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八代英太、無所属で出馬

260c6991.gif八代英太無所属で出馬、自民党離党
 東京12区のここまでの流れは、

①前々回、自民党の八代が当選。
②前回、公明党のオオタを当選させるため党の説得で八代は比例区へ──2003年
 オオタ、当選するも民主党候補との差は3000票の僅差、辛勝。

 ということで今、
③八代、郵政改革反対で青票投票、自民党の公認得られず無所属出馬決意。
④自民党、公明党との関係からオオタを当選させるために八代説得、八代出馬断念。
⑤その代わり、比例区名簿に選出すると自民党執行部が約束?
 八代がかってにそう思いこむ?
⑥自民党執行部、例外を作ることのイメージダウンを怖れて前言撤回?
⑦八代、自民党を離党。無所属で出馬決意。
⑧保守系の票の取り合いで、民主党、圧倒的有利に。
⑨比例区と重複出馬していない公明党のプリンス・オータ、ピンチ。
 自民党と公明党の仲に亀裂?

 である。

-------------------------------

 数日前、「⑤自民党が八代を比例区名簿に載せるらしい」と聞いたとき、出馬を断念させた時点で十分にそれは考えられたことだったから、「首相もついにぶれたか」と思った。激しい失望である。青票を投じた八代を自民党は公認しなかった。なのに公明党の関係から比例区名簿に載せたら、せっかく今まで通してきた筋がみな水泡に帰してしまう。苦笑失笑ものだ。「やっぱり」になる。でも公明党との関係からせねばならないのかと思った。公明党としても最も力を入れている次の党の顔であるから、八代が出て票の食い合いになるからと言って比例名簿に載せるという醜態は見せられない。政治は清濁併せのむものだから仕方ないのかと思いつつも、なんともやりきれない気持ちだった。
 それを書こうと思いつつ、楽しくないことだから先延ばししているうちに、また一転した。

 その自民党支持者の気持ちは党執行部に伝わったのだろう。このままでは全体的なマイナスイメージの方がおおきいと判断したのか、あるいは八代が暗黙の了解的な勘違いをしていたのか、いずれにせよ自民党は郵政法案に反対した八代を比例区名簿に載せないと発表した。当たり前だ。公認していないのだから。筋が通った。私はほっとする。

 治まらないのは公明党だ。八代に引っ込んでもらい自民党票を計算した前回ですら3000票の僅差である。八代が出て票が割れたらどう考えても今回勝つのは民主党になる。相手は前回と同じ強敵のフジタである。フジタは欣喜雀躍であろう。棚からぼた餅である。
 公明党の票というのは創価学会信者の人数だけ完璧に計算できる。雨が降ろうが雪が降ろうが揺るがない。だから悪天候になったり選挙への関心が低く投票率が下がれば下がるほど力を増す。だが今回のように高投票率が期待される国民の関心が高い選挙では、信者以外のいわゆる浮動票がまったく期待できない党であるから劣勢に追い込まれる。

 八代出馬で「公明党に激震が走った」とニュースが特集し、オオタというのが記者会見した。一目で傲岸不遜とわかるおそろしくイヤなヤローだった。なんでこんなのが公明党のプリンスなのかわからんが、こういうのがプリンスと呼ばれるから公明党なのだろう。
 よほどショックだったのか、見るからにふてくされた態度である。精一杯がんばるというような自分の気持ちは言わず、「党の幹部にも今回のことは影響あるだろう」と、八代出馬を押さえきれなかった自民党への不満と、こんなことでは選挙協力できないという公明党からの圧力を口にしたのである。こいつが実質的にもう公明党のトップなのだろうか。なんとも態度のでかい不愉快なヤツだった。あの自信はよほどイケダダイサクの寵愛を受けているのだろう。
 その態度に対する指摘はすぐにスタッフや信者からあったものと思われる。きょう見ると、一転して態度を改め、ふてくされを隠していた。

 公明党はオオタを比例区名簿に載せず小選挙区一本で行くと言う。崖っぷちだ。これが落ちたら自公の仲は険悪になる。しかし、どう考えても、落ちるんじゃなかろうか。12区の都議会議員には早速八代のところに駆けつけたのもいるというし、都議連が公明党に入れてくれと根回ししても自民党支持者にも学会アレルギーは多い。従う人がそれほどいるとは思えない。その点、公明党は宗教信者の集まりだから素直だ。「今回のこの地区は自民党に入れるように」と本部から連絡が行けばみなそれに従う。それで当選した自民党議員は30人以上いる。公明党はそれを盾に自民党に協力を要請する。自民党も公明党に嫌われたら連立与党が成立しなくなるから必死に協力するだろうが、笛吹けども……の気がする。
 民主党絶対有利になった。八代出馬を聞いたとき、民主党のフジタは万歳したのではないか。前回の票数は9万8千と9万5千である。その9万8千が分割されるのだ。どう考えても民主党有利である。さてどうなるか。
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  1. 2005/08/30(火) 14:56:18|
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ADSLの平均速度──日本が世界一!?

257c603e.gif日本が一番!?



 パソコン雑誌を読んでいて感心したこと。
「こういう場合のP2Pソフトはブロードバンドが普及していない地域で高いシェアをもっているものを使えばよい。ブロードバンドが普及していない地域とはすなわちアメリカである」
 えっ、そうなの、と思ってしまう。無智なので。

「アメリカの場合、接続環境の地域格差が大きく、平均すると日本よりもずっと接続速度が遅い」
 なるほど、理由を聞けば、ADSLが減衰するのは世界共通だから、あれだけだだっぴろいアメリカのことを考えたら「平均」では狭い日本よりも遅くなるのは当然だ。まだまだ先日までの私のようにアナログ接続の人も多いのだろう。

「ついでながら、日本よりも平均速度の速い国はない」
 もういちど、えっ、である。インターネット先進国と言われる韓国なんかの方が遙かに速いと思っていた。そうだったのか。日本を見直した。

  1. 2005/08/30(火) 14:55:04|
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イッカツキ

 イッカツキ
「新党 大地」から出馬するスズキムネオがテレビインタヴュウで、一ヶ月のことを「イッカツキ」と発音していた。「おっ」と思う。ぼくが出会った人でこの言いかたをする人は二人目になる。

 ひとりめはチェンマイで知り合ったホリさんだ。建設工事の重機技術者であるホリさんはドイツやエジプトへ長期出張した際の武勇伝を話すとき、常に一ヶ月をイッカツキ、二ヶ月をニカツキと発音した。奇妙な気がした。でもホリさんはいつもそう発音したし、いつしか馴染んでいった。意味が通じないわけではない。人それぞれの言いかただ。『サクラ』で初めて会ったときだから1991年の11月になる。
 それから今日に至るまで、ぼくはホリさん以外に一ヶ月をイッカツキと発音する人を知らなかった。それがテレビの中の有名人から流れてきたのである。「おっ」と思うはずだ。

 まず考えたのはふたりが北海道出身という共通点である。それですぐにchikurinさんにメイルを書いた。chikurinさんは北海道で20年、大阪で20年以上暮らしている。生まれは北海道だ。北海道ではこれはよく使うのかと。
 そのときのぼくの気持ちは「イッカツキですか、なつかしいなあ。北海道弁ですね。オヤジ世代がよく使ってました」なんて返事だった。あるいは古典の先生からの「それは××に登場する古い表現ですね」のようなお教えである。
 ところがchikurinさんの返事は「そんなものは一度も聞いたことがない。もちろん古典の中にもない」だったのである。

 辞書にも載っていない。ネットで検索してもヒットしない。
 ということからぼくの推測。
 これはイッカゲツのゲツと言う濁音を嫌った験担ぎの表現なのではないか。
 髭を「剃る(=スル)」ではなく「当たる」、スルメをアタリメと言ったりする言いかた。マイネルダビデという馬名を濁音がみっつも続くのは縁起が悪いと馬主がダビテと最後だけ濁点を取った感覚、それに通じるものなのではないのか。

 これは初めてホリさんから聞いたときから考えていた。
 ホリさんは海外の建築現場で重機を扱う仕事である。人の何倍も稼ぎ派手に遊ぶが、常に危険にさらされたあぶない仕事だ。前述の「武勇伝」とはその辺に関する話になる。重機の落ちる事故で何人もがペシャンコになったりした話だ。耳をふさぎたくなるような痛ましい話で、ホリさんを嫌いな人はあんなのはおおぼらふきだと否定するが、話半分としても痛ましいし、ホリさんがそんな現場を歩いてきたのは事実なのである。いつも命すれすれの仕事をしているから縁起の悪い濁音表現を嫌うのではないか。
 ムネオさんは議員である。これまた落選、黒星に繋がる濁音を嫌い、験担ぎでそう表現するのではないか。習慣として。
 根拠として弱いのは、ホリさんのような人とは他に会ったことがないから当然としても、国会中継は録画するほどよく見ているのだから、ムネオさん以外の国会議員から今までに耳にしていたはずなのである。それがない。
 それでぼくは前々から思っていた自分のそういう推理(験担ぎ)より「北海道弁」という推理を優先してchikurinさんに問い合わせたのだった。

 さて真実はどうなのだろう。ご意見を求む。
「縁起を担ぐ」という解釈は当たっているように思う。あるいは「香具師コトバ」かも知れない。
 スズキムネオほどの人が発言した興味深いことばなのにネットにはないのだから、インターネットもたいしたことはないと思った。それでもこれからは私のここがヒットするようになるだろう。もっとも、こんなことに興味をもつ人はいないか(笑)。
  1. 2005/08/27(土) 07:42:13|
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民主党からの党首会談申し入れ──小泉さん、断る


siso.gif ことわって当然!

もったいないことをするものだ。小泉純一郎首相は民主党の岡田克也代表から申し込まれた一対一の「党首討論」を断った。党首討論は全党首がそろった場でやらなければ不公平だという。(中略)民主党の申し入れが、「小泉劇場」にやられっ放しの同党の窮余の一策であるのはむろん、わかっている。が、(以下略『産經抄』より)

 高所から見たら、首相は国民のために最大野党の党首と一対一の議論をやるべき、となろう。
 でもそれは、競馬で言うなら──競馬で言うか?──スタートダッシュ鋭く何十馬身も引き離した逃げ馬が、いちどストップして出遅れた後続が追いつくのを待ってやるようなものだ。せっかくうまくいったスタートダッシュなのに出遅れた敵にそこまで気を遣う必要はあるまい。こういう場合、いちど息を入れて、後続が追いつくのを待ってもういちど引き離しにかかるという戦法もあるにはあるが、今回の場合は、一気にこのまま逃げ切れる態勢であり、敵は致命的な出遅れを犯したのだから相手に気遣う必要はない。また出遅れた敵も本当に強いなら、ディープインパクトのように4コーナーまでに追いつき、直線で追い抜くだろう。民主党は単独過半数を取れると豪語する最強馬なのだからお手並みを拝見すればいい。窮してもいない敵に塩を送る必要はない。塩分は控えめが基本だ。

 この一対一の討論申し込みは、出遅れた馬が、遙か先にゆく逃げ馬に、「本当に雌雄を決したいなら直線で勝負しようぜ。直線入り口で止まって待っててくれよな。どっちが強いか決めるんだからそれぐらいできるだろ。出遅れたおれに勝ってもおまえもつまらないだろ」と言っているようなものだ。うまく逃げられた方はそんなやつは相手にせず、さっさとゴールしようとする。そんな状況だろう。

 一対一の討論会を行ったら、自民党のせっかくうまくいったスタートダッシュのプラスがゼロになる。民主党の方は出遅れのマイナスがゼロになる。そりゃプラスをもっている方は断る。そこまで敵に利することをする必要がない。私は首相の戦法を支持する。
 『産經抄』は、というか石井さんは、首相は堂々と一対一の党首討論を行い、そこで自分たちの政策を説いた方がより国民の支持を集めると読んでいるようだ。自民党支持者なのだから。というより民主党のいいかげんさはまったく認めていない人なのだから。
 それはわかるが、ここは戦術として相手にしないだろう。ますますオカダはいきりたつだろうが。
  1. 2005/08/26(金) 07:43:32|
  2. 政治
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懐かしのウリナリ


 ウリナリのビビアン・スー──DVD移植話
 1998年の「ヴァラエティ」と題されたVTをダビングしていたら「ウリナリ」が出てきた。ネットで探すとさいわいにもまだ日テレが残していた。2002年3月末に終ったらしい。しっかり最終回も見てヴィデオに録っているが何年だったかはもういいかげんになっている。2002年3月を最終回として「7年間ありがとうございました」とあるから1995年からやっていたのか。2002年3月から更新されていないサイトが哀しかった。ほんとにもうこの世界は終ったらおしまい。あっという間に忘れ去られてゆく。

 あのころはしっかりダウンタウンと五分を張っていたのに最近じゃすっかりウンナンはゴールデンタイムの冠番組から消えてしまった。そういやあまだ売り出し中のころ、フジにダウンタウンとウンナンの4人でやっている番組があった。みな出来もしない楽器を演らされて苦労していたっけ。それでもウンナンはこのときの南原のサックス、内村のキイボードをその後に活かしているがダウンタウンはまったく関わっていない。ふたりはなにを担当していたんだ? 思い出したくもない過去なのだろう。

 ダウンタウンとウンナンの違いを自分なりに考えてみると、むかしはともかくダウンタウンの今は、さんまと同じく、他者をいじくるパターンである。その巧さで活躍している。ウンナンは自分たちがなにかをやる形であり、他者をいじらなかった。いじれなかった。だから社交ダンスをやり、楽器をやり、ドーバー海峡横断をやり、登山をやりと、あらゆることにチャレンジしてきたが、自分たちでなにかをやるのには限界がある。オーソドックスな他人いじりのダウンタウンやさんまに負けてしまった。
 これは小説家が行き詰まるのに対し、評論家が評論分野を拡げてますます活躍してゆくのに似ている。さんまが「踊る! さんま御殿」でおもしろさを発掘し人気者になったタレントがどれほどいることか。いわばさんまやダウンタウンは球の跳ね返ってくるあたらしい壁を次々と発掘していった。投げる球の球速や球種は同じでも壁の方が変化してくれればおもしろさは変化する。ウンナンは球を投げて自分で拾いに行く。それじゃ疲れる。

 大好きだったビビアンももう三十になるのか。いまどこで活躍しているのだろう。すっかりテレビで見なくなった。南原の愛人と知ったときはけっこうショックだった。
 ビビアンの応援サイトがあるので覗いてみたが、やはりテレビから消えた2002年からは更新されずほったらかし。ファンサイトなんてこういうものなのだろう。


 最初に出来たのが内村、千秋、ウドのポケットビスケッツ。これといって売り物のなかった千秋はここで歌手として名を売った。そこからの派生で南原、ビビアン、天野のブラックビスケッツが出来た。天野は当時改名したばかりの新日の天山と同じように牛の角の帽子を被り天山(あまざん)を名乗ったものだった。いやこれは南原が先に蝶野を真似ていた流れからか。そういえば南原が「リングの魂」をやっていたころだ。あれもしっかり録ってある(笑)。ちょうど深夜の新日中継の前だったので録りやすかった。

「脱退」とあるのは上海から来たケディか。上海でのオーディションシーンはけっこうおもしろかった。隠しカメラで応募者を撮る。わざと待機室からオーディション部屋への通路にモノを倒しておいたりゴミを置いたりしておく。するとカメラの前では愛想がいいが、そういうものには一切気を遣わない娘もいれば、おとなしくて自己アピールはもう一歩なのだが、きちんとそれを片付ける娘もいる。ケディはそういうことがポイントになって合格したのだった。もう上海に帰ったのだろうか。

 これは数年前のことになるが、十数年前のVTを見ていたら、素人物まね番組に千秋が出ていたのでおどろいたことがある。藤倉千秋とかそんな本名で出ていた。なんの物まねをしていたのか忘れたが、平安時代の顔だと司会にからかわれていたことは覚えている。私もヘンな顔だと思った。多くのタレントが消えてゆく中で、千秋はいまはココリコ遠藤の女房となり、ママさんタレントを上手にアピールして地位を築いている。消えていったビビアンやケディがせつない。問題は「ことば」か。昨今のようにクイズ番組が増えてくると日本語に不自由だと役に立たない。

 ウリナリの最末期に小池栄子がレギュラになっている。しかしまだ持ち味は発揮されず、彼女こそオッパイの大きさ以外に能がなく消えてゆくのかと思ったら、しっかりと頭の回転の良さを発揮して活躍している。おもしろいものだ。

 ダビング中に早送りしていたら「踊る! さんま御殿」に前田日明が出ていた。よく覚えていない。きっとおもしろくなかったのだ。前田は昨年の年収が12万円だと言っていた。今年はのブロデュースでぐんと跳ね上がることだろう。前田の復活には勇気づけられたものだ。ぶれずに歩いていればいいこともある。オーニタみたいなのばかりが出世して前田が不遇ではたまらない。オーニタの「初監督作品」だという映画がスポーツ紙に載っていたが、いったいいつ監督したのやら。名前を貸しただけだろう。
 VTからDVDへのダビングが終ったらこんなことを書くこともない。思いついたことはこれからもメモしてゆこう。
  1. 2005/08/24(水) 06:57:37|
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落語と法華経


 求む! ナンミョー嫌いの落語ファン
 仕事をサボって竹林亭白房を覗いたらchikurinさんが「落語と法華経」について書いてくれていた。
 なるほど、ぼくが悩んでいることはchikurinさんにとってはもう解決済みの問題のようだった。

 chikurinさんのあげている演目はぼくも知っている。「鰍沢」「甲府ぃ」「おせつ徳三郎」「堀の内」等である。そのあとのいくつかの「法華ウンヌン」はタイトルからして遠慮しているので聴いたことはない。
 ぼくの腹立ちは──元々がそういう演目なのだから腹立ってもしょうがないのだが──志ん朝の「甲府ぃ」や「堀の内」が抜群におもしろいので、おもしろいからこそなんでナンミョーなんだと白けるのだった。「鰍沢」は子供の時から嫌いだった。全面にナンミョーが出ているからだ。

 今回教えてもらってなるほどそうなのかと思ったのは、「法華経は関東、関西はそれほどでもない」だった。要するにぼくがもっと上方落語を聞けばバランスが取れるのだろう。とはいえ枝雀の「宿替え」だったか、あの辺を聴いていてもドンドンツクドンツクツクなんてのを見学に行くシーンが出てくるし、ぼくには落語家は全員法華経なのかとさえ思えていたのだった。
 それはその強烈さによるのだろう。今回chikurinさんの文を読んで、ぼくは「えっ!? 『天狗さし』や『後生鰻』ってナムアミダブツが出てきたっけ?」と思ったのである。両方とも何人もの演者でかなりの数、聴いている。なのにそれほど「宗教ネタ」の感覚はない。つまりそれはぼくがナムアミダブツの人でそれには抵抗がないということなのだろう。それと比すと前述の法華経ものは強烈だ。「ナンミョーホーレンゲーキョー、ナンミョーホーレンゲーキョー」としつこいほど繰り返される。たまらない。まともな人間なら鼻につく。ナンミョーが嫌いな人なら、それがどんなよくできた噺であれ、しらける。

 キリスト教信者でもないのにキリスト教の宗主の誕生前夜を祝い、プレゼントを交換し、「ひとりぼっちで過ごすイブはさみしい」なんて言う大多数の日本人にとって、ナンミョーに違和感を持って落語を楽しめないぼくは異常なコダワリ男に映るのだろう。

 現在放送されているNHKの大河ドラマ(何度書いても違和感がある。いったいあんなもののどこが大河なんだ。オールスター運動会と大差ない))の出演者は、主役からヒロインまで主要メンバがみな創価学会員だと週刊誌が指摘していた。学会の天敵の『週刊新潮』だったか。ぼくはそんなものは見ないけれど、かといって主要メンバが学会員だから見ない、とも思わない。その週刊誌のように、学会にNHKが乗っ取られたとも思わない(笑)。学会嫌いだからヒサモトマサミ、モンキッキー、ナガイヒデカズ、エレキコミック等を一切見ないという人がいるがそこまでも拒まない。そういう形の宗教に対するこだわりはない。

 ただナンミョーを連発されると話は違ってくる。つまり押しつけである。学会員が自宅で朝晩大声でお題目を唱えていてもそれは自由だが、無理矢理それを押しつけられるとなると話は違ってくる。さいわいにも今まで隣室にいなかったがいたらたまったものではなかったろう。
 chikurinさんが指摘しているように「甲府ぃ」なんて、そもそもがそのために作られた話なのではないかとすら思える。「鰍沢」や「おせつ徳三郎」の「材木があって助かった=題目があって助かった」というオチもバカらしくて聴いていられない。地口落ちとかなんとかいう以前にこりゃ宗教の宣伝だろう。
 しかしそんなことを言ったらゴスペルや讚美歌なんて聴けないことになってしまう。宗教画すら見られなくなってくる。いや絵の飾られている建築物すらか。宗教と無関係に人間世界はありえない。私自身「無宗教は最悪の宗教」と考えている。かといってこのように受け付けないものもある。どうすりゃいい。
  1. 2005/08/23(火) 05:50:39|
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テレビ時代劇


 ちづるにお静はちとキツい
 広島のカメイの対抗馬として東ちづるの名が浮上した。その報を聴いたカメイは「じゃあ鶴亀対決だ」とシャレていた。彼としては最上級。よくできました。

 先日、「銭形平次」を見た。と言っても午前中の再放送。いまやっているのがまた新シリーズで始まるので、前シリーズをプロモーションのように流していたようだ。事実、番組の前後で「いよいよ平次が帰ってくる」と何度も謳っていたし。この平次をやっている背の高い俳優はなんていうんだっけ、しらんふりして先を急ごうと思ったけど失礼だから一応調べるか、村上なんとか、弘明か。
 二回ほど見たがつまらなかった。美術はとてもきれいだと感じたが、箕輪の万七あたりのキャスティングと演出がひどい。アリとキリギリスも。やっぱり万七親分は遠藤多津朗だよなあ。

 そんな中、村上と東の夫婦は美男美女でなかなかよいと思ったが、やはりちょっと東の齢が気になる。どうみても年上だ。今回の選挙関係で45と知る。彼女ももうそんな齢か。ここは二十代の女優を起用すべきだろう。かといって誰がいいとは思いつかないが、東ではちとキツい。しかもこのお静がでしゃばりで次々と事件に関わって行く。そういう切り口の「銭形平次」なのだろうが、どうにも不可解だ。お静は内助の功がいい。テレ朝がやるとこうなるのか。

 テレビ時代劇を一切受け付けなくなってしまっている自分をあらためて感じた。「平次は橋蔵だ。フジテレビだ。水曜夜八時だ。舟木一夫だ」のようなこだわりがあるわけでもない。私の中の感覚の変化だ。それにいちばん近い感覚は、「『PRIDE』を見るようになってからプロレスが見られなくなってしまった」になる。
 あの時代の十手持ちがどういう立場であったかを学べば、与力以上の権限を持って捜査に出しゃばる平次を不自然だと思うし、剣術に関する知識も増えてくれば、町人の平次が短い十手でもって長尺の剣を持った浪人五、六人をひとりで捌くという荒唐無稽な場面に酔えなくなってくる。
 じゃあ酔っている藤沢周平の世界は『PRIDE』なのかというとそんなこともない。あれもあれで藤沢流のプロレスである。だがこちらの納得度合いが違う。読者を納得させるだけの手練手管が尽くされている。十手ひとつで武士五、六人を相手にする平次は、当たっていない猪木の延髄切りでフォールされるマードックのようで、いくらプロレスでも、なあにがストロングスタイルだよと苦笑するのみである。そういう意味の権力と武技という点では矛盾が少ないから、鬼平なんかは平次ほどの反感もなく見られるのだろう。(とはいえ原作を壊していて腹立つから見ないという池波ファンを何人も知っている。)

 もうテレビ時代劇を楽しむことは出来ないのかと思うと、なんだか大切なものを失くしてしまったような気分になる。レンタルヴィデオ屋に並んでいた鬼平を借りてきてコピイして雲南に持って行きたい気持ちがある。でもこんなのは無理して妥協するものでもないし……。
  1. 2005/08/22(月) 05:06:12|
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ワイドショーにかかりっきり

tv.gifワイドショーのニュース順

 選挙ニュースに夢中なので朝と夜のニュースワイドショーにかかりっきりである。それのない昼間に寝て、真夜中に仕事、朝のワイドショーを見てから寝る、という選挙情報中心の生活だ。
 主婦向けのワイドショーが政治ニュースを大きく流したりするようになったのは小泉以後である。タナカマキコの存在もおおきかった。あの人は稀有なタレントである。政治家としては無能だが。
 どんな形であれ亭主を送り出したあとワイドショーを見ている主婦に、政治に興味を持たせた小泉政治の功績はおおきい。

 毎日見ていて「なるほど」と思った。各局のニュース順である。これがきれいに分かれているのだ。たとえば日テレが8時からそれをやっているとする。その間、フジは芸能ニュースを流し、テレ朝は殺人事件の報を流したりしている。そうして、日テレが芸能ニュースに移るころ、テレ朝が政治を始め、フジは殺人事件へ、と上手にみなリンクしているのである。重ならないように。

 それにどういう効果があるかというと、私のような政治好きは、時間の流れとともにチャンネルを替えて8時から9時過ぎまで政治ニュースばかり見ることが出来るのである。そしてもちろん、たぶんこの効果の方がおおきいのだろうが、政治なんて興味のない主婦は、私と逆のチャンネル替えで、うまくそれを避けて芸能ニュースや殺人事件ばかりを見ることが出来るのだ。なるほど各局の暗黙の了解でうまく出来ているものだと思った。TBSはヤクマルのはなまるマーケットで別路線を歩んでいる。この隙間狙いも効果的だろう。朝のワイドショーの1分単位の視聴率変化を見て、どの話題がいま数字を稼ぐのか知りたいと思った。

 ところがきょうのようにまだ盆休みだと、おとうさんの視聴も計算に入れているのか各局ともワイドショーに力が入っている。タナカマキコが吠えただのツジモトが出馬宣言だのと、いちばん旬な話題のこれで視聴率を稼ごうと思ったのか、いつもの仲良し交代制ではなく、一斉に8時からこの話題になったのである。日テレが安倍晋三とカンナオトが出演とやれば、フジやテレ朝は平沼赳夫等が出演したり、マドンナ議員に密着取材、と盛りだくさんだ。せこせことチャンネルを替えまくるうれしい悲鳴である。大好きな安倍晋三の話は聴きたいがカンナオトがほんと~に嫌いなので、日テレは、カンナオトの発言になると急いで替える。なんとも朝からあわただしい。

 いったいこの個人的お祭り状態はいつまで続くのだろう。候補者が出そろうまでか。でも新党の話題もあるし、県議連が受け付けない落下傘候補の話題もあるし、いやはやおもしろい選挙戦である。夜のホーステとチクシはつまらないし見たくない。また野球やサッカーの報道等があってじゃまだ。朝のワイドショーがいい。政治は夜動く。夜動いた政治は朝見るに限る。当分昼夜逆転生活が続きそうだ。(16日投稿が反映されず19日に再投稿。)
  1. 2005/08/19(金) 05:28:55|
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新党立ち上げ──カメイの勘違い


タイミングを逃した旗揚げ──カメイの勘違い

亀井氏ら新党結成へ 参院含め5人でスタート
 郵政民営化関連法案に反対して衆院選で非公認となった自民党の亀井静香元政調会長、綿貫民輔元衆院議長ら反対派グループの幹部が16日、都内のホテルで会談し、新党を結成する方針で一致した。自民党執行部の対立候補擁立に対抗するには、新たな政党が必要と判断した。

 新党は(1)全国規模の政党(2)結成当初の参加は前衆院議員、参院議員計5人(3)衆参の反対派議員に順次参加呼び掛け―の方向で、17日に再会談して最終調整。亀井氏らは同日午後に自民党の離党届を提出する見通しで、夕方にも記者会見して正式発表したい考え。(産經新聞より)

 こういうのものは解散前に根回しが済み、時期を待って雄々しく立ち上げるものである。それがやれるはずがないと思っていた解散を平然と実行され、うろたえ、新党党首として石原慎太郎のところに駆け込んで断られ、意気消沈し、それでも県議連が支持してくれるからだいじょうぶだろうと高をくくっていたら、それも党本部からの締め付けであぶないとなって、これしかもうないと、まさに泥縄の立ち上げである。政治はイメイジであるからこのタイミングは最悪としかいいようがない。果たして最終的に何人になるのか、何議席取れるか。みものではある。

■カメイの勘違い
 イメイジと言えばカメイは根本的な勘違いをしている。総裁選で小泉に負けた風の流れをルックスと受け止めたのだ。当時、「こんな顔に生まれたことを後悔してますよ」「こどものときはかわいかったですよ、いつからこんなになっちゃったのか」と、冗談めかしてだが、内心の本気が見える顔でしゃべっていた。顔の悪さ、趣味の古めかしさが今風の若者受け、女受けする小泉に負けた原因と考えたのだ。そういう解釈しかできないことがこの人の限界なのだろう。

 それで始めたのがブランドもののスーツを着たり、メガネを外国製高級品に替えたりすることだった。勘違いが最悪の方向に走っている。そんなことをしても、首を振り振り音痴の(ほんとに音痴だ)「兄弟仁義」をがなり、支持者に土下座する映像を流されているのだから、逆効果でしかない。やるべきことは、オペラが趣味だのX-Japanが好きだのという小泉と逆路線の、徹底して「兄弟仁義路線」を売ることだった。その路線に居直ることだった。メガネなど外国製ブランドでなく、街の安売り眼鏡屋で売っている安物を使っているとか、あるいは親父の代からもう何十年も利用している広島の街中の眼鏡屋で買っているとか、そんなことのアピールだった。

 それが「ぶれない」になる。小泉のいちばんの強みは「ぶれない」ことだ。決して「兄弟仁義」が「X-Japan」に負けたのではない。たしかに一時X-Japanにリードを許したろうがそんなものは単なる物珍しさである。日本人は本質的に兄弟仁義の方が好きなのだ。それで勝てる。勝負になる。相手がX-Japanだからこそ自信を持って兄弟仁義でよかった。
 なのにカメイは「ぶれた」。揺らいだ。それがすべての敗因なのにそのことに彼は気づいていない。また彼が自分の趣味嗜好に不安を覚え「ぶれた」とき、「そうではありません、今こそ兄弟仁義です」と注進する側近もいなかった。そして今回の離党と最悪のタイミングの新党立ち上げである。終った。
 この勝敗に小泉戦略は無関係だ。この人に関する限り、自分一人で滑って転んでをやっているように思える。それを首相の強運というならたしかにそうなのだけれど、それ以前にこの人がここまでの人なのだろう。(16 日に投稿したが反映されず19日に再投稿。)
  1. 2005/08/19(金) 05:21:00|
  2. 政治
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結論! DVDメディアは日本製を使いなさい!


 結論。DVDメディアは日本製を買いなさい!
 一週間ほど前にまた一番安いDVDメディアを50枚買ってきた。1600円。1枚当たり32円になる。
 今までずっと使ってきた製品である。最初は10枚組を3セット買ってきた。それはエラーが出なかった。それでこの廉価な商品でも充分と判断した。次の30枚は5枚ほどエラーが出た。捨てるのももったいないしと思い、プリンタブルだったので猫の絵や雲南の風景等を印刷し絵皿のようにして壁に飾った。思えばまだ餘裕があったのである。エラーはわずらわしかったが安さの魅力にもあらがいがたかった。なにしろ同じような製品が1600円と5000円以上だから差額はおおきい。良質な日本製品50枚分で150枚買えるのだから多少のエラーは仕方ないと思っていた。しかし。

 今回のはひどかった。最初の10枚でまともに使えたのは3枚のみ。あと7枚がエラーである。これには頭を抱えた。
 chikurinさんは数年前に一年がかりでVTからDVDへの移植を済ませている。その話の中にエラー、ミス、失敗などは一切出てこない。まともなメディアを使っている人はダビングによるエラーとはどんなものかと知らない人もいるのだろう。うらやましくもあるが人間苦労して成長するからせっかくの苦労の機会をもったいないことをしていると思わないわけでもない。なんてことを思うはずもない。

 エラーにはいくつかのパターンがある。
 まずいきなり「このディスクは使えません」と出る場合。これは気楽だ。ポイと捨てられる。あきらかな缺陥品である。めったにない。
 この「VTをDVDに移植」というのは何年も前からやりたいと願いつつHDDレコーダを買う機会がなく実現しなかった。昨年暮れにやっと購入し、今年の春ぐらいから始めたことである。うまく一台にVHS、HDD、DVDと揃っているレコーダを安価で購入できたから買い時のタイミングとしてはよかったろう。
 数年前にパソコンでのDVDコピイにはトライしていた。このときにだいぶいきなり「使えません」のエラーが出ている。しかし当時はエラーの原因がメディアだとは断定できなかった。廉価な品から日本製品まで実験的に数多く使用している。なにしろもともと映像にあまり興味はないからレンタルしてきたコピイガードのかかったDVDをコピイすることに燃えているわけではない。そういうことが出来る時代になったらしい、そういうことが可能なフリーソフトがあるらしいということへの興味からやってみただけである。
 このときに最初の「メディアは高い製品が安定している」と学んでいる。太陽誘電なる奇妙な名前の会社がいかに優秀であるかを知ったのもこのころだ。
 CDやCD-RW、DVDにいきなりこの「このディスクは使えません」と出るとさすがに不愉快であるが、明かな粗悪品なのであろうとポイ捨てしてあきらめる。何枚も連続するメイカだと記憶して二度と買わないようにする。このパターンに関してはこれだけである。

 次に、いつの間にか録画が止まり「エラーが発生したのでダビングを中止しました」と出るパターン。これはけっこう傷つく。4時間のダビングを始める。仕事部屋からトイレに立つとき、ちらと居間にあるHDDレコーダの方を見る。ダビングが終っている。エラーに慣れないころ(こんなものに慣れたくないが)、「お、もう終ったのか」と思ったのだからおめでたい。まだ2時間しか経っていない。4時間のダビングが終るはずはないのだった。
 エラーが発生したのでダビングを中止したとメッセイジがあり、そのディスクは再生しようとしても(しようとすること自体がびんぼうくさいが)「これは再生できないディスクです」と表示される。記録面には半分ぐらい記録された跡がある。むなしいが捨てるしかない。これが第二のパターン。

 しかしこのふたつは最後のこれと比べたらまだ受けるショックもすくない。最悪なのは、すべてが順調に終ったのに最後の最後、ファイナライズ処理で「失敗」と出るパターンである。ダビングは順調に終り、DVDのタイトルを見るときちんと表示されているし、再生も出来る。このままこれを作ったSONYのHDDレコーダで使うだけならなんの問題もない。が狙いはどんなDVDプレイヤでも再生できる汎用使用なのだからファイナライズ処理は缺かせない。それをする。まともなら1分ぐらいで終る。20ぐらいある目盛りがひとつひとつ塗りつぶされるようにして進行してゆく。太陽誘電のメディアを使っていたときは一度のエラーもなく順調だったのでまったく気楽だった。安物メディアにしてからもほとんどうまく行ったし、たまにエラーが出ても、たまたまひどい素材なのであろうとあきらめられた。

 だが連続するとなると問題だ。ファイナライズ処理の20個の進行ボタンが順調に塗りつぶされて行く。なのに19個目で止まる。ドキっとする。「まさか」と思う。そのまま数分。もうだめである。まともなら全部が1分で終るのにこの最後の領域でもう2分以上停止したままだ。文字通り固唾をのんで瞶める。みのもんたに「ファイナルアンサー」と言われて待つ時間のようである。VTをHDDにダビングするのに6時間。それをCMやたまに紛れ込んでいる不要な番組、無録画部分を削ったりしての編集に30分(きちんとすると1時間かかるがそれほど真剣でもないので適当にやる)、HDDからDVDへのダビングが5時間である。合計12時間程の作業が無になるかどうかの瀬戸際である。そうして、出る黄色の文字。「ファイナライズ処理に失敗しました」「このディスクは再生できないディスクです」。そのあとに「確認」のボタンを押さねばならない。それは12時間の作業を0にすることだ。なかなか押せなかった。いやほんと。

 これを7枚連続でやられた。失った合計時間は丸三日以上である。もちろん機械にかってにやらせていて、私が直接関わった時間はたいしたことはないのだが、ここまで失敗が連続するとさすがに落ちこむ。
 それで私はこんなことも考えた。「もしかしてHDDのファイルに異常があるのでは」と。
 先日のノアの東京ドーム大会、テレ朝の橋本追悼。これを合わせて2時間半のDVDにしようと思っていた。これにエラーが連続する。最初はノアはまともに録れて橋本の部分でエラーになり止まっていた。橋本のファイルに問題があるのかと、これを最初に録りノアをあとにしたら、今度はノアのところで止まっていた。次はうまく行ったのだがファイナライズ処理で失敗した。ここまで失敗が連続するとノアや橋本のHDDファイルに問題があるのではないかと思えてくる。ここまで同じファイルで連続して失敗した経験がない。
 思えばこのHDDレコーダのHDDは購入してから酷使されている。録っては消し録っては消しの連続だ。バソコンのHDDで言うならデフラグをしないとボロボロの状態なのではないか。いま入っている番組をとりあえず全部DVDにダビングして一度HDDを初期化してやろう。そう思った。しかしそのダビングが出来なくて苦労しているのである。どうでもいいお笑い番組は消してもいいがやはりノアと橋本は消せない。

 日本製のメディアを買いに行くことにした。これで試せばDVDメディアがわるいのかHDDレコーダのファイルがわるいかの結論も出る。またかつて使った太陽誘電は50枚で一度もミスが出なかったので別格としても、SONYやマクセル、TDKでたまに出るなら、DVDメディアとはこんなものと割り切れる。なにより「太陽誘電を使えばいいのだ」という「いざとなれば」があるから気楽である。
 ビックカメラでマクセルを20枚買ってきた。しっかりと「原産国」を見た。もちろん「日本」である。どのメディアにもそういう表示がある。なんかこういう電子的な製品で「原産国」という言いかたがおかしい。
 太陽誘電のブランドであるThat'sはでっかく白地に赤の日の丸で「The 日本製」と謳っている。店内のビラにも「DVDは信頼できる日本製を」とあったから、この問題は私の思っている以上に深刻なのかも知れない。私はなんでも泣き寝入りタイプ(そういうものを買った自分の責任)なので店にクレームをつけたことはないが、気性の激しい人ならたとえどんな安物であれ商品として売った以上そちらの責任だ、と乗り込んで暴れるだろう。そういう問題を避けたいおおきな店が安物を置いていないことが理解できる。

 20枚入りが太陽誘電で3400円、やはり一番高い。マクセルで2600円、SONYは25枚入りで3000円、TDKはその真ん中。50枚で1600円のメディアを使ってきた身にはまぶしい値段である。思えば先日の秋葉原、「包装は富士フィルムですが中身は太陽誘電です。50枚で3980円。お買い得です」は、ほんとにお買い得だったんだなあと思う。太陽誘電の50枚パックは5900円だ。あれを買っておけばよかった、と思う。だがあれを買っていたらその後もダビングはスムースに進み、こんな挫折も迷いもなかったのである。やっぱり失敗って意味がある。(と書けるのはすべて問題が解決したあとに書いているからだろう。)
 太陽誘電は最後の砦として日本製品では一番安いマクセルを買ってきた。その差額700円でプリンタのインクをひとつ買う。しかし太陽誘電なる珍妙な会社の製品がSONYやマクセルより高いのだから知らない人が見たら混乱するだろう。マクセルなんて大切なレコードをダビングするときにしか使わない高級カセットテープのメイカだった。

 マクセルで何枚もエラーになるならHDDのファイルが悪いとわかる。その場合は一気にHDDを初期化しよう。ノアと橋本に未練はあるがしょうがない。いやHDDからVTに落とすという手もある。マクセルでもエラーは出たが結果的に無事出来たなら、日本製でもそこそこエラーは出るのだとわかる。その場合はこれからも安物路線と日本製品を併用してゆくのか。700円ぼっちを惜しんでマクセルでエラーが出て、もういちど太陽誘電を買い直すってのは痛いな。でもマクセルにそんなことがあるとも思えないし。いろいろ考えつつ家路を急いだ。

 結果。あれほどエラーの連続だったのにノアも橋本もすんなり録画でき、すなおにファイナライズ処理も終った。あまりにあっけなく苦笑するのみである。その他の番組も順調にダビング出来、願い通りHDDを初期化した。HDDのファイルにエラーはないとわかったがこの初期化はいい目に出るだろう。すべての原因は安物メディアだった。
 最廉価の品が1枚30円前後。平均的な日本製が1枚120円から150円。4倍から5倍値段が違う。1枚だとちいさな金額だが私の場合800本ほど移植するので2万4千円か10万円かの違いだからそう考えるとけっこうおおきい。しかし12時間の作業が無になるか有になるかと考えたら、この1枚につき120円の差額などどうでもよくなる。それはもう身をもって知った。ほとほといやになった。だからこそ決して負け惜しみではなく、エラー知らずの人よりは意義のある体験をしたと思っている。もうしたくはないけれど。
 これからは日本製メディアを使う。「原産国 日本」が基本だ。

 こんな形で日本製にこだわることになるとは夢にも思わなかった。というのはIntelであれAMDであれCPUはマレーシア製である。HDDはタイ製が多い。先日買った2.5インチは韓国製だ。MBは台湾製が圧倒している。キイボードやマウスは中国製である。
 「日本の会社のブランドパソコン」でも中身は多国籍だ。混じり合っている。「おれは日本製しか使わない。外国製は信頼できない。中でもSONYが好きでね。SONYしか買わない。富士通は大嫌い」なんてのはある種こっけいである。私はそれをSONYのノートを分解していたらHDDが富士通製で、Made in Thailandであることを知ったときに思った。違いはもう外見のみである。だからこそこのような消費メディアでいまさら「日本製」にこだわるとは思いもしなかった。

 と、こんな結論が出ました。
  1. 2005/08/16(火) 04:42:34|
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通向けの佳作──「師匠」立川談四楼

 通向けの佳作
 私は「落語も出来る小説家」と名乗る落語家、立川談四楼に対して好感を持っていなかった。
 というのは、今までに読んだ何冊かの「トンデモ本」等に書いている彼の文章がつまらなかったからだ。「こんなつまらんことを書く暇があったらもっと落語に精進しろよ」と思ったものだった。ああいうのは編集部がネタを押しつける場合もあろうが、それぞれが自力で見つけたネタを持ち寄る場合も多いだろう。「トンデモ本」の場合は後者のように思う。もともと<と学会>はそうして出来たものだ。しかしここまで「トンデモ本」もメジャになってくると、そうそう人を唸らせるものも残っていない。彼が見つけてきて解説しているものはたいしたものではなかった。
 もうひとつ、「才人揃いの談志門下の中で、物書き部門担当」のような感覚が気に入らなかった。これはまあ生理的な反感か。

 そんなに気に入らないのになぜ借りてきたのかと言えば、そりゃタイトルに尽きる。「師匠!」とあったら誰でも談志との内輪話を思い浮かべる。この本を手にする人のほとんどはそうだろう。
 談志本が好きな私はもう全部読んでしまったので、今度は側面から攻めてみるかと(?)こんなのを借りてきたのである。先日「新釈落語噺」を買ってきた。いい本は借りて読んだあとにまた買うことになる。なんであれを買ったかというと2冊の全編に志ん生への愛と畏敬が溢れていて、ホームページに引用したい箇所が山とあるからだった。談志は文楽も圓生も超える自信があったが志ん生だけは……と思っていたのではないか。とこれはまた別の話。

 そんな思いで借りてきたから8月2日に借りてきたのになかなか手を出さなかった。いや出したのだがつまらなくて投げたりしていた。それが腰を落ち着けて読み始めるとおもしろく一気に読破してしまった。通好みの佳作である。ただし談志の内輪話は書いてないからそっち方面の期待は裏切られるし、なによりかなり落語好きでないと楽しめない。だからこそおもしろい一冊。
  1. 2005/08/14(日) 23:45:21|
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日本政治の悪弊──亭主が死んだら女房が立候補──永岡桂子


 これが悪弊!

 自殺した永岡洋治氏の妻・桂子さんが夫の選挙区である茨城7区から出馬する意向固める


8月1日に自殺した永岡洋治氏の妻・桂子さん(51)は、夫の選挙区である茨城7区から出馬する意向を固め、12日午後、地元で記者会見することになった。(Yahooニュースより)

 故・永岡議員は亀井派ながら郵政法案に賛成票を投じた。
 茨城の古河から東大に進み、ハーバードの大学院を出て、農林水産省に入る。当時から国会議員、総理大臣の夢を描いていたのだろう。地元でも飛び抜けた俊才であったにちがいない。しかしどんなエリートであろうと地盤がないと田舎選挙には勝てない。官僚を退任し満を持して出馬したのだろうに、二回続けて落選する。2003年、やっと獄舎に繋がれた中村喜四郎の補選で当選する。

 そうして今回の郵政法案とその後に噂された解散。執行部は賛成票を求める。次回の選挙には絶対的に強い元建設相・中村喜四郎が刑務所から保釈されて立候補してくる。こちらは日大卒と経歴はだいぶ落ちるが父親の代を継いだ生粋の田舎代議士。地盤看板カバンを揃えて選挙にはすこぶる強い。年はひとつしか違わないのに中村は初当選が27歳、永岡は52歳。まともに闘ったらまず勝ち目はない。執行部は「反対票を投じたなら次の選挙では公認しない」と迫ったのだろう。これは党執行部として当然。
 落ちたくない永岡はそれを受け入れ賛成票を投じた。亀井派の中では針のむしろ。あからさまに非難する議員もいたという。それもまた当然だ。

 自殺すると早速亀井が執行部の強引なやり方による被害者だと言い、「弔い合戦だ!」と叫ぶ。執行部は亀井派のいじめが自殺に結びついたと主張する。こんなことで自殺するような弱い男は国の舵取りを決める国会議員の資質に闕けているから自裁を嘆く気など毛頭ないが、この場合の「どっちが原因を作ったか」を敢えて選ぶなら、そりゃ「裏切り者、裏切り者」と責めた方だろう。
 しかしより大事なのは政治家としての肝っ玉。賛成票を投じたのだから平然と郵政法案賛成の派閥に鞍替えし、何食わぬ顔で押し通す図太さがなければ政治家はやって行けない。ゼネコン汚職にまみれながら保釈中の身で平然と立候補する中村喜四郎にはそれがあるが、ハーバード大学院卒のこの人にはなかった。すなわち政治家失格である。官僚でいればよかった。自分を見極める目がなかったということだろう。なんでそんな細い神経なのに政治家を志したのかわからん。郵政法案に関して最も衝撃的な事件だったこのことに私が触れなかったのもそれによる。この程度のことで自殺する人は政治家失格である。

 選ばれた職業に就くのには一芸に秀でた能力、凡人にはないプラスの能力が必要である。歌手やスポーツ選手を見ればわかる。ところが政治家の場合は特殊で、「あるべきものがないというマイナスの能力が必要」とよく言われる。すなわち図太さだ。普通の人のように誹謗中傷を気にしたりする神経、過去の自分の発言に拘泥するような神経、それがないことが政治家の条件なのである。
 この点において永岡氏はふつうの感覚の人だったのだろう。政治家の資質に闕けていた。私は彼の自裁という結末を悼む前にだったらなんで政治家なんかになったのだと感じた。新井将敬の場合とは事情が違っている。故人を批判しないことは日本人の礼儀であるから触れなかったけれど。

 だが女房が出てくるとなると話は別だ。なんというくだらないことであろう。茨城のような田舎県にはこのパターンが多い。今も狩野がそうだし、葉梨は娘婿だし、うんざりすることばかりだ。そういう中、この永岡は中村の事件の隙間狙いとはいえ、自力で議員の地位にたどりついた珍しいパターンだった。選挙の時には国会議員の世襲制と茨城の古い体質をを手厳しく批判したことだろう。だが今度やろうとしていることは同じだ。「当選」というやっと得た権利を手放したくないという慾得である。
 出てくる女房も女房だ。ヒラリーのように亭主以上に権力の座に興味があり亭主を操って大統領に押し上げたような女房ならともかく、どう考えてもこの永岡夫人は、東大からハーバードを出て農水省に勤めるエリート官僚と結婚した女房でしかなく、政治家になるために生きてきた人ではあるまい。せっかく得た地盤を失いたくないという後援者の希望で立候補を決意したのだろうし、後援者はまた「弔い合戦」という日本人の琴線に訴える一生一度のチャンスなのだから、もしかしたら刑務所帰りの中村に勝てるかも、と踏んだのだろう。

 中村は代議士の息子として子供の時から跡を継ぐことを前提として育てられたピュアな政治バカである。なにしろ名前だって世襲している。能力は知らんが日本の政治家としての世知には長けている。そのぶん脇が甘いから汚職に巻き込まれたりもする。自民党非公認でも公認の永岡女房には勝つだろう。盤石の地盤を持っている。それが茨城っててもんだ。しかし万が一永岡の女房が勝ったとしても、なんとも気分の悪い政治である。なんとかならんのか、この体質。

【附記】 橋本の女房出馬?
 というところに今度は橋本龍太郎の女房が出馬のニュース。
 橋本が小選挙区からの出馬を取りやめるとは前々から言われていた。日歯連事件(こんなことはどうでもいいが)以前に、首相時代に中国の女スパイと通じた国賊であるから当然の進退である。ところがここも代わりに女房が出るという。バカらしくて話にならん。なかなかの賢夫人と言われていた人だがなにを考えているのやら。もっとも夫婦仲はとっくに冷え切っているしオスとしての使命を終えた亭主に代わりこれからの残りの人生を国会議員として華々しく生きるのも悪くないと考えたか。わかるような気がしないでもない。


【附記・2】


 その後、女房は出馬せず次男が出ることになった。

  1. 2005/08/12(金) 08:14:49|
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郵政法案狂騒曲


 郵政法案狂騒曲

 いよいよ大詰めである。8月8日月曜日が決選投票になりそうだ。
 否決の可能性が高いらしい。となると衆議院解散である。小泉さんは、やる。どんなにシンキロウが喚こうとも。ありゃ派閥の領袖として面目丸つぶれだし悔しいだろうな(笑)。
 
 この春、図書館勤務から選挙係(正しくはなんという職場なのだろう)に移動したらいぶさんは固唾をのんで推移を見守っていることだろう。否決され衆議院解散になったら、らいぶさんには空前の忙しさが待っている。都議会議員選挙のときでも数日泊まり込みだったというから激戦区の国会議員選挙となったらそれどころではないだろう。その代わりこの大山を乗り越えると年末にチェンマイでのんびりと家族と過ごす時間は確定したことになる。
 可決され解散がなくなったら激務は押し寄せてこないが、いつか爆発する爆弾みたいなものだから腫れ物に触る気分で待つ日が続くことになる。年末にきな臭い噂が流れたらチェンマイに行くこと(らいぶさん流に言うと里帰り)は叶わなくなる。待機状態だ。
 どっちがいいだろう。私がらいぶさんだったら「さっさとすませてくれ」の心境になる。
 区役所の勤務でもこういう極端に忙しい時期とそうでない時期が分かれる業務があると知った。いろいろである。
 
 私は郵政民営化賛成なので可決して欲しいと願うが、それ以上に解散の楽しみもまた大きい。こういうのは不謹慎なたとえながら、「馬場鶴田組が防衛するだろうが、どちらかというと負けた方がその先の展開はおもしろくなる」のような読みと通じる。

 議員という職分に拘泥せず今の任期を勤めたら好き勝手に生きようと思っている小泉首相だから解散したら選挙がたいへんだという自民党議員のことなど関係ない。いくら森が派閥の長を降りるとごねても通じない。郵政民営化という我を通すのみである。それでやってきたのだから当然だ。
 解散になったら亀井、平沼らは新党結成である。これが50人前後、綿貫らは無所属のグループで行くだろうといわれている。この亀井らの新党に石原慎太郎は関わるのであろうか。都知事のまま党首になるという噂も流れている。最大の興味はこの点だ。
 選挙の結果200人を切るであろう自民党は過半数を確保できない。亀井平沼の新党との共闘はありえない。すると民主党と亀井らが組むのか。綿貫グループももちろんそっちだ。民主、新党の合同政権が出来て、自民党は150人ほどの野党となる。いや民主党と亀井平沼新党は思想的に合わないから民主党とは絶対に組まないだろう。権力闘争だから政治に絶対を用いるほどくだらないことはないが。自民党と社会党が組んだときは呆れて、腹が立ち、立ちすぎて笑っちゃったもんな。じゃあどうなる。
 
 いちばん具現的なのは民主と公明の合同政権だろう。すでにそれらしきことを公明党は言っているし、政権与党になるうまみさえあれば民主と組むことにためらいはない。よくないねえ。宗教が政権のふぐりを握っている。
 問題は首相だ。民主のオカダがなるのか。これだけはイヤだ。しかしそうなる。
 
 民主党に政権を渡したくない自民党が新党と組む可能性はあるか。だったらなんのための分裂かとなる。石原新党ならいい。石原新党と自民党が共闘して総理に石原がなる。私の場合、これがいちばん楽しい展開になる。中国韓国にノーと言える日本、夢のようである。北朝鮮の拉致問題も一気に進展するだろう。ついでに民主党から西村真悟が新党に移籍して防衛大臣になると理想的だ(笑)。
 そのあとは安倍晋三。さて月曜はどうなるだろう。
  1. 2005/08/07(日) 00:01:59|
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インターネットラジオの魅力


 インターネットラジオの魅力 
 図書館に寄りいつものよう本を借りたが、CDは借りようとしばらく探しはしたものの、落語はもう借り尽くしているし、音楽の方もこれといって欲しいものもなかったので、きょうはいいかと借りなかった。今まで図書館に行ったら必ずCDを借りていた。本は読み終わってから返すので早くても四、五日はかかるが、CDはその日のうちにダビングして翌日に返してまた借りる。毎日缺かさず借りていた。図書館詣でが始まってから、CDだけ借りるはよくあったが、本は借りたがCDは借りない、というのは初の経験になる。

 聴きたいと思うものがほぼ揃っていて音に飢えていないのがその理由だが、以前から目をつけている聴いてみたいコンピものもまだまだたくさんある。なのに借りなかったのはインターネットラジオがあるからだった。
 Smooth Jazzの局を聴く。いいなと思う知らない曲が流れてくる。ミュージシャンと曲名を調べる。それがもう楽しく、かつまた必要にして充分なので、今は図書館のCD棚を探してまで借りようと思わないのである。



 これは物事として正しい順番であろう。以前意識することなくタイで買ってきた「ヒット曲100」のようなMPCDから流れてきた曲をいいなと思い、リアン・ライムスを知ってCDを入手した。この場合の何が入っているのか知らなかったCDはいわばふいに流れてくるラジオと同じである。事前情報はなく偶然に知る。感性で好む。そしてそれをより詳しく知りたいと願う。それが正しい。

 ちまたで流行っているから、みんなが知っているから、知らないとまずいので、というような理由で音楽を知ろうとするのは良くない。(いやそれが若いってことなんだけど。)
 世間は関係ない。音楽は自分が好んだものを聴けばいい。私はいまの若者の音楽を知らないが、それは世代の壁を突き破って届いてくるだけのエナジーがあちらにないという問題でしかない。真によいものなら届くはずである。
 それらに対してこちらがやっておくべきことは耳を開いておくことだけだ。耳を閉じても真にすぐれたものは、とも言えそうだが、そこまでは言わない方がいいだろう。で、「耳を開いておく」とは「ラジオを聴くこと」である。ラジオさえ聴いていれば真にすぐれたものは必ずこちらの心に響いてくる。日本語のラジオを聴くことは今、かなりの苦痛を伴うが……。

 好んで聴いているのはアメリカのモントレイからの放送である。ここのJazzがいい。
 聞き慣れたLee Ritenourの曲もラジオから流れてくると新鮮だ。大好きなJonathan Butlerの曲にうきうきする。もう十年以上前のアルバムか。数え切れないほどクルマのCDで聴いたがラジオで聴くのは初めてだ。ただそれはいかにぼくが彼の曲のかかるFMラジオを聴かないかの証明でもある。なにしろM先輩にもらったCDで知ったミュージシャンなのだからJ-Waveじゃそうとう流れたのだろう。



 韓国のMUKUL CASTというのも気に入った。これは国花の木槿の花からとったのか。いやムクゲは日本語だ。韓国語では違う。いやいや韓国語でもたしかムグン・ファとか似たような発音だった。MUKULはムクルだから関係ないか。
 若い娘のかわいい声だと朝鮮語もけっこう魅力的に響く。韓国の流行歌、朝鮮語のPopsに、I love youだのYey Babyとか入っているのを聞くと、いずこも同じかとため息が出る(笑)。

 図書館に通いすぎだと思っていた。心のバランスを改訂太郎。欠いていたろうだよATOK。インターネットラジオのお蔭で図書館通いは借りた本を読み終わったときの週一二回に落ち着けそうだ。やはりADSL回線、常時接続の恩恵はおおきい。

  1. 2005/08/04(木) 01:48:30|
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2001年に始めたサイトMone's World--http://monetimes.web.fc2.com/の出張版ブログ【木屑鈔】Boku-setsu-shouです。
2005年からやっているライブドアブログから引っ越してきました。FC2のサイトは2007年から利用させてもらっていました。これでやっとサイトもブログもFC2で統一です。
メールは、moneslife2000@kpe.biglobe.ne.jpまで。

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