を書きます。今はご了承ください。とにかくPCデスクに向かうのがいちばんの苦痛です。


 風呂に入ってあたたまるのはダメ、にはまいりました。風呂に入るのだけが楽しみみたいな人生なので。アイスノンで冷やしましたが、この時期、これはつらいです。


 イテテ。もう限界。
 そんなわけで御礼と言い訳です。すみません。

  1. 2008/02/27(水) 23:22:43|
  2. 生活
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ほぼ治りつつあるが──腰痛話

00-seikatsu
 日常生活には不自由しない程度に、ほぼ治りつつあるが、唯一ダメなのがイス。ほんのすこしすわり、この程度の短文を書いただけで苦痛。というかこれ、立ったまま書いている。


 つまりは今回の腰痛はイス生活が原因で起きたのだった。毎日十数時間も机に向かっていた。おまけにかつてないほどの運動不足。不規則な生活。起こるべくして起こった災害ではある。

 しかし私の生活はイスにすわってのPC作業なのだ。これが出来ないと干上がってしまう。こまった。ほんとうにこまった。かといって無理にすわっての仕事も、10分もすると、立ち上がれなくなるほどの激痛をともなう。また元に戻るのではないかとの恐怖で無理も出来ない。


 こまったこまった。もう十日になる。いつになったら全治するのか。
 寝ころんで池波正太郎を読んでいる分にはなんの問題もないのだが、そんな餘裕のある人生じゃない。こまったこまった。

  1. 2008/02/27(水) 10:33:19|
  2. 生活
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いやはやたいへんな大騒動──まだ途上?

net.gif
 ここしばらく、橋下知事に関する文章をどなたかが2ちゃんねるに貼ったらしく、私としてはたいへんなことが起きていた。大事件である。だって誰にも知られないように、30人の友人とひっそりやっているブログ(=日々のアクセス数30)が、いきなり3000になったのだ。当人の困惑を想像して欲しい。いきなり100倍。


 10億アクセスのしょこたんならなんてことないだろうけど。


 そういうことが起きたら「意や嘗め」──これがATOK──「厭な目」に遭うことは覚悟していた。だからこそ誰にも知られないようにひっそりとやっていた。

 結果、民主党支持者と思われる人からのイヤガラセメールはなかなかのものだった。バカばっかり。でもそんなもの削除すれば一瞬でなくなる。むなしいね。


 イヤガラセと比べると数はすくないが、励ましのメールもいただいた。たまにはいいこともある。中でも、大阪のUさんからのメールはとてもうれしかった。
 


 と、この辺のドタバタ騒ぎの経緯は、腰が治ったら長文でホームページに書きます。今は、滅多にない経験をさせてもらったと、ここのURLを2ちゃんねるに貼ったかたに感謝しています。でももう貼らないでね。私は嫌いな人間とは関わりたくない人生観なんです。


 と書くのも、今は元に戻ったから。戻るまでじっとしてました(笑)。
30→3000→700→300→150→100→30


 アクセス数も戻り、イヤガラセメールも来なくなり、しあわせしあわせなのだが、腰が……。健康は命より大事だと感じる日々。


 

  1. 2008/02/26(火) 23:15:44|
  2. 生活
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春(近し)の雨

00-seikatsu
 午後九時、雨が降ってきた。温い。これは冬の雨ではない。春が間近いことを感じる。


 池波正太郎の「藤枝梅安」を読んでいたら湯豆腐が食べたくなった。彦さんの好物である。読者にこう思わせる小説は本物だ。


 腰痛寝たきり生活で連日池波正太郎三昧。楽しくもあり苦しくもあり。


 締め切りが迫ってきた。今夜から書かないとたいへんなことになる。でもまだ痛い。時間だけが良薬。


 これぐらい書くので精一杯。

  1. 2008/02/26(火) 22:04:02|
  2. 生活
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キチガイは発音がNG らしい(笑)

kotoba.gif
  基地問題を扱っている「TVタックル」で、字幕に「基地外」と出ていた。2ちゃんねるでおなじみの気違いや気狂いの字面当てである。この場合はもちろん「基地の外部」という意味での「キチガイ」である。


 ところが音声は、文字が「基地外」とあるのに、「キチガイ」とは発音せず、その箇所だけ、「基地の外において」「基地の外では」と、「キチノソト」と発音していた。その他の字幕文字はすべて表記通りに発音しているのだから、これは目立つ。


 キチガイという言葉は、現在のマスコミにおいて、文字を通り越して、すでに「音として」許されないモノなのだと知る。どんな字であろうと、どんな意味であろうと「キチガイ」という音は許されないのだ。こりゃひどい。まさしく気違い沙汰だ。


 クレイジーもマッドもふつうのアメリカがうらやましい。というか、こんなことに異常に神経質なのって世界中で日本だけだろう。困った「人権主義」。


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【附記】──2/26


 でも表記そのままで読み上げると「キチガイでの行動を自粛しました」のようになる。しかたないか。こんなのがテレビから流れてきたら誰もがドキっとする。


 

  1. 2008/02/25(月) 23:04:46|
  2. マスコミ
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不気味な風

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 身の毛のよだつような風の唸りが気味悪く、夜中に目覚めてしまうなんて何年ぶりだろう。記憶にない。それにしても不気味な唸りだった。そういうことにつよい私ですらびびったほどだから、眠れない人もいたことだろう。尋常じゃなかった。今も唸っている。だいぶ治まってきたが。


 起きてIPATにログイン。京都競馬が中止。いや芝レースをダートに変更して開催か。


「ロス疑惑」のミウラがサイパンで逮捕との報。リアルタイムであの事件に接してきた身には、いまもってなぜ彼が無罪なのか理解できない。アメリカはやってくれる。
 アメリカに殺人罪の時効はない。日本もやめるべきだ。人を殺しても25年逃げ回れば無罪になるなんてバカな話があるものか。今後どう展開するか。天国の一美さん、お父さんも注目していることだろう。


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【附記】 2005年から25年(2/25)


 最初「15年逃げ回っていれば」と書いた。その後なにかの折りに「25年」と読む。勘違いしていたのかと赤面しつつ25年に直す。でも心中には「15年だったよなあ」の思いがある。好きではないが一応勉強のために推理小説と呼ばれるものをかなり読んでいる。殺人罪の時効はたしか15年だったはずだ。

 調べたら2005年に変ったのだった。こういうことを日々勉強しているわけではないから智識がとまっている。お恥ずかしい。ともあれ自力で気づいてよかった。

  1. 2008/02/24(日) 09:21:59|
  2. 生活
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黒人演歌歌手デビュウ──曲がよくない

00-geino
黒人演歌歌手のジェロに歓声 (スポニチアネックス)


 米国出身の黒人演歌歌手、ジェロ(26)のデビューイベントが20日、東京・渋谷の外資系CD店「HMV」で行われた。


 同所で演歌歌手のデビューイベントが開かれるのは初めて。今月に入ってテレビの計30番組以上から出演依頼が来るなど話題沸騰中とあって、会場は限定120人のファンに加え、報道陣70人で超満員。

 神奈川県内に住む兄マイケルさん(35)夫妻も駆けつけた中、デビュー曲「海雪」を持ち前の甘い歌声で披露。得意のヒップホップダンスを交えての“歌って踊る演歌”という斬新なパフォーマンスも公開。故吉田正氏作曲のカップリング曲「東西南北ひとり旅」では滑らかにコブシを回し、流ちょうな日本語で「皆さま、手拍子をお願いします」。と目を潤ませた。


 この日の発売日にはカセットと合わせ計8万3000枚を出荷。オリコンデイリーチャートにも16位で初登場。


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 黒人演歌歌手という仕掛けはおもしろいし、この青年にも好感を持つ。やたら日テレが押していて、経歴やキャンペーン風景を流していたので、デビュウまえからみょうに詳しくなってしまった。


 ただ、この「海雪」という歌は、彼らしい新味を出そうと練られた曲だからなのだろうが、今風J-Popの早口の歌詞があったかと思うと、いきなり演歌風にまったりしたりして、本来の演歌ファンが親しめるものではない。衒った奇が実を結んでいない。かといって若い世代がよろこぶものでもない。中途半端なろくでもないものだ。


 素材としておもしろいのに、もったいないと思う。あんな曲なら彼が大好きだという「夜桜お七」(これを唄ってNHKのど自慢に合格したとか)のカヴァーでもしたほうがよほどいい。
 ま、勝負は次の楽曲の出来具合だ。(投稿予約原稿)

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  1. 2008/02/23(土) 10:13:25|
  2. 芸能
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犬山市の見解──全国実力テスト唯一不参加の市

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 愛知県犬山市は、文部科学省が2007年度から実施する「全国学力テスト」について、「子どもの学力は全国一律のテストで評価できない」として参加しない方針を決めた。


 同省によると、不参加表明は初めてという。また、新年度から全国の都道府県が実施する「教職員評価制度」についても、導入しない方針を決めた。 (2006年2月24日  読売新聞)


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 ホームページでも書いたこの問題を、今朝のみのもんたが取り上げていた。不参加を貫く教育長に市長が辞職を迫る様子など、なかなか興味深い映像だった。参加できないこどもがかわいそうだ。これはあとでまとめよう。


 全国実力テストをすると公立学校の実力の順番がわかる→誰もがその学校に行きたがる→格差が出る=それはよくないこと、というのだが、それって人の本能だろう。
 すぐれた私立に行かせる金のない庶民は、水準の高い公立に行かせたいと願う。それしかない。なぜその可能性を狭める、成績を隠匿する、わからん感覚である。
 県の順位、地域の順位、学校の順位はわかるわけだが、そういうことから公表しないらしい。すべきである。健全な競争だ。


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 都立日比谷高校が東大進学数一番だった時代、あれでいいのだ。学区制という愚。平等という勘違い。
 本来東大に代表される国立大学は、頭さえよければ貧乏人のこどもでも行ける学校だった。だからこそ国立であり授業料も安い。かつての政治家、会社社長、みなそうだった。だがそれはもう「夢」となった。金のある親が金のかかる私立で英才教育したこどもしか進学できない。


 橋下大阪府知事が石原都知事と面談し、大阪府立校の学区制廃止について話し合ったとか。


 公立がかつてのような地位を取り戻すことは可能だろうか。為政者にはせめてもの努力はしてもらいたい。それをする為政者を支持したい。


 


 


 


 

  1. 2008/02/23(土) 07:41:14|
  2. 世相
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勝浦漁港の団扇太鼓

00-seso
 イージス艦とぶつかって行方不明漁船の無事を願う勝浦で、岸壁に立ち、団扇太鼓を手に南無妙法蓮華経を唱える一団の姿が目立った。

 千葉は日蓮との縁が深い。日蓮は鴨川生まれだというから勝浦は隣だ。あの辺は日蓮宗の信者が多いのだろうか。
 あの法華教の連中はどこから来たのだろう。
 被害者の家が熱心な信者なのか。それとも勝手連か。地元漁民ぽいおばさんが多かったから前者だと思うが……。


 あれだけ映像を流すのだから、ひとことぐらいそのことに触れた方が自然なのだが、今の時代、宗教に関わるのはタブーだからか、どの局もみなしらんふりである。まったく触れないのがかえって不自然だ。

 たとえばこれが教会でお祈りを捧げるシーンだったなら、テレビはごく自然に「この辺の漁師の皆さんにはキリスト教信者のかたが多く、近所のみなさんが教会に集って無事を祈っています」と伝えたろう。牧師・神父がカメラの前で、「とても熱心な信者さんでした」ぐらい語ってもおかしくない。つまり宗教はタブーだがキリスト教はタブーではない。その理由は、世界の覇者の欧米が信仰している宗教だからだろう。気分は今も敗戦国だ。

 落語の演目にもあのシーンはたびたび登場する。落語はなんで法華教ばかりなのか疑問なのだが……。とにかく落語の世界は圧倒的に「南無妙法蓮華経」である。演目の中で、「テンツクテン、テンツクテン」と団扇太鼓を叩いて行進する法華教の行列にこどもが着いていったり、時には(落語だから)おとなまで着いていったりする。
 むかしから有名な団扇太鼓を叩く光景だが、テレビで見たのはひさびさだった。新鮮だった。
 私の田舎は茨城だが隣県なのに茨城は法華教信者はすくない。
 この辺の勉強もしないと。


 


 


 

  1. 2008/02/22(金) 01:07:05|
  2. 世相
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橋下知事報道考──『週刊文春』の悪意

bunshun



橋下知事関連ニュース──『週刊文春』の悪意


発売中の『週刊文春』に次のような記事がある。
テレビで橋下大阪府知事が「キレまくり」 と連発している。
映像など見ずに書いているのがすぐにわかるひどい文章だ。


文章だけでも悪意たっぷりだが、さらに仕上げとして「キレまくり橋下知事はナニワにお似合い」というセンス抜群(笑)の見出しがある。
これを読んだ大阪府民は「ナニワ」とわざわざカタカナにし、「お似合い」と小馬鹿にしたような関東の上から目線を不快に感じるだろう。ハシモトのようなカスは、おまえらカスにお似合いだと挑発しているのである。

その関東、東京、文春に対する敵意は、すぐに「あんなのが知事だからこんなことを書かれるんだ」と橋下への批判に転化する。なんとも巧妙な悪意であり「誘導」だ。


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私の友人には『週刊文春』を読んでいるひとがおおい。みな忙しいからテレビはほとんど見ない。まして大阪ローカルのNHKを見られるはずがないし、ネットにアップされたそれを目にすることもない。日曜早朝の「報道2001」も見ていない。

彼らはみなこの『週刊文春』の記事から、それらを「情報」として記憶してゆく。ここにおける「事実は」は「悪意を交えた間違いだらけの週刊文春的事実」でしかないのだが、情報がそれしかないのだから、そう思いこんでゆく。怖い世界だ。


戦時中、アサヒシンブンを始めとしたマスコミは、負け戦は報道せず、勝ち戦のみをことさら大げさに報道した。
その理由は軍事政権に強要され、しかたなくだったのだそうな。
戦後、そう語っている。


じゃあ今この時代、軍事政権に強要されているわけでもないのに、なぜに事実に反した歪んだ報道ばかりするのだろう(笑)。


マスコミ人の誇り、快感は、大衆誘導にある。自分の意見が何百万人、時には何千万人もの読者・視聴者に影響を与える。これほど気持ちのいいことはない。
それは戦時中も今も変っていない。橋下知事を嫌いな記者が事実に反したことを書くのも、戦時中の「勝った勝ったまた勝った!」も本質は同じである。
マスコミの驕りだ。


戦時中と今の絶対的な違いは、マスコミが特権階級ではなくなったことだ。むかしは政治家の素顔は庶民には遠いものだった。新聞記者の筆で想像するしかなかった。今は記者の文章にたよることなく映像から直に判断出来る。


以前は「なにも知らないおまえらに教えてやる」という優越感にあふれていたマスコミ人に今それはない。むしろ2ちゃんねるでネタを拾う時代である。

出来るのは、嫌いな人間を「ナニワにお似合い」と皮肉っぽく書くことによって反感を煽るぐらいだ(笑)。
こんなことをやってて惨めにならんのか。なんとも恥ずかしい見出しである。


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【附記】 メールをくれた見知らぬ方々へ


見知らぬ方々から多数のメールが届いた。
私のことを「橋下信者」と決めつけ、「ブッシュと橋下では政治家としての格が違う」とかの訳のわからんものばかりだった。わたしゃブッシュのブの字も書いてない。どういうことだろう(笑)。返事の書きようもない。


私の書いているのは「マスコミ論」である。
私はフジサンケイグループが好きだし、「報道2001」も長年見ている。黒岩キャスターは好きなアナである。
一方、たとえばカンナオトとかフクシマミズホは大嫌いだ。
だが先日の番組で黒岩が、彼らにそんな態度を取ったなら、私は同じく彼らの味方をする文を書いた。
フジテレビも橋下も関係ない。マスコミ論であり「アナウンサー考」だ。

言いたいのは、テレビ局のアナの、職務を逸脱し、己の立場を勘違いした高飛車発言は、出演者に失礼であり、醜悪だということである。

  1. 2008/02/21(木) 15:27:49|
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ランボー/最後の戦場 感想②──白人の見るアジアアフリカ

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 ランボーが悪逆非道なミャンマー軍人をマシンガンで殺しまくる。ナイフで切り裂く。いやはやなんというか。


 白人が撮ったアジアアフリカを舞台にした映画を見ると、彼らにとってアジア人アフリカ人が「猿」であることがよくわかる。
 この作品もそう。
 先日テレビで見た「コンゴ」の、ゴリラを殺しまくるシーンを思い出した。
 白人人質を無事救い出してめでたしめでたし。
 ミャンマー人は山と死んだが白人は死なないなあ(笑)。


 こういう映画を見て楽しめる人は誰だろう。
 アメリカじゃ大ヒット。それはわかる。
 白人でないなら、そのひとのオツムはかなり問題だ。


 「ランボー対プレデター」「ランボー対エイリアン」と、そっち路線にいったほうがよい。
 というかいくしかないだろう。白痴の映画だ。(投稿予約原稿)

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  1. 2008/02/19(火) 07:00:03|
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ホンダのCMから、「悲しき願い」を見る──[Youtube]のすばらしさ

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 CMで流れていたインストの「悲しき願い」を耳にしたら無性に聴きたくなった。
iTunesで聴く。私の持っているのは本家、The Animalsのもの。


聴いているうちに見たくなる。
ダメモトで[Youtube]に原題「Don't Let Me Be Misunderstood」を入れて検索したらすぐに見つかった。
あるんだなあ、なんでも。なんてすごい時代だろう。
モノクロのアニマルズのライブを見られるとは思わなかった。
すごいへた(笑)。日本のグループサウンズを思い出す。


ここまできたら尾藤イサオVersionも見たくなる。実際のところアニマルズより
00-onpu2だあれのせいでもありゃしない」の方が耳に馴染んでいる。

でもいくらなんでもこれはないよなと思ったら簡単に見つかった。いったい誰がUPしているんだろう。感激。


しかしこれはテレ東の懐メロ番組あたりのUPのようだ。尾藤が妙にくずして歌っていて好みではない。これはよくあること。何十年も同じ歌を唄っているとみな自己流にくずす。
当時の歌いかたの方がいい。でもそれは無理。音だけでも無理。それこそ中古レコード屋で高額なシングル盤でも買わないと。


と思ったらこれもあった。当時のモノクロニュース映像に被せて、レコードの音声が流れる。感謝感激雨霰。
ここまでしてもらっていいのだろうか。思わず画面に手を合わせ拝んでいた。


ありがたくて涙が出る思いである。
なんという便利な時代なのだろう。


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【附記】──CMはサンタ・エスメラルダ


 ホンダのCMで流れているのはSanta Esmeraldaのヴァージョン。1978年のヒット。

  1. 2008/02/18(月) 21:21:28|
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なだぎの連覇──R-1グランプリ

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R-1グランプリ

◎なべあつ ○なだぎ ▲芋洗坂係長
この予想は絶対的自信。しかし断然の本命サイド。なべあつ、なだぎでは馬単でも2倍だろう。裏も同じ。2点買いで元取り。でもダークホースの芋洗が頭になると2着がどっちでも馬単がつく。8倍ぐらい、いけるか? そんな感じ。
でも、なべあつが圧勝と思っていた。


なべあつはおもしろかったけど、どんな斬新なネタも何度目かになると慣れてくる。昨年暮れほどのインパクトはなかった。今回は、なだぎのほうがおもしろかった。なだぎの「ファミコンマイク使用→ハウリング」は、以前にも見たがまだまだ笑える。あれ、すぐにハウるんだよな。「ゼルダの伝説」で、耳のでっかい怪物を、あのマイクに怒鳴って倒すってのがあった(笑)。


なだぎはディラン役で昨年R1を取り、さらには友近のキャサリンを巻き込んで「徹子の部屋」に出るまで出世したが、あれはNHKを見ている人だけのネタ。見ない私にはすこしもおもしろくない(笑)。その点、今年は誰にもわかるネタでがんばっていた。


ということで、テレビを見ていたら、予想は◎なだぎ、○なべあつになった。断然なだぎの連覇である。
だがそこで芋洗がやってくれた。ジプシーキングネタは切り札だ。わからないヤツにはわからない。ヴォラーレ(笑)。「ジンギスカン」は定番だが誰がやってもおもしろい。2ちゃんねるにアサヒシンブンをからかう秀逸な映像があったっけ。


芋洗が関西系の審査員に受けるかどうか心配していた。特にハッポウ。でもあれなら大丈夫だろう。勝負は写真判定。よくそこまで持ち込んだ。


結果なだぎの連覇となった。芋洗ファンからは不満の声が挙がっているが、これでいいんじゃないかと思う。
M1もR1も毎回審査に若干の不満が残るが、なんとか納得できる結果になってくれるから助かる。ブラマヨは笑い飯に4対3でかろうじて勝った。あそこで笑い飯になっていたら、私はもうM1は見なくなったろう。あれは7対0でブラマヨが勝つべきだった。(やはりカンペイとハッポウの点数で芋洗は負けていた。でもまあこれはいい。)


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鳥居やあべこうじとか言いたいことはあれこれあるがそれはホームページで書こう。
なだぎの連覇と芋洗の検討を祝す。

  1. 2008/02/17(日) 18:26:20|
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橋下府知事フジテレビに出演──「報道2001」黒岩MCの悪意

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橋下府知事考──「報道2001」黒岩MCの悪意


 今日の「報道2001」はひどかった。先日のNHKのように映像がUPされて問題になるだけの内容である。果たしてそうなるのか。いま終ったばかり。いち早く書いておこう。


 橋下は大阪のスタジオからの出演。フジのスタジオにはいない。ワイプ画面での出演。こちらにいるのは司会の黒岩、助手の女アナ、片山元鳥取県知事、山田杉並区長、コメンテータの竹村健一。


 最初から司会の黒岩は橋下に敵意丸出し。マニフェストの定義を巡ってケンカになる。橋下、熱くなる。
 黒岩は司会者である。司会者とゲストが同時にしゃべって相手の言うことを聞かず喚きあうなんてことはやってはならない。これが認められているのは「朝生」のタワラソウイチローぐらい。あれはタワラの番組であり、ああいうヴァラエティ番組と割り切れる。いつから黒岩はこうなったのか、かつて見たことがない。


 互いに熱くなって黒岩と橋下がやりあう。だが立場はスタジオで仕切っている黒岩が圧倒的に有利。熱くなって言い争っているのは同じでも、司会の黒岩には、「すぐにあんなふうにカッカカッカするわけで」と揶揄し、他の出演者に話を振ったり、CMにしたりする「権限」がある。スタジオにいず、思うように発言できない橋本は不利だ。黒岩に振り回されるだけである。だから当然次の発言機会に「ぼくはべつにカッカカッカはしていませんよ」と反論する。議論は進まず、黒岩と橋下の対立ばかりが目立つ。いやはやひどい内容。

 黒岩は上から目線で、まるで自分の取り巻きに、「ね、すぐにあんなふうにカッカカッカするんですよ」と見せつけるかのような応対。司会者から「すぐにカッカカッカする」なんてテレビで言われたら、誰だってほんとにカッカカッカする(笑)。挑発は明らか。そして先日のNHKのことを踏まえて、黒岩はテレビ側に立っている。いわばNHKの味方である。


 救いだったのは、片山、山田というゲストがまともであり、コメンテータの竹村もしっかりしていたこと。黒岩の「すぐあんなふうにカッカカッカするんですよ」は、スタジオにいたのがアンチ橋下の連中だったなら、一斉に失笑が起きて橋下叩き、イメージダウンになったろう。黒岩はそれを計算しての発言。だが冷静な周囲は黒岩のそれにうなずくことなく苦笑するのみ。むしろ黒岩の空回りが目立つ。

 これはやはり黒岩ひとりの考えではなく、フジサンケイグループの橋下府知事に対する敵意と解釈すべきなのだろう。黒岩も突発的な発言ではなく、しっかりやっつけてやろうと番組開始前からの計算尽と思われる。


「あなたね、あなた、それはおかしいですよ!」と知事に「あなた呼ばわり」を連発するのも無礼だし、橋下の意見に「はぁ?」と、小馬鹿にしたような相槌も見苦しい。
 いやはや、ここまで司会者が上から目線で発言してよいものだろうか。


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 中でも最も不快だったのは、

《竹村が、レーガン大統領が登場時に、前大統領の政策を無視して、突如行った大幅減税によりアメリカに活気を与えたことを紹介し、アメリカ大統領制と日本の知事制度は似ているから、橋下知事も思い切ったことをやって府民に希望を与えて欲しいという、橋下へのエールを送っているとき、いきなりその話に割り込み、まったく関係ない話を山田杉並区長に振って、竹村のコメントを中断させたこと》
 である。


 司会者の権限を悪用した明らかな悪意だった。竹村にも橋下にも失礼である。


 若いときの竹村だったら、「ちょっと待ってよ、いまぼくが話しとるんやから、最後まで話させてえな!」と怒ったろうし、橋下がスタジオにいたなら、「待ってくださいよ黒岩さん、もうすこし竹村先生の話を聞かせてください」と発言しただろう。それぐらい不自然な横やりだった。だが残念ながら老いた竹村はろれつがおかしく、最近ではすっかりおとなしい。現場にいない橋下は遮ることが出来ない。
 司会者の横暴が際だっていた。


---------------


 この「司会の横暴」で、黒岩もタワラも同じなのだとわかる。黒岩はこれを「おれの番組だ」と強く思っているのだろう。でなきゃあんな無礼は出来ない。


 権限をもつとアナはみなああなるのか。たとえば同じフジの福原なんて若いアナも、競馬中継の司会を何年かやっているうちに、次第にアナの領域を逸脱し、競馬評論家もどきの発言をするようになってきた。噴飯ものである。見苦しい。
 でもそうなってしまうのが人として自然なら、そうならないよう上部が配置換えをすべきである。さいわい競馬ではそうなった。

 黒岩は長年この番組をやりすぎた。自民党系のパーティ等ではたいへんな存在らしい。これだけ保守系の政治番組の司会を長年やってきたのだからそうなる。もう引っ込むべきだ。あるいは自民党から出馬するか。色が付きすぎている。


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 橋下はNHKのときも、あの女アナ以外とは丸くやっていたように、今回も片山、山田、竹村には、貴重な意見をありがとうございますと感謝の姿勢を見せていた。
 黒岩だけがひとりで橋下に突っかかる。やられるものだから橋下の方も黒岩にだけ敵意を見せるという、まことに討論番組にあるまじきひどい展開になっていた。レヴェルの低い話だ。子供のケンカである。

 誰に責任があるかといえば、それはもう司会者なのに不偏不党ではなく、橋下に対して個人的感情をむき出しにした黒岩だろう。
 そしてまたこれも、どう考えても黒岩だけではなく、局の姿勢のように思える。終始一貫して黒岩は、若造にものを教えてやる、という高見からの視線だった。
 黒岩の態度に不快だった視聴者は多いはずだから、かなりの抗議の電話がいったものと思う。


 黒岩の橋下への言いかたは常に上から視線だった。「ほら、すぐにあんなふうにカッカカッカするんですよ」「あなたね、それはやめたほうがいいですよ」という言いかたは、橋下がバラエティ番組出身のタレントであり遙か年下であることから来ている。これが大学教授出身で年上だったなら、同じ態度であっても、「ほらね、すぐにあんなふうにカッカカッカするんですよ」とは言えまい。


 しかし言うまでもなく橋下は、大阪府知事としての出演である。出自も年齢も関係ない。どっちが職域を逸脱した無礼な人間であったかは明白だ。


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 私にとっての救いは、片山、山田、竹村がまともだったことである。杉並区の住民税を無税にする構想を打ち出して話題の山田区長は、松下政経塾出身。ここにも政経塾出身の精鋭がいた。松下はPanasonicになるが、幸之助翁は名を残した。


 たしかに橋下が若く、言葉尻を捉えてケンカを売られると熱くなって応戦するのは事実である。今回も黒岩が、橋下の「机上の空論」という用語に突っかかっていったのが始まりだった。だが客観的に見て、橋下が熱くなるのにはそうなるだけの裏付けがある。誰が悪いかといえば、前回ならNHKの女アナ、今回は黒岩だ。
 NHKの女アナ、黒岩に共通するのは、「司会進行のアナでありながら、自分の立場を勘違いして、よけいなことをしようとしていること」である。


 府政のトップである知事だから、そういう誤解曲解によるつっかかりにも、餘裕の笑顔で応対すべき、という理想論はあろう。だが私は、橋下知事には、言葉尻を捉えただけのまちがった解釈で迫ってくる相手には、もっともっと熱くなって応戦して欲しいと願う。それが三十八歳の知事の魅力のひとつだろう。

 前回のNHK、今回のフジ、橋下が「カッカカッカする」ことによって、テレビ局の驕り、体質が浮かび上がっている。これは橋下の功績になる。やがてこれは知事として活動しているあいだに抜かれてしまう牙であろう。支持者としては「今でこそ」だから注目して見ておいた方がいい。不満の声を挙げる時があるとすれば、牙を抜かれた橋下に対してであろう。


 さてこの事件、NHKのときのように映像がUPされ話題になるのか。司会者に、「橋下府知事に対する明らかな悪意、敵意があった」ことでは共通なのだが。


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【附記】サンプロにも(笑)


 このあと10時からテレ朝、「サンデープロジェクト」にも初出演とか。タワラとどういう絡みになるのか。たのしみだ(笑)。


 黒岩との続きになるのか、それを活かして、上手にタバラと接するのか。連続ドラマを見るよう(笑)。



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【附記・2】 サンプロを見て


予想されだことだが、サンプロは平穏だった。そのことであらためてこれらが「連続ドラマ」であることを確認する。


タワラが言う。「さっき、そのことでフジテレビでケンカしてきたようだけど」。
橋下、苦笑。「いやいや、そんなことはありません」。


その続きであるから、バランスが取れる。もしもフジで和気藹々と盛り上がっていたら、ここで橋下は常連のサヨク系コメンテータから総攻撃を受けたろう。だがフジがあれだったから、今度はここで和気藹々(笑)。


予定調和かもしれないが、物足りなくも思う。


人それぞれ意見はあろうが、私の、「黒岩の意図的な、悪意をもった絡み」という解釈に揺らぎはない。
司会者として逸脱した行為である。
ネットで話題にならないのだろうか。不満だ。


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【附記・3】 月曜日の流れ(2/18)


 テレ朝のワイドショーで、「橋下知事、またまたキれる!」とタイトルをかかげてやっていた。
 そういう切り口を押しつけられ、元の番組を見ることなく、ここから情報を信じてゆく人の多さを思うとこわい。

「橋下がまたキれたんだってな」
「このあいだNHKで、今度はフジだってよ」
「ガキ過ぎるんだよ」
「知事失格だな」
 番組を見ることなく、真実を知ることなく、こんな会話が日本中で交わされたことだろう。
 

  1. 2008/02/17(日) 09:03:18|
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ブルーレイディスクの勝利──東芝完全撤退

●ブルーレイの勝利


★東芝、HD-DVD撤退へ BD勝利で規格争い決着


 東芝は16日、新世代DVD規格「HD DVD」の再生機や録画再生機などの生産を終了する方針を固めた。今月中にも正式決定し発表する。数年間にわたり続いてきた「ブルーレイ・ディスク(BD)」との規格争いはBDの勝利で決着する見通しとなった。


 新世代DVDは東芝などが推進するHDとソニーや松下電器産業などが推進するBDの2規格が併存してきたが、小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズがBDの商品のみを取り扱うことを決めるなどHD劣勢が決定的となっていた。


 東芝は青森県で行っているHD関連の機器生産を近く終了する見通しで、今後は新型機の開発なども行わない。撤退費用は数百億円に上る見通しだ。


 最大市場である米国では、新世代DVDのソフト販売の約8割をBDが占めるなどHDを圧倒している。両陣営に作品を供給してきた映画大手、ワーナーブラザースも1月初旬にHDからの離脱を表明。消費者や流通業界のBDシフトの動きが相次いでいた。


 HD DVDはDVDの新規格。BDと同様に青紫色の半導体レーザーを読み取り用部品に用いているため、大容量の書き込みが可能だ。ただ、BDより書き込み容量が劣ることやソニーが新型ゲーム機「プレイステーション3」に再生機能を搭載したこともあって、「HD離れ」に歯止めをかけられなかった。(Yahoo Newsより)


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 数日前、ウォルマート・ストアーズのニュースを読んだときはおどろいた。売り場からHD関係の商品を一切撤去するというのである。映画会社等が自社作品をどちらなするか決断するのはわかる。
 だけどなんで小売業者が!? と思う。かつてのVHSとベータで言うなら、売り場からベータに関する商品を全排除するようなものだ。その徹底ぶりがわからなかった。


 そして今回の、この時期での全面撤退である。まさかこの問題がこんなにスッキリ解決するとは思わなかった。もっとせめぎ合い、泥仕合がずっと続くと思っていた。現につい先日も大型家電店で再生機もメディアも両方見かけていた。こんな一方的な結果になる兆候はなかった。


 とうぜんそれの被害者はいるわけで、「まだ買って一週間なのに……」と嘆くブログも見かけた。
 私もVHSを買うとき冷や冷やだった。SONY関連の仕事をしていたからベータの優秀さはよく知っていたし、映像関係の友人はみなベータだった。だけど私は先行きを考え、彼らに笑われる(あるいは非難される)のを覚悟でVHSヴィデオデッキを購入した。販売力による普及を読んで決断した。
 結果として正しかったがもうあんな決断はしたくない。


 もっとも、そういう悩みも懐具合に餘裕さえあればアソビとして悪くない。自作パソコンでCPUをIntelにするかAMDにするかなんてその最たるものだ。


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 今回結論が出たことは消費者には朗報だが、東芝のことを思うと気の毒になる。HD一筋に開発してきた人、経営者としてそれを支持してきた人、みな会社にたいへんな損害をかけたとして責任を取らねばならない。現に東芝のHD責任者は「負けたら土下座する」とまで記者会見で豪語していた。開発者は、勝てば歴史に名を残す英雄だったのに……。


 これでBDが一気に普及し、本体もメディアも安くなるだろう。買い時になった。
 VistaのOSのバックアップはHDDにしか出来なかったが、BDなら焼くことが出来る。
 いつしか場所をとっていたDVD類も、50GBディスクを使えば収納スペースは一気に十分の一になる。将来的には200GBまで大容量化が可能とか。


 こちらにとってはスッキリしためでたいことなのだが、敗者のことを思うと同情する気持ちが消えない。

  1. 2008/02/17(日) 07:57:29|
  2. パソコン
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「悲しき願い」──どこのCM?──Santa Esmeraldaと知る

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 なにかのCM、クルマか? で、「悲しき願い」を使っている。イントロが流れてきただけでわかる。でもオリジナルじゃない。あれはなんだろう。

 まずはなにのCMかから確認しないと。しかしなつかしい。でもイントロを聴くだけでもいい曲だ。[Youtube]にあるかな?
 


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【附記】


 ホンダの新車のCMと知る。
 


【附記・2】
 新車はSPADA。またこの「悲しき願い」はSanta Esmeraldaのヴァージョンのようだ。1978年のヒット。

  1. 2008/02/16(土) 22:05:48|
  2. 音楽
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橋下知事NHK問題──美川憲一のコラム?

『夕刊フジ』の美川憲一のコラム。こんなことを書いている。


《私その日はたまたま自宅でテレビを見ていたのよ。そしたらあの人、頭からポッポポッポ湯気出して、いきり立っちゃってさ。「あら~、またやっちゃったわ」って感じであきれ返って見てたわよぉ~。》なのだそう。以下、ひどい内容。


橋下はクールな応対で頭から湯気なんか出してなかった。そこでまず見ていないのは明白だけれど、それ以前に、美川は東京の自宅で、どうしてたまたま大阪ローカルの番組が見られたんだろう。
BSででも流してたのかな。


ゴーストライターもいくら原稿料が安いからといって、もうすこし誠実な仕事をしないといけない。このコラムを読むたびにいつも感じる。


こういうのって誰かが火を点ければすぐに「炎上」だろうな。すると美川は「あたしはあんなもの書いてないのよぉ~」って逃げるんだろうけど。

  1. 2008/02/16(土) 21:33:53|
  2. マスコミ
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春のあしおと

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 冷煖房のない生活をしていると外気温や湿度に敏感になる。
肌で感じられるようになる。
新鮮な発見だった。
ほぼ確実に雨が予測できた。
眠っていた原始の感覚が目覚めるかのようだ。


今年、厳冬とか言われたがまったく寒さを感じなかった。
しかし先日の夜はしみこんでくる寒気にたまらないものを覚えた。
窓を開けると雪だった。


そして今日、深夜から明け方、最も冷え込む時間に春を感じた。
まだまだ寒い。でもそこに春がいるのを感じた。
うずくまった風が温んでいた。

春を感じた日と、日記に書いておこう。


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【附記】 春のような日


 午後、散歩に出た。すばらしい好天。すこし早足で歩いたら汗を掻いた。暑い。
「あたたかい冬の日」ではなく、「春のようなあたたかい日」だった。
 自分の動物的皮膚感覚に自信を持つ(笑)。
 夕方のニュースでは、「春のような日」と報じられることだろう。


 歩いて行ける唯一の100円ショップがなくなっていた。
 先日の行きつけのレンタルビデオ屋閉店に続くショックだ。
 クルマが欲しい。かといってクルマがないと住めない地域でもない。
 半端だ。(PM.2.00)
 

  1. 2008/02/16(土) 05:54:51|
  2. 生活
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映画「団塊ライダー」を見る──「Easy Rider」への想い

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映画「団塊ライダー」を見る



 原題は「WILD HOGS」。なんともセンスの悪い邦題である。かといって気の利いたタイトルもむずかしい。中身はワイルドじゃないし。
 なんということのない映画だが、おじさん四人のバイク旅という楽しさは出ているか。けっきょくそこからタイトルを考えるしかなかったのだろう。


 アメリカン・ニューシネマの傑作として、保守層との対立という思想的メッセージを含んでいた「Easy Rider」とはそもそもの作りが違うのだから比較は無意味。といって「Easy」を上とし、コメディタッチのこれを下とする気はない。映画は映画だ。それでもピーター・フォンダのゲスト出演があるのだから一応意識はしているのか(笑)。貫禄充分だった。


 残念なのはテーマ曲とも言えるような強烈な音楽がなかったこと。
「Easy Rider」にはあった。Steppen Wolfの「Born to Be Wild」だ。「映画イージーライダー」と思っただけで、ピーター・フォンダのライディングシーンとともにあの曲が流れてくる。それだけでぞくぞくする。


 しかしこれも「団塊ライダー」という邦題からかってに「ライダー繋がり」をしたからだ。原題に「Rider」がないように、本来映画に共通点はないのだから、そういうテーマ曲を求めるこちらがまちがっているのだろう。聴きたくなった。見たくなった。


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 [Youtube]で検索したらすぐに見つかった。まあ名曲だからこれはぜったいあると思っていた。「Easy Rider」のカラーの映像に被せて、Steppen Wolfのモノクロの演奏映像が流れる。なんともいい雰囲気である。もろに一粒で二度おいしい映像だ。

 当時この映画を見て、この曲に触れた私に、これはいかにも「ロックロックした曲」だった。アメリカン・ニューシネマに似合った激しい曲だった。時代を考えるとあながちまちがいでもないように思う。しかしいま聴くと、ごくおとなしい正統派のロックでしかない。むしろCCRに通じるカントリーのにおいすら感じる。


「Easy Rider」はDVDになっているのだろうか。見たくなった。あのラストを見て、ディランは「相討ちの方がよかった」と言ったのだった。


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【附記】 根付いているバイク


他人様の意見に異を唱えるのは野暮だが、この映画の感想に、「アメリカでも今、オヤジバイクブーム?」のようなのがあった。すこし違うと思う。
ミュージシャンからプロレスラーまで多くの有能な若者がバイクで死んだり再起不能の大怪我をしているように、バイクという馬に対するあこがれとこだわりには、アメリカ特有のものがある。開拓魂に通じる。
それを「日本でもいまおじさんのあいだにバイクが流行っている→アメリカでもおじさんにブーム?」と解釈するのは的はずれだろう。


【附記・2】 そりゃコロンボ(笑)


この作品にもっともらしい評論をしている人がブログでピータ・フォークと書いていた。そりゃコロンボ(笑)。書き込んでから十日以上経っているのにいまだに本人も気づかす直してない。誰も指摘していない。そんなブログもかなしい。

  1. 2008/02/15(金) 20:11:40|
  2. 映画
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The 50th Annual Grammy Awards を見る!

ハービー・ハンコック最優秀アルバム賞受賞を知ってファイルを探し始め、三日かかってDownload完了。
フルスクリーンの美麗な映像で見る。700MBのaviファイルだが画質極めて良好。
これは重要なことだ。[Youtube]やニコニコ動画はちいさくて汚くて見る気になれない。


プレゼンターが豪華絢爛。いきなり最初からキャロル・キング登場。
きら星のごとく現在のスター、かつてのスターが登場したが、今回の存在感最高はエイミーか。
と書ききれないのでホームページにまわす。満足度100%。

  1. 2008/02/15(金) 10:54:11|
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倖田來未失言考②──「羊水が腐る発言」──異見だが一部同感

2008年版・「日本的なもの」への不快感


 本稿で使う「日本的」とは悪い意味である。不合理・非合理・情緒・許し合い・曖昧模糊・苛め,といった事柄を「日本的」と総称している。日本のメディアに接すると,日本的な話題が日本的に報道され,何とも言えない気分になることがしばしばある。


 筆者は報道を生業としているわけだが,そのことはいったん棚上げし,最近不愉快に思った「日本的なもの」を巡る「日本的な報道」についていくつか書いてみたい。


 日本的な話題の一例は,大相撲の元親方や力士が逮捕された事件である。少し前,モンゴルに帰ってしまった横綱についてメディアは批判的に報道していたが,今回の事件が起きてしまった以上,「大相撲の精神はやはり日本人横綱でないと継承できない」という言い方であの横綱を批判することはできない。そもそも大相撲ばかり批判する訳にもいかない。旧日本軍で同様の苛めがあったことは知られているし,旧日本軍の体質を継承した日本の企業や組織において,似たような苛めは起こりうるし,起こっている。


 日本的な報道の別な例は,女性歌手の失言事件を巡るものである。事件というほどのことではないが,謝罪会見をさせ,新譜の販促を控えさせるなど,結構な騒動になっている。確か関西弁で話す歌手だったと思うが,彼女の“失言”に対し,「あほなことを」と同じ関西弁で笑い飛ばすわけにはいかなかったのか。 (後略)(谷島 宣之=経営とITサイト編集長)


女性歌手を「大阪弁で話す」としていましたが,彼女は京都出身でした。お詫びして「関西弁で話す」に訂正します。


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080212/293527/


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たぶん思想的にはまったくあわないかただと思うが、下線部分に関しては同意見である。「あほなことを」で済む問題だ。社会的大事件にする感覚は狂っている。


 


【関連】


http://blog.livedoor.jp/moneslife/archives/50876704.html


 


 


 

  1. 2008/02/15(金) 06:11:52|
  2. 世相
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市川崑監督の死──タバコと癌の関係

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市川崑監督が亡くなった。九十二歳だった。
多々ある作品の中で、私にとっていちばん印象的なのは「テレビの木枯らし紋次郎」になる。テレビとは思えないリアリズムだった。映画のようだった。いかに画期的だったかは今も覚えている。テレビで映画が見られると毎週楽しみにした。


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 とんでもないヘビースモーカーだった。まさに「チェインスモーカー」のチェインである。とにかくとぎれさせない。いつもタバコをくわえていた。


 それでいて九十二歳の天寿全うだから「タバコと癌は関係ない。体質の問題だ」の一証明にはなろう。喫煙派には心強いデータだ。


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 私の父も九十二歳で逝った。父系母系ともに長生きの家系だが、長寿の親戚もみなここまでである。近所を見ても、みな長生きはここまでだ。大きな壁のように思える。ここを突破すると百まで行く。事実百寿のおばあさんがひとりいる。


 監督が九十を超えてメガホンをとると話題になったのは一昨年。元気だった。この人は壁を越えるかもと思った。やはり阻まれた。合掌。


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【附記】 産經新聞より(2/16)


 市川さんは、たばこを1日100本近く吸う愛煙家で、歯と歯の間にはさめば手を使わないでも吸えると、抜歯したほどだったという。それが女優の吉永小百合(62)のひと言で、「あと1、2本は映画を撮りたいから」と4年前から禁煙していた。平成18年に映画「犬神家の一族」を製作中、肺がんが発見され、メスを使わない重粒子線治療を受けていた。


 禁煙していたこと、肺ガンが発見されていたこと、知りませんでした。でも映画を撮るために禁煙した、その後肺ガンが発見された、の順序はちょっと眉唾っぽい。
 あの齢まで毎日100本吸ってきた人が意志の力でやめるとは考えにくい。肺ガンがその時点で発見され、ドクターストップでやめさせられた、と私は思います。


 

  1. 2008/02/14(木) 07:43:28|
  2. タバコ
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アメリカ大統領選覚え書き③──オバマ、優勢に!

siso.gif ★オバマ氏、首都圏制し獲得代議員数逆転!


 米大統領選の民主、共和両党の候補指名争いで、首都ワシントンと周辺のバージニア州、メリーランド州で12日、予備選が行われた。米主要メディアによると、民主党はオバマ上院議員(46)がバージニア州でヒラリー・クリントン上院議員(60)に勝利した。ワシントンやメリーランドでも事前の世論調査などによると優勢で首都圏すべてで圧勝の勢い。


 オバマ氏は5日のスーパーチューズデー後の連勝を7に伸ばす見通しで、CNNテレビの推計によると獲得代議員数でクリントン氏を逆転した。


 クリントン陣営では12日、ナンバー2であるヘンリー選対副本部長が辞任、クリントン氏は苦境に立たされそうだ。


 共和党は指名を確実にしているマケイン上院議員(71)がバージニア州で勝利した。
 粘るハッカビー前アーカンソー州知事(52)を抑え、指名獲得に必要な代議員数を 着実に積み上げるかどうかが焦点だ。(ZAKZAKより)


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 最高に興味のある話題だし、メモしておくと決めたのだからもっとこまめに書かねばならない。特に「スーパーチューズデイ」を無視しているのはいただけない。書かなかった理由はひとえに「ヒラリー優勢」だったからである。憂鬱で書く気にならなかった。ところがスーパーチューズデイ以後、オバマが連勝している。それでなんとか書く気になれた。


 私の願いは国益のために共和党勝利である。しかしその目は薄く、予備選もまるでこの世に民主党しかないように、ここの勝利者が次の大統領であるかのように報じられている。
 共和党が勝てないのなら、もう誰でもいいからとにかくヒラリーだけはかんべんしてくれ、というのが希望になる。あそこは亭主も女房も嫌いだ。

 しかしあの亭主はみっともない。現役時も尻に敷かれていたが、今度は女房のお先棒担ぎをやっている。先日は女房に続いて人種差別発言をし、さすがにまずいとわかったらしく、「元大統領という立場を忘れ、女房を応援するただの亭主として発言してしまった」と謝っていた(笑)。カスである。でも人気は高い。それは在任中に景気が良かったからだ。庶民は景気さえ良ければ誰がトップでも関係ない。どこの国も同じ。
 大統領を退いたらヒラリーと離婚して、モニカ(じゃなくてもいいけど)とでもあたらしい人生を始めたらかっこよかったのに。


 この夫婦は野村監督夫妻に似ている。野村監督退任のあとにサチヨが監督になろうとしているかのようだ。


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 ここのところ共和党支持者に、あたらしい切り口が生まれてきている。
「ヒラリーならマケインで勝てるから、共和党の勝利を望むものには、オバマよりもヒラリーのほうがいい」というものだ。
 ところがオバマになると、これは「全米のあたらしい風」として強烈なので、老齢保守的なマケインでは勝てないというのである。


 う~む、そうなのか、これは複雑である。私の望むのは共和党の勝利だ。それとヒラリー大統領誕生阻止。このふたつが矛盾する、いや違うか、両立するのか? わからん。こんがらがる。要するに民主党代表としてはヒラリーが勝って出てくればいい、それならマケインで勝てるというのだが、これはこわい。大統領選はなにがあるかわからない。スキャンダルやら何かの事故でヒラリーが勝ったらどうする。

 私はこの危険な賭よりは、オバマが出てくる方がいい。オバマが出てくるとマケインでは勝てず、共和党は負けるらしいが、それでもいい。ヒラリーに民主党代表として大統領選に臨む、というその機会を与えたくない。
 今回その芽を摘めば、いくらなんでも次はあるまい。共和党マケインが勝っても、民主党オバマがなっても、次ぎに七十になるヒラリーが出てくることはない。なんとしてもここで潰すことだ。

 女の大統領がいやなのではない。ヒラリーがいやなのだ。
 先週の「報道2001」では、「日本とアメリカは同盟国だから誰がなっても関係は同じ」などとおめでたいことを言っているのがいた。クリントン時代を思えばわかる。あいつら夫婦は明らかに日本が嫌いである。ジュリア・ロバーツが日本が大嫌いで絶対に来日しないのと通じる。同盟国の日本を無視して中国に八泊九日滞在したなんてバカな話があるものか。断然トヨタに乗っているオバマのほうがいい。


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★「オバマ大統領は暗殺される」ノーベル賞作家が警鐘  米大統領選


 2007年のノーベル文学賞を受賞した英女性作家、ドリス・レッシング氏(88)はスウェーデン紙ダーゲンス・ニュヘテル(9日付)との会見で、米大統領選でバラク・オバマ上院議員が当選した場合、「暗殺されるだろう」と警告した。


 人種問題への鋭い警鐘で知られる同氏の発言だけに注目を集めそうだ。


 レッシング氏は、オバマ氏とヒラリー・クリントン上院議員の「どちらが好きという問題ではない」とした上で、オバマ氏では「黒人の大統領として長くは続かないだろう」と、人種問題が原因となって暗殺される可能性を指摘した。


 このため、クリントン氏が大統領候補、オバマ氏が副大統領候補となるべきとの考えを示唆した。(讀賣新聞)


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 イギリスの米寿のおばあさんに指摘されるまでもなく、これは誰もがわかっていること。アメリカの保守層が必ずやりそうだ。それをわかっていて立つのだからオバマは勇気がある。


 オバマの父はケニアからの留学生、母は白人。「黒人大統領」というのには抵抗がある。「有色」どまりだろう。「黒人」の名は奴隷としてアフリカから連れてこられた100%黒人から出るまでとっておきたい。


 なんとかこのまま突っ走ってオバマに勝ってもらいたい。


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 しかしこのイギリスの米寿はへんなことを言っている。気になる。「オバマは副大統領候補になれ」と。いやな予感がする。
 オバマが予備選に勝って民主党代表になる。ヒラリーを副大統領候補にする。マケインに勝って大統領になる。暗殺される。副大統領のヒラリーが昇格して大統領に……。後々この暗殺を仕組んだ犯人は……。いやだいやだ、この筋書きだけはいやだ。

 夫婦揃って人種差別発言をした最低の相方を、まさかオバマが副大統領候補にするとは思えないが、思いたくないが、そのことで支持者が増え、マケインに勝てるならやるかもしれない。この最悪のストーリィだけはやめてもらいたい。


 

  1. 2008/02/14(木) 06:09:54|
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香港映画──もういちど逢いたくて

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 午後の洋画劇場「もういちど逢いたくて」というトキワタカコ主演の香港映画を見ようと思った。「ご褒美」である。

 トキワは香港人のエリートと新婚。始まってすぐ、香港への赴任に備えて中国語を習っているトキワを、クルマで迎えに来ている亭主のシーン。東京の語学学校前。ガードレールに腰掛け、タバコを喫いながらトキワを待っている。そよ吹く風。さわやかな午後。トキワが来ると手を挙げ、タバコを路上に投げ捨てる。ここまで見てテレビを消した。


 この新婚の亭主は、香港の大きなホテルのゼネラルマネージャに大抜擢されたエリートという設定。ゼネラルマネージャがこんなマナーでは、そのホテルもたいしたことはないだろう。


 映画は1シーン毎に撮って行く。細かなシーンの積み重ねだ。偶然はない。この俳優はOKが出るまで何本もタバコを吸い、投げ捨てたことだろう。すなわちそれを必然として撮影している。有名ホテルのゼネラルマネージャに抜擢されたエリートを、そういう性格に設定しているわけだ。


 この亭主が突然死し、彼にそっくりな香港の警官(もちろん二役だろう)とトキワが恋に落ちる話らしい。


 短いシーンでもその映画の精神が見えることがある。ヤクザならまだしもさわやかエリートにそれをやられては見る気になれなかった。
 最初の方でよかった。このままた見たとしても何度も不快なシーンが目につき、途中でやめたにちがいない。それとも我慢して最後まで見てしまい、不快感を引きずったか。すぐにやめてよかった。一時間半得した気分。つまらんものを見なくて得した。儲けた儲けた。


年収が5倍に

 いやあ、儲けたというのは、その、感覚的なもので、年収には関係ないですよ。まいっちゃうなあ。

  1. 2008/02/13(水) 14:00:15|
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命名センス考──難読名前激増中

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現在、新党日本の副代表である有田芳生(ありたよしふ)の「よしふ」は、共産党員の父親がヨシフ・スターリンから名付けたものである。1952年生まれ。スターリンが同胞2千万人を虐殺した「大粛清」は1930年代だ。日本の共産党員にまだスターリン批判は起きていなかったとしても、すさまじい命名センスである。


作家馳星周の本名は板東齢人(ばんどうとしひと)。齢人はウラジーミル・レーニンからとっている。1965年生。これはまだわかる。この時点でレーニンは信奉されていた。


(続き)


http://monetimes.web.fc2.com/ez-sesou08.htm#meimei


 

  1. 2008/02/13(水) 06:35:14|
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グラミー賞最優秀アルバム賞にハービー・ハンコック

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リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ  ハービー・ハンコックの「River:The Joni Letters」が、グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した。うれしい。ジョニ・ミッチェルに捧げたアルバムである。
ノラ・ジョーンズ、コリーヌ・ベイリー・レイも参加している。私の場合それが目的で聴いたのだが(笑)。ノラとコリーヌ、あとマデリン・ペルーがいたら今の私のお気に入り三大女性シンガーが勢揃いした。

ティナ・ターナーとルシアーナ・ソウザも参加。ティナは大御所。ルシアーナはボサノヴァ・シンガー。(すでに来日したことがあると知っておどろいた。引きこもっているので何も知らない。いまの日本、何でも聴ける、誰でも会えるんだな。)
レナード・コーエンも渋い語りを披露。渋い。渋すぎる一枚。

昨年初めて聴いたときからすばらしい傑作と思っていた。なんとも粋な選出だ。アメリカの良心を感じる。(誰もが想定外の老雄の受賞らしい。アサカディフィートか。)


ハービーのアルバム写真をクリックすると彼のサイトに飛び、試聴できます。
ぜひジョニの青春の名曲をトリビュートした名アルバムの音に触れてください。


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エイミー・ワインハウスの5部門受賞も当然。入れ墨と薬物が好きなあぶないネーチャンだけど、この人のヴォーカルは独自のものだ。アメリカへの入国を拒否されイギリスから衛星中継で歌ったそうだ、ドラッグのリハビリ病院から抜け出してきて(笑)。
その映像は入手できないものか。「グラミー賞授賞式」で検索するとヒットするだろうか。やってみよう。あちらでテレビ放送があったなら、アップされているはずだ。アメリカのテレビショーファイルでずいぶんと貴重な音楽を聴かせてもらった。これもブロードバンド時代の恩恵だ。


エイミーの音楽評に「ロックファンにもわかりやすいかも」というのがあった。同感である。ブラスの使いかた等R&Bだが直線的な音楽を好む人でも許容できるのではないか。(本当は直線的な音楽しか理解できない人、と書きたいのだがここは妥協。)
これを聴いていると、Blues>Rockという自分を確認する。
白人のやるR&Bとしては最高品質だ。イギリスの底力。
衛星中継の授賞式では「この賞をロンドンに捧げます」と言ったとか。
ほんとうにいいアルバムである。


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エイミーとともに今回多部門受賞で話題になったのはラップの人。わたしラップはわからないのでパス。


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先日ベルリン映画祭にストーンズが登場して話題になっていた。あれの映像を見ることが出来た。なかなか質のよい映像で、ミックとキースのしわの深さまで克明に見られた(笑)。外人は老けるのが早い。日本人で言ったら八十歳の容姿だ。しわしわのおじいさんである。でも「不良中年」だって(笑)。正しくは、中年は三十代、四十は初老だったのに、ずいぶんと伸びたものだ。
演奏はなく、周囲に愛想を振りまくだけのものだったので、もう消してしまったけれど。


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そんなわけで今日は朝からハービー・ハンコックとエイミー・ワインハウス三昧。エイミーは{Youtube}でヴィデオクリップが見られると知る。早速いま、「Rehab」を見ている。この人、ディランやバーブラに似た典型的なユダヤ顔だね。ピュアなユダヤ人なんだから当然だけど。


「Rehab」ってリハビリのことなんだって。リハビリテーションをリハビリと四文字に約す日本と、リハブと約すあちらの感覚の差がおもしろい。日本でもそのうちリハビリをリハブって言うようになるのかも。
なんでも動詞にする感覚ではすでに「リハビってる」と使われているのか? とすると「リハぶる」は一般的にならないか。
「リハ」とする人もいるようだが、これは私なんかにはリハーサルの方が強い。


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合間にチェックしたワイドショーはまたも一家惨殺のような悲惨な話だった。見ない。
韓国の南大門延焼は残念。貴重な建築物だった。南大門市場は楽しい。ナンデモンシジョンだっけ? 発音は。行きたいなあ、冬の韓国。ソウルよりプサンのほうが海鮮物が豊富でいい。プサンのオンドル部屋で一週間ぐらいのんびりしたい。
(つい先ほどのニュースで放火と知る。気違いによる文化財の消失だ。まことに気違いほどこわいものはない。私もネットで気違いに絡まれさんざんいやな思いをしたので気違いの怖さは知っている。コメント欄を開けてくれというメールは多々いただくが、どうにもそのことがトラウマになっていて思い切れない。)


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【附記】 意外に簡単に


「Grammy Awards TVshow」で検索したら、すぐにアメリカで放映されたテレビ番組のビデオが見つかった。現在Download中。海外からのこれは毎回時間がかかる。Downloadが完了し、見られるのは二日ぐらいあとか。楽しみである。(pm.5.00)

  1. 2008/02/12(火) 08:54:04|
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喫煙者の屁理窟──ファシズムにナチス(笑)


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健康?たばこだけが狙い撃ち 全面禁煙はファシズムだ!…比較文学者・小谷野敦


 たばこは体に悪い。受動喫煙も危険だ。そんな論調に押されて、あちこちで全面禁煙の動きが加速化されている。飛行機、JR東日本管内の新幹線、タクシー、路上…。しかし、一方的な喫煙バッシングはファシズムのようでさえある。


 私は1日40本吸うが、たばこが体にいいとは言っていない。分煙にも賛成だ。そもそも喫煙は合法的な行為であり、食後の一服が楽しみという庶民もいる。
 それなのに、特に03年の健康増進法施行以来、禁煙キャンペーンは先鋭化する一方だ。私が非常勤講師を務める東大でも、図書館の喫煙室が消えた。
 07年3月からJR東日本が新幹線や特急を全面禁煙にした。閉所恐怖症の私は喫煙できないと心理的に不安で新幹線に乗車できない。幸福追求権などの侵害だと東京地裁にJR東日本を提訴したが、年末に敗訴した。

 タクシーの全面禁煙も進み、全国的に広がっている。しかし、酔った客がうっかり火を付けても、運転手は警察に突き出せるはずがない。あるいは路上や駅で、誰もいないときに吸う分には何の問題もないではないか。大気の汚れた東京で、たばこの煙ぐらいを問題にすること自体がばかばかしい。
 実際、健康増進法でも、全面禁煙が望ましいとしつつも分煙を認めている。それなのに何もかも全面禁煙にすることは、喫煙者を非国民扱いし排除につながる。
 しかも、健康に害を及ぼすものはほかにもいろいろあるのに、たばこだけが狙い撃ちされている。


 怖いのは、全面禁煙という極端な決定が、大した議論も起こらないまま進んでいることだ。ふだんはバランスを取るはずの新聞報道でも、喫煙派のコメントはほとんど載らない。
 人は誰でも長生きできるわけではない。「国民の健康」を大義名分に個人の自由な活動に圧力をかけることは、ファシズムにほかならない。ナチスもまた健康を守ることに熱心だった。(週刊朝日2008/02/15号)


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 どうして喫煙者というのは自分の正当化に「ファシズムとナチス」が出てくるのか。まさにバカのひとつ覚えである。それを言えば味方が増えるとでも思っているのだろうか。ニコチン・タールの毒が脳に回っているとしか思えない。


「たばこが体にいいとは言ってない」
 これもワンパターンの主張。つまり、嫌煙を健康志向とだけ関連づけ、そこから批判しようとする。そうじゃない。それ以前の問題。臭さだ。他人にいきなり鼻先にウンコを突きつけられたらたまらんだろう。そこから語ってくれ。


 喫煙できない場が増える世の中に文句を言うより、タバコを吸わないと電車にすら乗れない自分の異常さにまず気づきなさい。あんたは重度のジャンキーなんだよ! 薬物中毒者なの。


 このおっちゃんが一日に何百本タバコを吸おうが自由だ。好きなだけ吸えばいい。言いたいのはこちらに迷惑を掛けないでくれ、ということだけである。
 ヤニ中は言っていることがみな同じなので笑える。

「健康に害を及ぼすものは他にもいろいろあるのに、たばこだけが狙い撃ちされている」
 この「被害者感覚」は奇妙だよね。加害者なのに。
 タバコほど所かまわず相手かまわず害を及ぼし迷惑なものが他にあるか?


 ファシズムだナチスだと言っているが、こんな珍文が新聞社の出している週刊誌に載せてもらえるんだ。ずいぶんと自由な世の中だろう。


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養老孟司の喫煙屁理窟
http://monetimes.web.fc2.com/ez-sesou07.htm#kitsuen


 


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【附記】
 この文章は2ちゃんねる「ニュース速報+」よりコピーさせてもらいました。スレを立てたかたが週刊朝日記事から文字起こしした文章のようです。感謝して記します。

  1. 2008/02/11(月) 19:29:35|
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橋下知事NHK問題──偏向報道のおそろしさ

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 月曜朝のワイドショーはみなこの問題を取り上げていた。中でもTBSのみのもんたの番組はひどかった。コメンテーターの顔ぶれを見れば中身は想像できたが。


 社民党のフクシマミズホが、「私も公務でテレビ番組に遅刻したことが何度もあって、でも理由を言えばみなさんわかってくれたから、橋本さんも公務であることを言えばよかったのに」と発言していた。周囲の連中も頷いている。橋下の説明不足が原因でNHKにミスはないという意見である。私は「言ったよ」とひとりごちる。
 誰かがそれを指摘するかと思ったら誰もしない。このことでここにいる出演者全員あの番組(あるいはヴィデオ)を見ていないことがわかる。見ていずわからないからフクシマの発言を首肯し、いつしかそれが事実のようになってゆく。事件に関してコメントするなら、最低限発言に必要な情報を収集すべきである。全員コメンテータ失格だ。


 私の見ていた限りでもフクシマはこのことを三回言った。三回目の「公務で遅れるって言えばよかったんですよね」には、思わず、「だから橋下はそれを言ったんだよ!」と口に出していた。テレビ画面に反撃してもしょうがない。お恥ずかしい。それぐらいくどく繰り返していた。おそろしい誘導である。しかもこの女、基本的な情報を確認せず発言している自分に対する恥がない。東大卒、司法試験合格の大バカである。


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 だいたいにおいてこの種のことは「現実のテレビ」を見ていた人よりも、こういう報道で知る人の方が多い。朝、出勤前にこの番組を見て、その後会社等で、「橋下も公務で遅れるって最初にNHKに言っておけばよかったんだよ」とフクシマの受け売りをした勤め人も多々いたことだろう。おそろしい。私が真に惧れるのはそれである。嘘も語り続ければ「真実」になってゆく。


 サラリーマンである私の兄などは典型的なそれで、事の真実を知ろうとせず、この種の番組から「情報」を得、常にそれを事実としてしゃべっていた。情報の怖さを感じたものだった。
 もっとも自分の担当する商品をひとつでも多く売ることに命を懸けている兄からすると、「真実」などどうでもよく、それは社交のネタでしかないのだろう。今も多くの人にとってこういう「事件」はその程度でしかない。
 それらにうんざりしていた私からすると、きちんと映像を確認した上で発言する2ちゃんねるに出入りする連中の方がずっと信用できる。映像を確認した上で、それでもNHKの味方をする気違いの存在もわかりやすい。


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 その他のコメンテータの発言も、「この程度のことでキレてしまっては公人として失格です」と、番組を見ていず、新聞等から得た知識で発言しているのがみえみえだった。いやはや醜悪である。


 私はこういう件に関して比較的みのを信じている。ジャーナリストとしてふるまいたかった芸能人クメヒロシと違い、自分を「私はジャーナリストじゃありません。芸能人です」とするみのは、見当違い覚悟で言いたいことを言う。時に舌禍事件を引き起こすが、「体制批判をすることが美」というクメ的な勘違いがないから、まともな発言も多い。


 だがあれだけ忙しい彼がNHKの橋下を見ているはずがない。まして昨日は贔屓の朝青龍が大相撲トーナメントで優勝した。「みの賞」を出して、一緒に飲んできている。宿酔い気味の顔でコメンテータの意見になにも言わず頷いているだけだった。


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 日テレではナンミョー信者のミフネミカというのが、「NHKの人は、とってもやさしくて、こんなに、と思うほど親切な人が多いです。わたしにはとても信じられません」とNHKの味方をしていた。これでますますNHK受けがよくなったことだろう。よかったなナンミョー。
 これも怖い。まったく状況を理解しようとしない無知が、感覚だけで発言している。いわばよくある「兇悪なヤクザが人殺しをしたとき、『誰がなんと言おうと、わたしにだけはやさしかった』と庇う愛人感覚」である。なんでこんなのがコメンテータをしているのか。


 テリー伊藤は「こんなちいさいことにこだわるなと言われてるけど、こういうことが大事なんです。橋下さんはどんどんやったほうがいい」と正論だった。ただこの人、状況によって発言はころころ変る(笑)。もろに電波芸者である。「以前こう言っていた」ということでこの人を信じると手痛い目に遭う。


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 インターネット時代でよかった。あの映像がなかったら私も「キレた」「たしなめられた」を信じていた。
 正しく言うなら「ブロードバンド時代」の恩恵だろう。むかしの電話回線だったら映像はUPされないし、確認も出来なかった。


 私は今までもたびたび、自分がリアルタイムで見ていた映像に関して、新聞や週刊誌がまったく異なった報道をし、それが事実として世に敷衍してゆく様を見てきた。端的に言うなら石原慎太郎発言を編輯するTBSやテレ朝である。そしてそれを信用してゆく人々……。
「世の中こんなものか」と絶望してきた。そんなとき、前記した兄のような生きかたのほうが楽でいいなと思ったものだ。へんに真実なんてものにこだわると人は不幸になる。


 当時と比べると嘘のつけない時代になった。ひとえにそれはインターネットのお蔭である。
 2ちゃんねるで正論を述べる若者を「ネットウヨ」とか、さげすむ言いかたがあることを知っている。さんざんデマゴギーを垂れ流して世を誘導してきたクソサヨクは、正当な若者が育っていることをそう言って否定するしかあるまい。虚飾の誘導が出来ない時代になった。もうアサヒが「権威」になることは絶対にない。希望的である。


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 苦言。橋下が会見で何度も「頭に来た」と発言していたが、あれはやめるべきだ。政治家特有の「遺憾に思う」も困るが、せめて「不快でした」「腹が立ちました」ぐらいにすべきだ。「頭に来た」連発はいただけない。あちらは揚げ足を取り、話を横道にズラそうとしているのだから、なるべく取られないよう、ズラされないような自制も必要である。

  1. 2008/02/11(月) 14:10:44|
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橋下知事NHK問題──その後

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大阪府の橋下徹知事は9日、8日に生出演したNHKの番組で司会の女性アナウンサーから「遅刻」と指摘されたことを挙げ、「当初から間に合わないと伝えていた」「(上京の公務を)切り上げてでも番組に出ろと強硬に言ってきた」とNHKへの不信感を口にした。
 報道陣に答えたもので、今後も取材には応じるが、「(NHKの)スタジオには一切行かない」と宣言した。


 番組は8日午後7時半から関西で放送された「かんさい特集」。橋下知事は同日、東京で政党などへのあいさつ回りを終えて帰阪し、同8時ごろにスタジオ入り。司会から「30分の遅刻で到着されました」と紹介され、「遅刻は僕の責任じゃない。(公務で冒頭から)来れませんと再三、言っていた」と反論していた。


 9日の予算協議を終えた橋下知事は、NHK側から番組前後にあいさつやねぎらいの言葉がなかったとして「黙っていても金が入ってくる組織はこんなもの。民間企業はあんな態度をとらない」と語った。
 NHK大阪放送局広報部は「司会の発言は場を和ませようとしたもの。終了後、複数の幹部からねぎらいの言葉はかけさせていただいている」としている。(Yomiuri ニュースより)
 


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「今後一切スタジオには行きません」


橋下徹大阪府知事(38)は、8日に生出演したNHK番組での“ブチ切れ発言”について9日、大阪府庁で会見し「今後一切、NHKのスタジオには行きません」と強い口調で同局との“絶縁”を宣言した。
番組出演前から、強引な出演要請にイライラしていたことも明かした。しかし府知事当選時から不信感はあったようで、怒りは当分収まりそうにない。


当選時「バンザイ」中継時間も無理強い


橋下知事は最初こそ「こんなこと、ここで言っていいのかな」と遠慮がちにつぶやいたが、数秒悩んだ後は、せきを切ったように持ち前の毒舌がサク裂。NHKをメッタ斬りだ。
事の発端は8日。橋下知事は、東京で石原都知事と会談するなど、精力的に動き回った後で帰阪。NHK「かんさい特集」(関西ローカル、後7・30~8・45)の生放送に約30分遅れで出演し、平松邦夫大阪市長(59)らと対談した。
“遅刻”した形となった橋下知事だがNHKには前もって「公務優先なので、放送開始には遅れる」と知らせていた。

しかしNHK側は同日、スタッフを東京に派遣。公務を切り上げて出演するように「強硬に」要請した。それを断ると「では東京のスタジオで」とわが物顔で提案。これも断ると「同じ新幹線に乗り込んで新大阪までついてきた」という。
その後、急いでスタジオ入りした知事に藤井彩子アナ(38)が「30分遅刻」と発言。これで「完全に頭にきた」という。(スポニチより)
 


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いやはや呆れたものである。「遅刻」することが前もってわかっていたことは、スタジオに橋下だけ人型が用意されていたことからも分かる。
NHKが惧れていたのは橋下が番組に間に合わないことだった。スタッフを橋下の周囲に派遣し、なんとか間に合わせようとしていた。そのとき彼らが思っていたのは、「なぜこんな苦労をせねばならないのだ」であり、「NHK出演を最優先しない橋下が悪い」だったろう。


私は前項で「テレビ人の驕り」に触れた。
「遅刻」ということばは、「なによりもNHK出演を優先すべき。なのになぜ遅れてくるのだ」という心境から出たのであろうと。それは私の意見であり推測である。


だが今回あきらかになったように現実はもっとひどかった。「公務を切り上げてまで出席しろ」と要請していたのである。その前、開票日には、NHKの放送時間に合わせて当選確実の万歳をしろとも強要されていた。


これであの女アナの「遅刻」が、自分たちの番組への出演よりも他のことを優先した橋下への「ペナルティ」として発言されたことがわかる。「権力者」からのお仕置きなのだ。いくら橋下に指摘されても謝るはずなどない。上から下へのお仕置きなのだから。
 


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「司会の発言は場を和ませようとしたもの」は笑える。これもむかしのように「証拠」がないと通じてしまうが、今は映像がネットにアップされ、多くのひとが目撃している。「和ませようとして」の発言かどうかは見た人間が判断することだ。しかしまあよくも言うものだ。あれが「和ませるため」なのか(笑)。


「複数の幹部からねぎらいの言葉はかけさせていただいている」も嘘。組織はこういう嘘を平然とつく。これは私も経験済みである。これが真実なら、民放各局と比較してその種の言葉がひとつもなかったと言い切った橋下はとんでもない嘘つきになってしまう。この件に関しても橋下は闘うべきである。


 自分たちの番組を最優先せず遅れてスタジオ入りする橋下にNHK職員はやきもきしていた。場を仕切る司会者は不快だった。だから「遅刻」という表現があった。職員はみな遅れてきた橋下に不満だったうえに、番組中にNHKのイサンイダー取引にまで触れられている。関係者から「ねぎらいの言葉」などあるはずもない。どちらが真実を語っているかは明白だ。


 私は「橋下知事NHK口撃事件」を別項にあるようにまとめた。その後この種のニュースが続いたが、もう書く気はなかった。あれで充分だと思っていたのである。
 だが今日月曜になって看過できない出来事が起きている。むしろ問題点はそこにある。(続く)

  1. 2008/02/11(月) 13:43:47|
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ランボー/最後の戦場 感想

eiga
言いたいことは山ほどあるが、まずは小ネタから書いてゆこう。
音楽のこと。

見始めてすぐ音楽が今までと違うと感じた。前三作の担当者が死亡し本作から別人になったという。その違いは「ランボーシリーズ」を見ている人なら誰でも気づくぐらい明白だ。

「前三作の雰囲気を壊さないように」と新担当者が故人の音楽に似せる場合もあろうし、「おれはおれだ」と、前作とはまったく異なった自己を主張する場合もあろう。後者の場合、最高権力者(スタローン)の許可がいる。スタローンもそれを支持したのか、本作はあらたな音楽になっている。殺戮シーンの背景にクラシカルな音を流したり(これはまあよくある手法だが)、活劇シーンでの低音打楽器の多用など、音楽の斬新さが目立つ。ドンドコドンドコうるさい(笑)。


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しかしまあ残酷なシーンが多い。R指定になったことがよくわかる。今までの「ランボー」は派手に火薬は使っても、あまり血なまぐさくはなかった。本作は血だらけである。秀作だった一作と比べるとその差は著しい。(続く)


 


http://blog.livedoor.jp/moneslife/archives/50884979.html

  1. 2008/02/11(月) 01:35:34|
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当然の釈明──NHK口撃事件──橋下知事を支持する

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 以下青字はMSN-Sankeiより。
 


橋下知事が生放送でNHK“口撃”


大阪府の橋下徹知事は8日、NHKの「かんさい特集」に生出演した。
番組は大阪市の平松邦夫市長らと討論する形で進められたが、女性アナウンサーの進行のやり方にキレて、ほかの出演者からたしなめられる一幕があった。


とこれだけ読むと、橋下知事に失点があったかのようである。「キレて」「たしなめられる」のは大問題だ。しかし以下を読むと話が違ってくる。
 


番組はこの日午後7時半スタート。国会などへの就任あいさつのため東京を訪れていた橋下知事は、約30分遅れてスタジオ入りした。


アナウンサーが「およそ30分の遅刻で到着されました」と冗談めかして紹介すると、「遅刻といってもこちらの責任じゃない。公務を優先していた」と表情をこわばらせて釈明。
「もともと、番組の最初には間に合わないと申し上げていた」と声をあらげた。

 


これは大事な釈明だ。NHKアナの口にした「遅刻」は明らかな悪意である。釈明しなければそのまま約束を破った「遅刻」になる。だから橋下知事は釈明した。「公務で遅れることは最初から伝えてあった」と。


これがタレント時代の「行列」ででもあるなら、やむを得ない事情で遅れたことを、シンスケに「八人目を仕込んでたので」とからかわれても笑いですむ。だがこの場合、そのまま「遅刻」を受け入れて、笑顔で「どうもどうも」とやったら、時間にだらしない公人にされてしまう。言うべきである。言ったのが正しい。不快なのは冗談にならない無神経な「遅刻」を使ったアナのほうだ。


NHK女アナの悪意は、橋下を支持していないからだろう。もうひとつそこにテレビ人の驕りが見え隠れする。場を仕切るこの女としては、最初から全員そろった方が盛り上がる、なのになぜ遅れてくるのか、テレビよりも優先すべきことがあるのか、と最初から憤懣を抱いていた。司会をする、つまりその女の番組である。晴れの場だ。それに対して遅れてる来る出演者には反感を持つ。それが失礼な「遅刻」という言葉に繋がった。
 


さらにアナウンサーが財政再建策にからみ、人件費削減の具体策についてしつこく質問すると、「決まっていた予算を数日でひっくり返し、検討しているので、そこまで言及できない」と不快感をあらわに。
「NHKのインサイダー問題だって(内部調査に)どれだけかかってるんですか」と、今年1月に発覚したNHK記者らのインサイダー取引問題を引き合いに出し、やり返した。
 


生放送でよかった。反論が茶の間に伝わった。録画なら編輯され「遅刻」してきた姿だけが映ったろう。NHK批判もカットされたはずである。
橋下知事の敵は議会とこの種のマスコミである。
 


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「遅刻」と並ぶもうひとつの悪意はこの記事である。


女性アナウンサーの進行のやり方にキレて、ほかの出演者からたしなめられる一幕があった。


正当な反論を「キレる」とされ、「ほかの出演者にたしなめられ」ては、まるで子供である。どうみても平松あたりよりも橋下が幼稚に思える。
「たしなめられる」はないだろう。この記事を書いた記者が橋下をどう思っているかがよくわかる。これもまた明確な悪意である。


橋下はかつて産經を「オナニー新聞」と言ったことがあるとか。これは今週の『週刊新潮』の記事。
その辺が尾を引いているのだろう。前途多難。よいブレーンがいることを願う。

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  1. 2008/02/09(土) 01:50:04|
  2. 橋下徹
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筋力マイナス状態

平日きちんと働いているサラリーマンでも、土日に家でごろごろしているだけで筋肉の1%が落ちる、とテレビの健康番組で言っていた。
平日あわただしく動いていても、土日になにもしないと落ちてしまうのだという。おそろしい。サメみたいに年がら年中動き回っていないといけないのか。


すると、土日どころか昨年一年中ごろごろしていた私は完全に体中の筋肉を失いマイナス状態に突入していることになる。筋肉マイナス状態。生きているのが不思議。

平日ごろごろしていても週末に競馬場をかけずりまわるといい運動になる。あの広い競馬場の階段を急ぎ足で上り下りし、五階六階の特観席からパドックと急ぎ足で往復する。一日で何キロぐらい歩くのか、あれはいい運動だ。その証拠に月曜は足がパンパンに張る。
昨年はそれもせずIPATで引きこもっていた。今の私の体に筋肉はない。くらげか。たいへんなことになった。ほとんど死んでいる。


テレビは片足立ちで靴下を穿いてみろと言う。それで筋力の衰えがわかると。スタジオでみんなでやりよろけている。二十代の青年が出来ず五十代だと笑われている。


やってみる。微動だにせず出来る。冬の丹頂鶴。ついでにY字バランスをやりたいぐらいだ。
いくらかまだ筋肉はあるらしい。


今日から腹筋とスクワットを500回ずつやるか。


 


投稿予約原稿

  1. 2008/02/08(金) 17:27:28|
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擬態語のしんしん

kotoba.gif
「しんしんと、降る雪の音がする」と書いたので補足。


 擬音語と擬態語の違いは音がするかどうか。「わんわん」は擬音語、「しんしん」は擬態語になる。このごろなぜかそれらをまとめて言うオノマトペなんてフランス語のほうが一般的になっている。擬態語と言ったら、その辺のバカネーチャンに、「ギタイゴ? ああ、オノマトペね」なんて言われそうだ。ん? バカネーチャンはオノマトペなんて知らない? それはバカネーチャンの基準をどこにおくかですね。人それぞれです。


 擬態語は世界中のことばにある。その中でも日本語は異常に多いことで有名だ。日本語を学ぶ外国人の上級者はここでかなり苦労するという。擬態語が正しい。なんでカタカナを使うのか。(物の本によると朝鮮語も擬態語は多いそうだ。詳しくないのでパス。)


 もしも時代劇映画に「おお、雪か」「しんしんと降り積もっておりますな」なんてセリフがあったら、あちらに進出してもその部分は「Shin Shin」になる。訳しようがない。


 音がしない擬態語の「しんしん」を、していると書いたのでは日本語の文章として失格だ。それは書いたときからわかっていた。でも無音で降っている雪だけど、夜更けに見た雪景色が、なんか「しんしんと音がしている」ような気がしたからそう書いた。これは日本人にはわかってもらえる感覚だろう。
 ここ数日、「きしきしする寒さ」を感じている。


(投稿予約原稿)

  1. 2008/02/08(金) 07:00:12|
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倖田來未失言考──出産の年齢──羊水が腐る発言

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 歌手の倖田來未(25)がラジオ番組で「35歳をまわると羊水が腐ってくる」と失言し、HPで謝罪した件で、倖田が出演する「キリンチューハイ 氷結」のCM放送が当面自粛されることが4日、分かった。
 一方で、先月30日発売の新アルバム「Kingdom」はオリコンで初登場1位を獲得した。(スポーツ報知)


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 スポーツ紙。
 倖田來未が「35歳をまわると羊水が腐ってくる発言を謝罪」の記事の下に、「田中美奈子、40歳で妊娠 ドラマ撮影終了、出産準備へ」の記事がレイアウトされている(笑)。(←事実です。)


 35で腐ってくるなら40はもうヘドロか。44歳で初産のハヤシマリコなんてどうなるのか。


 私は三人きょうだいの末っ子で母が33歳のときの子供だった。小学生のころ、ものすごい年寄りから生まれた恥掻きっこの意識があった。今の時代なら初子でもおかしくない。奇妙な気分である。


 ただ、種はともかく畑は若い方がいい。医学的にも。
 そのことで感激?するのは、南国系の娘の割り切りだ。
 アムロもキロロも元も(と書くとわかりにくいが、元ちとせのことね)、しっかり二十代前半で子を産んでいる。絶頂期に平然と休業した。すばらしい。かしこい人生である。そんなタイムロス、真のアーティストなら、すぐに取り戻せる。しかし「出産に最も適した二十代前半」は絶対に取り戻せない。


 彼女たちの発想は、三十、四十になってもアイドル気分が抜けきらず婚期、および出産期を逃した連中とは根本から異なっている。
 私は彼女らの感覚こそ女としての「勝ち組」であると前々から思っていた。子を産んでこそ女だ。最強の切り札も使わねば意味がない。どんな英雄も女から生まれてきたのだ。

 カシワバラヨシエなんて二十代前半に子を産めばいいお母さんになれたと思う。今頃は母をもしのぐ美少女が話題になっていた。でもどこをどう勘違いしたのか、アイドル気分が抜けないままセミヌード写真集を出すだけで、エセヨシナガサユリもどき人生を歩んでしまった。

 ホームページの何カ所かで書いているが、私の感覚では、ホリチミエ>ヨシナガサユリ、である。子を産んだ女の勝ちだ。きれいきれいでもてはやされても、子のいない女は、容姿が衰えれば整形手術でしわを切るしか生き甲斐はなくなる。モリミツコの不幸は彼女自身がわかっている。


 倖田來未の罪はなんだろう。
 王様は裸と言ったことか。


 (投稿予約原稿)


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【附記】


 倖田の発言はたしかに不適切だったろう。配慮を闕いていた。
 だけどそんなに国中で大騒ぎするほどのことか。
 出産に適した年齢は現実にあるし、それを女である彼女が口にしても、それほどの問題ではないだろう。
 三十を過ぎてきたら体力が落ちてくる、というようなことを、大阪人らしくサーヴィス精神で「羊水が腐ってくる」と大げさに言っただけだ。なんでこんなに大騒ぎするのか。会話の中の一瞬の舌禍事件で、ここまで大事件にするこの国は狂っている。
 例の「女は産む機械」事件を思い出した。

 あれも女代議士が「男は種付け機械」と言っても問題にはならなかったろう。
 フェミニズムだかジェンダーフリーだか女権拡張だか知らないが、気味悪い世の中である。


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【附記・2】


 すでにテレビCMの放送期間は終了した企業も対応に追われた。謝罪コメントを発表した1日までにHPを閉鎖したコーセーに続き、ホンダも「ZEST SPORTS」のHPを閉鎖森永製菓「ウイダープロテインバー」も倖田の画像やCM映像を削除した。

 ジレットジャパンでは、今月発売する「Venus」シリーズの新商品のCMにも倖田が出演予定だったという。
 同社によると、放送予定が来月以降だったため、オンエアするかどうか、2月の謹慎期間中に世間の動静をみて判断するという。


 余波はテレビ局にもおよんだ。テレビ朝日ではこの日緊急会議を開催。すでに収録済みで、7日放送予定の倖田が出演する「徹子の部屋」の放送延期を決定。「倖田さんが活動を再開された際に、改めて放送させていただきます」とコメント。オペラ歌手の島田祐子出演分と差し替える。日テレは2日の「恋のから騒ぎ」、フジテレビは3日の「新堂本兄弟」に倖田が出演していたが、予定通り放送。
 フジにはこの日「なぜ出すんだ」など100件を超える批判があった。


あいた口が塞がらない


 魔女狩りかよ!


 


 


 


 


 

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  1. 2008/02/07(木) 19:00:10|
  2. 世相
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難病映画は嫌いだ

tv.gif たまにテレ東の「午後の洋画劇場」を見る。自分に対する褒美である。ずいぶんと貧相な褒美だが(笑)、いまの私にはたいせつなものだ。
 毎日これを見ていると引退した年金生活者になってしまう。そんな優雅?な暮らしではない。夜明けから昼までに、そこそこの作業をしたと判断したとき、「今日は見てもいいな」とテレビに向かう。
 今日はそんな日だった。

 なのにテレビ欄を見たら大嫌いな「難病もの」だった。落胆。

天国の青い蝶
◇04年、カナダ・英合作。ウィリアム・ハート。
余命いくばくもない10歳の少年と、彼と一緒に世界で最も美しいといわれる青いチョウを探す旅に出た昆虫学者の触れ合いを、実話を基に描く。
少年の母親はチョウを見たいと切望する息子を車いすに乗せ、世界的な昆虫学者に直談判する。レア・プール監督。


 餘命いくばくもない10歳の少年を見る気はない。
 こういう映画を見て、泣く快感に酔う趣味もない。

 かつては複数枚のレンタルヴィデオ屋のカードを所持していたが、ここに越してきてからは近くのレンタルビデオ屋一軒のみ。先日それがつぶれたので今は一枚もない。
 こんなときのために一店ぐらいは確保しておくべきか。

 でもこの「ご褒美」は、安易に見られるテレビだからいいのであって、寒風の中、DVDを借りにいって見るのとは意味合いが違う。

 気に入った仕事が出来て、「よしよし、今日はご褒美だな」とテレビをつけると、二十年前に見た気に入った作品をやっていたり、(21世紀に入ってからはほとんど映画を見ていないので)見たことのない2003年製作のアメリカB級映画をやっていたりする。それがいいのだ。いい加減さの楽しみである。明確な目的を持ってレンタルにゆくのとはそもそもが違う。

 だからおもしろそうだと思って見たのが大外れだったとしても、それはそれでいい。「ご褒美」と思ったお菓子がまずかっただけである。要は「よしよし、ご褒美だな」の流れであり、テレビ映画は附属だ。
 だけど最初から大嫌いな難病ものなのでテレビをつける気にすらならない、は困る。美味しくても不味くてもご褒美なのに、それではご褒美以前である。


 今までで気に入ったのは、たとえば西部劇。あれも白人の勧善懲悪ものなので先住民族を悪役にしたものは見ないが、「大いなる西部」「昼下がりの決闘」とか、ひさしぶりに見て楽しめた。
 まあまあなのが「エイリアン」等。かつてはわくわくしながら映画館で見たり、新作レンタルを心待ちにしたものだった。今は「バッカじゃないの」の感想。敵をやっつけることでしか燃えられないハリウッド映画が、ナチスもソ連もなくなったから、宇宙に出て行ったとしか思えない。こういう感想の変化は人としての成長なのだと思う。だよね?
 そして最悪なのが上記のような「難病もの」になる。見ない。

 最善の解決策は衛星放送の契約か。これならかなりの確率で「たまにはご褒美」と思ったとき、気持ちよく応えてくれそうだ。ご褒美をねだる時間もずいぶんと広がりが出る。願いは、あたたかい冬の陽が差す午後に、なんでもいいから映画を一本見てくつろぎたいだけなのである。

 衛星放送に関してはとんでもなく時代遅れになってしまった。いま住んでいる集合住宅でも上下左右どこにもアンテナがある。ないのは私だけだ。
 仕事がなく朝から晩まで衛星放送の映画ばかり見ているという競馬ライターがいる。毎日3本、時には5本は見ているとか。そんな話を聞いたらますます怖くて契約が出来ない。なんだか自分もそうなりそうで。

 狂ったように映画ばかり見ていた時期があるので言い切れる。あれは非生産的だ。数多く映画を見ているとなにかを身につけたような気になるが、実はなにも学んでいない。無為な時間である。こうしてブログに駄文を書き連ねている方がまだ生産的だ。

 月曜から木曜、午後一時半から三時半。テレ東の「午後の洋画劇場」。
 今度また「ご褒美」と思ったとき、「難病もの」でないことを願う。

 

 

  1. 2008/02/07(木) 06:00:10|
  2. テレビ
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またも大雪

午前一時。
寒い。
ずいぶんと冷え込む。
体調のせいか。
熱っぽい気もするが。

と、窓を開けると雪景色。
なにもかもが真っ白。
こりゃ寒いはずだ。

しんしんと、降る雪の音がする。
吐く息の白さが心地よい。

今から風呂に入って雪見酒をやろう。
夜明けの雪見酒。
  1. 2008/02/07(木) 03:42:10|
  2. 生活
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清水健太郎復帰

00-geino歌手で俳優の清水健太郎(55)が31日、都内で記者会見を開き、芸能界復帰へ向けてアピールした。
これは1月18日に受診した特定薬剤に関する尿検査の結果が陰性だったことを受けてのもの。清水は劇画家の村上和彦らの支援のもと、今後も一カ月ごとの定期検査を行うことを条件に、芸能活動を再開するとしている。


「4度逮捕され、2度も懲役に行った人間が芸能界に復帰させてもらえるなんて奇跡。これも周囲の皆さんの後押しあってこそ。俺がどん底にいるとき、一番大切だと痛感したのは“仲間”だった…この一言に尽きます。また仲間を裏切ったら、もう俺はおしまい。これが最後の賭けだと思って臨みます」

今後の予定としては、年内に現在25巻で完結しているオリジナルビデオシリーズ「首領への道」シリーズの再開と、劇場公開作のクランクインを目指しているという。

「5月11日で出所から2年、服役期間を含めると4年になります。この日を俺の“再出発の日”にしたいですね。身の回りをガラス張りにして、誰が見ても“クスリをやっていない”という環境を整え、いい映画を作っていきたい。そして、失った信用を取り戻していきたいと思います」

また、歌手としての活動も視野に入れている。
「今月12日に入院してノドのポリープを手術します。その後はボイストレーニングを積み、ディナーショーで歌います。ジャス主体の大人のショーでね」
芸能活動とも平行して、講演などを通じて依存性薬物の危険性を訴えていきたいとも語る。

「若いやつらが今、軽い気持ちで手を出しているのが気になります。20歳を過ぎたら自分の責任だけど、20歳前なら指導しないといけない。やめろと言えばやりたくなるのが人間。でも、それが子どもには分からない。やった過去は仕方がない。でもハマるなよと、俺みたいになるなよと伝えていきたい。体験してきた俺の言葉は、やったことのない警察官や裁判官の言葉よりも重たいはずですからね」

http://npn.co.jp/article/no/46342820/

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>若いやつらが今、軽い気持ちで手を出しているのが気になります
 おまえはどうだったんだ。重い気持ちだったのか。

>20歳を過ぎたら自分の責任だけど、20歳前なら指導しないといけない
 二十代、三十代、四十代、五十代のときにやっているおまえの場合は誰の責任だ。指導は必要か。

>やめろと言えばやりたくなるのが人間。でも、それが子どもには分からない
 だからおまえは五十になっても分からなかったわけで。

>やった過去は仕方がない
 それは他人に言ってもらうことで、あんたが言っちゃならない。

>俺みたいになるなよと伝えていきたい
 だから、あんたに言われても……。

>体験してきた俺の言葉は、やったことのない警察官や裁判官の言葉よりも重たいはず
 自信満々だな。
 軽いと思うよ、何度も同じ失敗を繰り返す人の言葉は。

 毎回毎回刑務所から出てくるたびに同じ事言ってる。
 次はいつだ。

あいた口が塞がらない

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【附記】
 これは数日前に書いたものを「時間指定投稿」という自動投稿システムでやってみたもの。実験品。今後それを使うことにする。
 これなら時間のあるときに書きためておけば一日一項ずつの投稿が出来る。今の「日に三項もあるかと思うと数日投稿なし」よりもよいことだろう。だが時間差があるので補稿が生じる。よって附記。

 更正しようとする人は見守らねばならない。こういう彼を受け入れる芸能界を甘いと批判する気もない。
 ただ、今までさんざん同じ事を繰り返してきた懲りない罪人なのに、いくらなんでも言うことが立派すぎるだろう。私が抽出した偉そうなセリフは、ヤクザ映画でも歌でもなんでもいいが、それらの仕事で社会復帰して何年も経ち、誰からももう大丈夫と保証されたとき初めて口に出来ることだ。これから第一歩を踏み出す人が言うべきことではない。そこに彼の人としての甘さがあると批判されてもしかたあるまい。

  1. 2008/02/06(水) 19:00:16|
  2. 芸能
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母はいつまでも──ロザンナの息子、三田佳子の息子

00-geino
 ロザンナの29歳になる息子が大麻吸引で捕まったとか。
 そのこと自体はどうでもいい。よくある話だ。だいたいが今時ヒデとロザンナなんて誰が知っているんだ。
 言いたいのは、その朝ぐうぜん見たむかしの映像の残酷さ。

 その日の朝のワイドショーで、「ロザンナと三田佳子の対談VTR」を流していたのだ。(正しくはレポーターロザンナの三田インタヴュウかな。)

 だいぶ前のものらしい。ふたりが若い。すくなくともその内容、会話から、三田の息子が捕まる以前のものだとわかる。このVTRの存在を知ったスタッフは「やったあ!」と思わずガッツポーズだったろう。最高の組み合わせである。またふたりの会話内容がいい(笑)。

 ロザンナが「お子さんは、息子さんがふたりいるんですよね。もうお姉さんみたいなお母さんですね」とおべんちゃら。
「いえいえ」と言いつつ、満更でもなさげに、三田も餘裕でそれを受け入れる。
 このときふたりは将来「犯罪者の母同士」として、この対談が流れるとは思いもしなかったろう。

「子供がいくつになっても母は母ですものねえ」とロザンナ。三田も「ええ、死ぬまで母親ですよね」と応じる。ほんとにそうだわね、あんたらは。

 スタジオに戻って、ムロイユヅキが「犯罪を犯した息子はもう29歳なんだから、ロザンナさんのことを出さなくてもいいんじゃないですか」と憤慨しつつロザンナ側に立った発言。先の発言と照らし合わせるとなんとも皮肉。
 ムロイには他人事ではない。ゲンイチローと作った息子がなんかやったら、この映像が流れるだろう。

 芸能人はこういう過去の映像が残ってゆくからこわい。
 オースミケンヤにあたらしい恋人が出来たら、コヤナギルミコとのあのベタベタした気味の悪い映像、結婚式での何分ものディープキスとかが、これでもかというぐらい流れる。気の毒である。彼と恋愛する女はそれを超えねばならない。

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【附記】
 私の中で「ヒデとロザンナ」は評価が低い。それはヘタだったからである。ヘドバとダビデの「ナオミの夢」が流行ったころ、二人がそれを歌ったが、ヘタで聴けなかった。ま、日本人男とイタリア人女の組み合わせという際物としか思っていない。
  1. 2008/02/06(水) 12:05:22|
  2. 芸能
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カンナオト発言とコガ、ニカイの反応

siso.gif



「菅氏発言で法的措置」、自民・二階氏


 自民党の二階俊博総務会長は1日の記者会見で、民主党の菅直人代表代行の1月末のテレビ番組での発言に抗議し法的措置をとる考えを示した。菅氏が「古賀(誠)さんとか二階さんとか顔を見るからに利権だけは離さない決意が表れている」と発言した点をあげ、「身体に関係する発言に深い憤りを感じる。明らかに名誉棄損だ。近く法的措置を講ずる」と述べた。(Nikkei Net 07:02) 

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 私はカンは嫌いだけど、これに関しては断固支持。
 事実「顔つきにその決意が表れている」と言っただけなのに、「利権顔だと言われた。身体的差別」と憤るのは(笑)、まさに「ほんとのことを言われたから」としか思えない。
 顔は人だ。心だ。顔を見れば心は解る。早く政界再編成があり、コガやニカイが消えることを願う。

 なんとも次元の低い話だ。「名譽毀損、法的措置」だってさ(笑)。バカ。





  1. 2008/02/05(火) 18:57:29|
  2. 政治
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映画「ランボー」、今度はミャンマー

eiga
最初の「ランボー」はまともだった。社会に受け入れられないヴェトナム帰還兵を扱っていた。差別する保安官との争いでは、すなおにランボーに肩入れ出来た。

二作目でおかしくなる。ベトナム人が悪になっている。それは一方的なアメリカからの視点だ。アメリカの映画だから当然としても納得しがたい。
ただストーリィとしては、真の敵をベトナムの親玉とせずCIAの司令官とし、「アメリカに行きたい」と願うベトナム美女を絡ませたりして、なんとか最後まで見られる作品になっていた。

三作目はアフガンでソ連兵皆殺し。アフガンゲリラと一緒になって闘う。アメリカという国が常に敵がいないとだめなことを象徴する作品である。

結局この作品を心から楽しめるのは、アメリカ在住の強いアメリカが大好きなアメリカ国民だけのように思う。
世界的ヒット作だというが、ベトナム人やソ連人にはとても楽しめまい。ナチスや日本が悪である第二次世界大戦映画と同じように。

それから二十年。還暦を過ぎたスタローンがまた作るという。今度の敵はミャンマー。虐げられるカレン族と手を組むそうだ。
この種の共産国を悪者にした作品はタイでロケする場合が多い。「007」等も。
今回はタイとミャンマーの国境附近のカレン族の村で行ったとか。撮影中、内容が気に入らないミャンマー軍に攻撃されたとスタローンが「週刊プレイボーイ」で語っていた。嘘か誠か。それを鵜呑みにするバカがいるかと思うとうんざりする。

映画を見た観客は、虐げられるカレン族に同情し、悪辣なミャンマー軍に腹立つように作られているのだろう。
ここで「カレン族がキリスト教」というのも無関係ではあるまい。正義のキリスト教が悪の仏教徒(=イスラム教徒)を討つ「クルセイダーズ映画」なのだ。むろんそうでなきゃ「商品」として成立しない。そうするのは当然である。そこまでケチをつけるのは野暮ってえもんだ。それはわかっている。

見るのかもしれない。今まで見てきたつきあいがある。映画館には行かないだろう。たぶんレンタルDVDか。
一応「ロッキー・ファイナル」も見ている。くだらなくてあくびが出た。ひさしぶりの試合に臨む年寄りがバーベルばかりあげてどうする(笑)。問題は筋肉より反射神経だろう。亀田父に槍を突いてもらった方が役立つ。

もうむかしのように殺人マシン・ランボーの虐殺シーンにはしゃぐことはない。ミャンマーの軍事政権は支持できないが、かといってイタリア系白人がミャンマー人を殺しまくるのに拍手も送れない。

スタローンは苦労してきた。よりよいものを作ろうと、今までの自分を超えようと、工夫し努力し精進してきた。でも結局「ロッキー」と「ランボー」であり、「共通の敵を想定し、それを倒してのカタルシス」というパターンから逸脱できなかった。それがアメリカン人の本質だ。(いや一緒くたにしたらアメリカ人に失礼か。「ランボー」はアメリカ人映画評論家に酷評されているのだから。)

私は彼の作品では代表とされるこの二大タイトルより、「マザコン刑事」や「クリフハンガー」や「デイライト」のほうがまだいい。

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【附記】ミャンマーで「ランボー」大人気!

 憎い軍事政権をやっつける「ランボー」がミャンマーで大人気。海賊版DVDが出回っていると、今朝のワイドショーでやっていた。これを知ったスタローンはご機嫌で、「ミャンマー政府は私を招待したらどうか」と言っているそうだ。

 私はこんなニュースは信じない。なんとでも伝えられるから。でもレヴェルの低い次元で、ミャンマー庶民が、裏ビデオを見るように、ランボーの銃撃でなぎ倒されるミャンマー軍隊を見て拍手を送る感覚はあるだろう。
 ミャンマーのことを語ると長くなるので別項。



  1. 2008/02/05(火) 03:17:17|
  2. 映画
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藤沢周平「山桜」映画化の憂鬱──田中麗奈主演!?

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田中麗奈「山桜」で時代劇初挑戦


 作家藤沢周平さんの人気小説「山桜」が田中麗奈(27)東山紀之(41)主演で映画化され、来年初夏に公開されることが8日、分かった。2度の結婚に疲れうちひしがれた女性が、本当の幸せを求めて歩み始める姿を描く。2人は初共演。来年女優デビュー10周年を迎える田中にとって時代劇初挑戦となる。


 原作は「時雨みち」(新潮文庫)の中の同名短編。時代小説の第一人者、藤沢さんの作品では珍しい女性主人公の小説で、映画化は構想から7年越しで実現した。メガホンは篠原哲雄監督がとり、山形ロケを中心に今年春から秋まで撮影された。(ニッカンスポーツ)



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 2007年12月のニュース。2ちゃんねるの文藝板「藤沢周平」で今知った。「来年初夏公開」とあるから、今年の夏にロードショーか。
「山桜」は数ある藤沢周平作品でも最高に好きな短編。何度読んでも泣ける。
 それがくだらん映画化でまた汚される。なんともたまらん気分になる。この作品だけは映画やテレビに汚されたくなかった。

 ヤマダヨウジの「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」と思い出すだけで腹が立つ一連の愚作がある。原作の味をぶちこわしている。藤沢作品に対する冒涜だ。
 その辺のことを書いておかねばと思いつつ、それはマイナスへの突撃であり、しかもエネルギーは大量に消費するから、どうにもその気になれず、やらずのまま今日まで来てしまった。死力を振り絞って書いておこう。自分へのけじめだ。もう六年越し、七年後しか。

 東山はロシアの血の入ったいい役者だ。「眠狂四郎」でもやれば似合うだろう。本来「眠狂四郎」は異国の血が入っていることになっている。
 がこの原作の男とはまったく雰囲気が違う。なんつうキャスティングだろう。客を入れるためにキムタクやヒガシのような美男を起用せねばならない台所事情はわかるが、あまりに安易なキャスティングにうんざりする。原作のイメージは、もっとごつごつした偉丈夫で、汗くさい、素朴な男である。
 猫目の田中は、原作のヒロインは気が強いので、東山よりはまだイメージ的にましと思うが、そもそもバタくさい彼女の顔は時代劇ではあるまい。どういう発想からこのふたりになったのだろう。理解に苦しむ。


 なんとも憂鬱になる。公開後は、またこの映画ばかりが一人歩きし、「山桜」を読んだ気になる勘違いファンが増えるのか。
 唯一の救いは、これは短編であるから、ヤマダヨウジのような失礼な原作ぶちこわしはしまいということだ。

 ヤマダヨウジ愚作の中でも、特に「たそがれ清兵衛」は、「たそがれ清兵衛」と「祝い人助八」と「竹光始末」という優れた三作をヤマダヨウジがミキサーでかき回し、美味しいところだけを抽出するつもりで、賞味に耐えない気味悪い味にした最悪の駄作だった。さらには岸恵子のナレーションで時代批判をし、共産党風味まで付け加えている。あれじゃまるで藤沢がそう思っていたかのようだ。この左寄り思想風味は醜悪である。なんともたまらん。


 そう考えてくると、「山桜」も、原作短編一作だけでは弱いかと、またよけいなことをしてくる可能性がある。ニッカンの記事によると、この原作に惚れ込んだスタッフが七年がかりで実現した映画化ということだが、そこはそれ、映画人というのは、原作を忠実に映画化することはない。原作は原作、これは「自分の作品」とばかりに、必ずいじくり回して原作をぶちこわしにする。
 頼むから原作を壊さないでくれと今は祈るのみだ。


 なんとも憂鬱である。掌中の玉が汚された思いだ。



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 記事の、「藤沢さんの作品には珍しい女性主人公の小説」はお粗末。市井物の藤沢作品に女主人公は山といる。女だけが主人公の連作集、単行本もある。記者が藤沢作品を読んでいないことが明白だ。単にスポーツ紙の記者として映画化の記者会見に出かけ、適当に書き流した浅薄な記事なのが見え見えである。あまりの無知が他人事ながら恥ずかしくなる。

 ついでに言うなら、その前「藤沢周平さんの人気小説『山桜』もヘン。これは短編集の中の地味な一作。マニアックな藤沢ファンのあいだでは評価の高い一作だが、ヤマダヨウジの映画や、NHKのドラマから藤沢作品を読むような連中は、誰も知らないマイナーな作品である。 
 記者のいいかげんさが読みとれて笑える。
 いやはや憂鬱だ。
 


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 この文章の続きが私のサイトにあります。下にリンクを貼っておきますので、お時間があったら、どうかこの話の結末を読んでください。結論は、憂鬱ではなく、とてもいい映画でした。(2013/4/15 記) 


kanren6元文──「山桜」映画化の憂鬱+「山桜」評判の良さに安心 


・映画「山桜」を見る──藤沢先生遺族も満足した良作──2009/6/20

・藤沢周平原作「花のあと」感想──北川景子はきれいだけれど

  1. 2008/02/03(日) 23:31:32|
  2. 映画
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現実を見ていない視点──ターザン山本氏のコラムより

00-mas
(前略)
昨日の朝刊のスポーツ新聞の一面はなんと白鵬VS朝青龍戦。 

 今、相撲の取り口がスポーツ新聞の1面になることはほとんどありえない。

 だから今回のことは異例中の異例といえる。その理由としてやっぱり考えられるのは世の中には〝物語〟が必要だということである。(後略)


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 以上はターザン山本氏のコラムからの抜粋。千秋楽翌日のスポーツ紙の一面を「なんと」大相撲の一番が飾った「異例中の異例」を取り上げて持論を展開している。
 相撲に興味のない外国在住の人なら、すんなり信じてしまいそうな導入部である。


 しかし言うまでもなく、大相撲は、初日にもひさしぶりに登場の朝青龍が勝っただけで、デイリー以外のスポーツ紙の一面を飾った。二日目は朝青龍が負けたものだから全紙一面である。大騒ぎだった。
 10日目に白鵬が負けたときも一面になった。私の知る限り、初場所だけでも4回は一面になっている。なのにこのターザンのコラムからだと、千秋楽の一番だけが一面になり、それが大事件のようだ。


 たしかに野球やサッカー、ゴルフと比べると、相撲の取り組みが一面を飾ることはすくないが、今はその他のメジャースポーツがオフであることもあり、今場所は大相撲は何日も一面を飾った。異例でもなんでもない。「取り組み」以外の「朝青龍スキャンダル」を含めたら、昨年秋からいったいどれほど朝青龍が一面を飾ったことか。いかにターザンが現実を見ず、思いつきだけで書いているかが解る。


 私生活を綴る日記は思いつきでかまわないが、なにか「論」を展開するなら、最低限の事実確認が必要になってくる。これは、あまりに事実を無視した手抜き論法だ。以下に続く朝青龍を評価する論も、この導入部が事実と違うだけで色あせてくる。残念でならない。

 今の彼がそんな書きかたをしていると割り切ればいいのだろうが、それにしても不可解だ。この人、あれだけ競馬が好きで、競馬場にも頻繁に来ているのにスポーツ紙を読まないのだろうか。読めば、買えば、いやでも気づく。

 いやそれ以前に普通に暮らしていたなら駅の売店のスポーツ紙の一面が相撲ばかりであることに気づくだろうし、朝昼のワイドショーでも一般紙、スポーツ紙全紙をボードに貼り付けて解説しているから、今のスポーツ紙が「相撲だらけ」であることが自然に目に入ってくるだろう。

 朝刊スポーツ紙が並んでいる時間は寝ているので知らない、朝昼のテレビは見ないとするなら、理解できなくもないが、いずれにせよこれは、かなり雑な論旨の展開である。ほとんど現実を知らない人の机上の空論になっている。読んでいて恥ずかしい。
 現実は相撲好きの私が異常と思うほど相撲報道は過熱している。それを「なんと」「ほとんどありえない」「異例中の異例」と正反対の解釈をしている。


 知らない仲でもないので今度競馬場で見かけたら問うてみよう。こういう「いかにもほんとらしい間違い」というのは、本人のためにも読者のためにもよくない。

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  1. 2008/02/03(日) 03:50:46|
  2. マスコミ
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「あぶさん」「浮浪雲」と「風の大地」

ビッグコミック・オリジナル(小学館)で35年にわたって連載中の長寿漫画「あぶさん」の主人公、ソフトバンク・景浦安武外野手(61)が、今季限りで引退する意向を固めていることが31日、分かった。
後見人(原作者)の水島新司さん(68)が明かしたもので、今季は代打に専念し、巨人と日本シリーズを争う“有終の美”を夢想している。……。(以下略スポーツ報知より)
 


---------------
 


オリジナルは創刊号から闕かさず今も読んでいるが、「あぶさん」は20年ぐらい前からもう読まなくなった。やがて「浮浪雲」も。
おもしろいと思わないのだから読む気にはならない。


「あぶさん」は野球に興味がないから。「浮浪雲」はマンネリにうんざり。
かといってまったく興味のないゴルフ漫画の「風の大地」は読んでいるのだから、これは物語として「あぶさん」や「浮浪雲」の吸引力が落ちたということだろう。いや私の何かが変ったのか。

同じ長期連載の作品だが両者には大きな違いがある。「あぶさん」は現実の時間を生きて年を取り、「浮浪雲」は時が止まっていることだ。

ジョージ秋山はなぜ倦きないのだろう。不思議だ。
倦きないふたりのどっちがすごいかと言えば、そりゃあジョージ秋山のほうだ。だって「あぶさん」は現実のプロ野球界が舞台だから毎年変化があってネタ不足がない。「浮浪雲」は舞台も登場人物も限定された上での一幕芝居だ。
 


水島氏のいくつもの作品に登場する「岩田鉄五郎」は架空の老齢キャラだった。水島氏の中で不屈の老齢キャラはあこがれだったのだろう。35年掛けて経歴のある本物を作り出したのだから積み重ねは偉大である。



ところで「いぶし銀」というのは、どうにもほめようのない長所のない人への、しかたのない形容なのだとか。すすんで使う表現ではない。ずいぶんと誤用されている。水島氏はその普及隊長だった。

  1. 2008/02/03(日) 00:33:42|
  2. 漫画
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A級順位戦の明暗

Shogi.gif 朝の十時に始まって最初に終ったものでも午後十時。たいへんな勝負だ。


羽生が勝って挑戦者に前進。7勝1敗。並んでいた三浦が2敗となったからかなり有望だ。


谷川が三浦に勝って3勝目。順位から残留確定。


佐藤が久保に勝って2勝目。これが最終局。終ったのは零時を過ぎていた。

陥落は行方が確定。もうひとりが佐藤か久保。
最終戦の3月3日は、この佐藤二冠の陥落か残留かが最大の話題になる。


木村に勝てば三浦が勝って同じ3勝でも順位の差で残留。
木村に負けても三浦も負ければ順位の差で残留。
陥落は、木村に負け、三浦が勝った場合のみ。
これでかなり有利になったか。
と、こんなことで話題になっては困るのだが。

  1. 2008/02/02(土) 05:43:27|
  2. 将棋
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今日は天王山──A級順位戦

Shogi.gif
 今日のA級順位戦は見逃せない。谷川、佐藤が陥落かどうかがほぼ読める。


名人挑戦者も、羽生、郷田、三浦、木村から、かなり絞られるだろう。私はむろん羽生であることを願う。


ネットで有料観戦があるようだが、私はそのすべをもたない。
2ちゃんねるの将棋板で雄志の書き込みに一喜一憂しよう。


最終戦よりも、むしろ今日である。見逃せない。

  1. 2008/02/01(金) 05:27:29|
  2. 将棋
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映画「コンゴ」から「カリフォルニア・ドリーミング」三昧

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深夜、テレビで映画「Congo」を見た。95年の作品。当時レンタルして見ている。つまらない映画だしあまり乗り気ではないのだが、深夜にふとこんなものを見たくなるときがある。

 あいかわらずつまらなく、途中でどうでもよくなった。それでも年齢も肌の色もちがう冒険隊が、誰かが口ずさんだのをきっかけに、「カリフォルニア・ドリーミング」を歌うシーンはいい。レンタルビデオで見たときも同じ事を考えたと思い出す。あれから干支は一回りしているが感想は変らない。みんなで歌い、追いかけたりハモったりするのにこの曲は最適である。


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 と、そのことだけを短文でまとめるつもりだったが、いつしか舟木一夫の「絶唱」にまで話が延びたので(笑)、ホームページにまとめることにした。


 画像を入れてまとめるのは、私にはホームページの方がやりやすい。

  1. 2008/02/01(金) 05:02:20|
  2. 映画
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2001年に始めたサイトMone's World--http://monetimes.web.fc2.com/の出張版ブログ【木屑鈔】Boku-setsu-shouです。
2005年からやっているライブドアブログから引っ越してきました。FC2のサイトは2007年から利用させてもらっていました。これでやっとサイトもブログもFC2で統一です。
メールは、moneslife2000@kpe.biglobe.ne.jpまで。

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