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借りなくてよかった「スウィングガールズ」

 借りなくてよかった「スウィングガールズ」


 以前からずっと観たいと思っていた邦画がこれだった。なにしろ封切りのときから観たいと思っていたほどだ。
 東北の田舎の女高校生がジャズに目覚めビッグバンドジャズを演奏するまでの話である。「ウォーターボーイズ」の監督のジャズ版ということだった。男のシンクロナイズドスイミングの話は興味ないがジャズとなるとまた話は別だ。話題作は全部観ていたころ思いつきで、こういうのと同系統になる「しこふんじゃった」を観ておもしろかった思い出もある。

 こちらに引っ越してきて、初めて近所のレンタルヴィデオ屋を覗いたころ、ちょうど新作で出始めた。借りようと思ったがいつも全作貸し出し中である。空のパッケージを手に取ると写真のようでますますいい。セーラー服になど興味はないがこのサックスを銜えて青空にジャンプはいい写真である。三回ほど行ったが5本ほどあるDVDは毎回貸し出し中だった。週に一度半額の火曜日にばかり行ったことも関係あろう。半額の火曜日は新作はいつも全作貸し出し中でなかった。

 数日前、午後9時半頃テレビをつけた。邦画をやっていた。その内容がそれっぽい。もしかしてもう放送してるのかなと思いつつ、ぼんやり観ていた。内容からして間違いないようだった。
 いまネットで調べてそれが11/5の放送と知る。早いなあ、あれはもう一週間も前になるのか。
 残念ながらそれは期待外れでぼくにはちっともおもしろくなかった。期待が大きすぎたこともあるのだろう、最後のいちばんわくわくするはずの演奏会での演奏シーンにもちっとも胸がときめかなかった。スポーツものや格闘ものだとラストの大会シーンに匹敵する最大の見せ場である。まったく同じ作りの先日の「スクールオブロック」はあんなにおもしろかったのになぜだろう。

 いまネットで感想を見たら、好きな人が書いているのだから当然だけど、絶賛に継ぐ絶賛である。なんだかバスに乗り損ねたようで、前々から期待していただけにくやしい。かといってあらためて借りて見直すぞ、とも思わない。

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 その辺の理由を自分なりに探してみると、絶賛している若者には、「ジャズのことはなにも知らないが」というのが多かった。
 同時期、同じレンタルヴィデオ屋でうまく借りられた「隠し剣 鬼の爪」のことを思い出す。
 この映画も前作「たそがれ清兵衛」と同じく、ヤマダヨウジが藤沢周平の原作を二作まぜこぜにして(たそがれは三作)ぶちこわしにしたひどいものだった。映画のほとんどは「雪明かり」から取ってきていて、かなり無理気味に「隠し剣 鬼の爪」を混ぜ合わせるから、どうしようもなくぐちゃぐちゃなひどいものになっている。「たそがれ」も同様でいまだ憤懣治まらず、そのことを書かねばと思いつつ、そんなことを書いて評論してもなんの意味もないと書かないままになっている。評論ほどつまらないことはない。

 しかしそれは藤沢周平の原作をこよなくあいしているからであって、なにも知らずに見たら及第点の時代映画なのだろうと思う気持ちもある。事実これらを褒めているのは原作を知らない連中だった。
「隠し剣 鬼の爪」のネット感想を見ていて笑ってしまったのは、若者が、「最後の部分は唐突で、ないほうがいいと思った」と書いていたことだった。それまでずっと下っ端武士と住み込み女中の恋愛を描いていたのに、いきなり最後のほうになってそれまで剣のことなどなにも関係のなかった主人公永瀬正敏が秘剣の遣い手になるのだから、その唐突さには笑える。まさにとってつけたような不自然さである。いや実際とってつけているのだ。

 だがその部分がタイトルの「隠し剣 鬼の爪」なのであって、それがなかったらタイトルにいつわりありになる。「ウルトラマン」でウルトラマンに関係なくいい人情ものの一篇が出来たが、ウルトラマンなのだから怪獣を登場させねばと、強引に怪獣とウラトラマンを最後の5分に登場させたような作りなのだ。と書いていて現実にウラトラマンにはそういう作品が多かったなと気づく。
 すなおに全編「雪明かり」でいいのに、それだけでは弱いかと無理矢理「隠し剣」を抱き合わせにされたことに、藤沢ファンとしてひじょうな不快を感じる。
 原作を知らない若者がそう思ったのは正しいし、その若者にまで不自然さを見抜かれてしまうのだから、どのていどの出来かは言うまでもない。

 と、脱線して思わずヤマダヨウジへの不平不満を書いてしまった。「スウィングガールズ」に罪はない。ジャズを知っていても知らなくても、たいして感想は替わらなかったように思う。借りて失望したより偶然テレビで見てレンタル代が助かったと、そんな結論にしておこう。


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【附記】
 最初「スイングガール」と書いていた。ネットで調べものをしたついでに「スウィングガールズ」が正しいと知る。私と同じ間違いをし、指摘されたという人のブログを読んだ。swingだからスウィングか。複数だからガールズだな。二重にまちがっていた。

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  1. 2005/11/15(火) 03:46:33|
  2. 映画
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片山さつきのコイツ発言

 片山さつきのコイツ発言


 民主党の前原が初めての党首討論をしたとき、片山さつきが前原を「コイツ」と言ったということで野田よしひこ(彼のホームページでもひらがなだった。これをやられるとどんな字か忘れる)が抗議していた。
「最大野党の代表をコイツ呼ばわりするとは、マドンナとかなんとか言われているが実態はいかにタカビーな女か」と。たしかタカビーと使っていた。使わない方がいいよね、こんな下品なことばは。国会議員なんだから。タナカマキコが国会答弁でドタキャンとか使っていたのもみっともなかった。タカビーは将棋の高飛車(=攻撃的で威圧的な戦法)から来ている。碁将棋から来ていることばは多いがこのバカっぽい転用は異色だ。

 この問題、いかにもアサヒシンブンあたりも同調しそうな話だが、あっけなく沈静した。それは片山の発言趣旨が野田の批判するようなものではななかったのだから当然だろう。リアルタイムで見ていたものとしてこういう問題は興味深い。
 前原が民主党代表として初めて小泉首相と党首討論をしたときのことだ。テレ朝のワイドショーが国会中継をテレビで見ている片山さつきに感想を求めた。いや、片山さつきに国会中継を見てもらって意見を求めた、と言うべきか。これはそのときの発言である。とするなら、最初から仕掛けられていたとも言える。片山はテレ朝なんかと関わっちゃだめだ。

 片山は「コイツ、何度も同じ事を聞いてくるなと首相は思ってらっしゃるでしょうね」と言ったのだ。私はリアルタイムでそれを見ていて、すぐにそう理解した。まともな日本人ならそう思う。野田の抗議だと片山が、「コイツ、何度も同じ事を尋いてますね」と前原をコイツ呼ばわりしたかのようだが、そうではない。片山の言ったのは首相の内心の推測であって、片山が前原をコイツと言ったのではない。カギカッコを附けるなら「『コイツ、何度も同じ事を尋いてくるな』と首相は思ってらっしゃるでしょうね」だ。そこのところの文脈がテレ朝の映像にはしっかりと残っている。もしも片山が本当にそう発言したなら、野田の抗議を受けて大はしゃぎ特集するはずのテレ朝が黙ってしまったのは、さすがにそれがわかっていたからだろう。

 以前もテレ朝は、「先生と呼ばれる気分はどうですか」と各局のテレビレポーターが何度も何度も尋くので、「私に質問するのならもうすこし違ったことを尋いてください」「私はついこの間まで財務省で予算委員をしていてここにも毎日のように出入りしていたんです」と応えた片山の応答を、他局は前後を含めて放送していたのに、そこから前後の部分を削り、「私に質問するならもうすこし違ったことを尋いてください」の部分のみ放送して、それこそタカビーなイヤな女を演出していた。

 私は片山さつきなんて好きではないし、はっきり言えば嫌いだけど、それ以上にマスコミの薄汚さには反吐の出る思いである。石原慎太郎の朝鮮半島に関する発言をわざとテープの語尾を曖昧にして聞こえないようにし、逆の意味のテロップを流したTBS(セキグチヒロシの番組。スポンサーは朝鮮企業)が最たるものになる。
 今回もテレ朝のことだから、いかにも片山が前原を「コイツ」と言ったかのように編集して流すかと思ったが、最後の良心は残っていたようだ。野田はいいことも言っているのだが、これに関してはお粗末だった。実際には見ていず周囲からの御注進だけで発言したのだろう。沈静したのは当然だった。

 さて最も肝腎なこと。もしもこの番組を私がリアルタイムで見ていなかったらどうだったかだ。私はきっと「片山はそう言ったのだろうが、前原なんて軽いし、そう言われてもしょうがないよ」と思ったろう。片山の肩を持つのだが、発言はそのまま受け入れてしまっている。でも事実は違う。片山は前原をコイツ呼ばわりはしていない。
 世の中の多くもまた、「なんて片山ってのはイヤなヤツなんだろう」という反感と、片山の味方をする自民党支持者でも、「前原なんてコイツ呼ばわりで十分。でもちょっとキツいかな」ぐらいだったろう。容認するにせよ反感を抱くにせよ、発言は事実と思っている。だが現実は違う。片山は言っていないのだ。まこと報道とはおそろしいものである。仕掛け人のテレ朝が大騒ぎせず沈静化したことをよかれと思い安心すべきなのか。

  1. 2005/11/10(木) 05:31:13|
  2. マスコミ
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矮化剤

4a46e192.gif今日の勉強──矮化剤

市販されている鉢植えのほとんどに、矮化剤が散布されています。そのため1年ぐらいは、枝葉は大きくならないけれど、花つきは良いのです。でも矮化剤の効果が切れると、本来は生育旺盛な植物なので、急に枝葉を伸ばし、根もグングン生長します。

 相棒のハイビスカス(momoさんの相棒がiPodならぼくのそれは12年以上一緒に暮らしているコイツになる)にアブラムシがついて困るのでネットで調べてみた。アブラムシで悩んでいるのは田舎にいるころからである。

 市販の殺虫剤で対処しろとあったので意を強くする。専用の農薬を買ってきて希釈し噴霧器で、というのはいかにも面倒だったので、ぼくは同じ殺虫剤だからやらないよりはましだろうと、ゴキブリや蝿蚊用のそれを噴霧したりしていたのだ。効能があると知って安心した。早速手指で取り除いたあとに、アブラムシが今後着かないように噴霧しておく。

 そのネットで見かけたのが上の記事。花屋の鉢植えは育たないように薬が掛けられているとは知らなかった。またそれを「ワイ家財」というとも知らなかった。変換は無理か。そりゃ出ないだろう、こんなことば。ワイカザイでいいんだよな、それ以外に読みようがない。

 たしかに店先に並べてあるのが、売れない内にどんどん大きくなったら置き場所に困るから、こういう処置もありかと理解は出来る。でも自然に育つものを育たないようにしてあるってのも、あまり気分のいい話ではない。

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 広辞苑を引いたら

わい‐か【矮化】‥クワ
園芸植物や果樹を全体に小さく仕立てること。台木や薬剤を用いて行う。

 
 としっかり載っていた。矮化なるコトバを知らなかったATOKとぼくが無知なのだった。
  1. 2005/11/08(火) 04:17:53|
  2. 園芸
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地名の変化

 地名の変化


この「生まれる地名、消える地名」は、いま出たばかりなのだろうか。これとまったく同趣旨の本をしばらく前に図書館で借りて読んでいる。これは近所の本屋で見かけ立ち読みしただけ。改訂版のようにも思うが。

 その図書館で借りた本を読んだとき、著者の憤慨はわかるのだが、かといって一緒に憤慨していても出口なしの憤懣だから精神衛生に悪いし、価値のある本であると思いつつも遠ざけてしまった。今回も気まぐれで手にしたが、やはりむなしい思いで棚に戻した。

 理由は簡単である。「こういう歴史ある、意味のある地名が、こんなくだらない地名に変られてゆく」という内容なのだ。一緒に「ほんとだよ、たまらんよ、腹立つなあ」とは思うけれど、もう変られてしまったもの、もうすぐ変られると決定しているものの話なので、たとえ腹立ってそのためにおれも微力ながら尽力をと思ったところでなにもすることはない。その意味では救いのないひじょうに読後感の悪い一冊とも言えるのだ。もちろんそれでも書かずにはいられなかった著者の気持ちはわかるし、こういう形で今の日本のくだらなさを告発しておくことも大切だとも思う。いわば汚いコトバを使う年頃の娘を観て、「しかたないよな、そういう時代なんだから」と目を背けるやりきれなさと似ている。

 「さいたま市」に代表されるひらがな市名の話を読むだけでなんとも言いようのない気持ちになる。平仮名は日本独自の文化だし誇れると思うが、「かすみがうら市」の間抜けさには耐え難いし、「つくばみらい市」と、地名に未来がくっついている話を読むともう本を手にしていることは出来なかった。
 水戸の大工町、鉄砲町という江戸時代からの名が泉町一丁目、二丁目のように整理されてしまってからしばらくして、元の町名に戻そうという運動が起きた。今も続いていると思う。私も日本中が自由ケ丘、緑ケ丘ばかりになってはたまらんと思っていた。だがもっとおおきな流れでこっちのほうが押し寄せてきた。
 こうなるとアルプス市もセントレア市ももうどうでもいいような気がする。どうせ「日本アルプス」「原宿シャンゼリゼ」の国なのだ。

「平仮名にはやわらかなイメージがありますし、二十一世紀の発展に向けて、"未来"と組み合わせた『つくばみらい市』はどうでしょう」と自信満々に提案できるような人間だったら私の人生ももっと気楽だったように思う。

  1. 2005/11/02(水) 06:45:56|
  2. 世相
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2001年に始めたサイトMone's World--http://monetimes.web.fc2.com/の出張版ブログ【木屑鈔】Boku-setsu-shouです。
2005年からやっているライブドアブログから引っ越してきました。FC2のサイトは2007年から利用させてもらっていました。これでやっとサイトもブログもFC2で統一です。
メールは、moneslife2000@kpe.biglobe.ne.jpまで。

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